最近人に頼まれて色々アメリカへの語学留学をしたい人を助けることがあったが、ちょっと最近の日本の留学したい人たちの間の風潮にびっくりしたので書きます。どうも、日本には留学サービスと言う仲介サービスが非常にはびこっているらしい。こういう業者は何をするかと言うと、多額のお金を取って入学手続きや学生ビサの手続きを代行するらしいのだ。留学と言っても、語学留学から大学院留学まで色々あるが、特に語学留学をしたい人たちにこういうのを使う人が多いらしい。言葉(英語)に不安がある為、こういうサービスを使うのだろうが、どうも何でも金で解決したがる日本の文化的側面がちらつく様な気がする。英語の勉強に来るのに、英語の手続きをお金を払って人にやってもらうというのはどうかと思う。大学院や大学の学部への留学ならまだしも、ただの語学留学なら入学手続きは非常に簡単だ。こちらの語学学校にとって日本人はお客さんなのだから、お金が払えることが証明されさえすれば普通入学を拒否されることはない。学校の情報等も今はインターネットで簡単に手に入る時代だ。9/11のテロ以降、学生ビサ取得の手続きが以前より面倒になったと言っても、ちゃんと順番を踏んでやれば大丈夫だ。こういう手続きを自分でやる人の為の日本語の情報交換のウエブサイトがあるはずだと思って検索してみたら、案の定、3分もしないうちにグーグル検索でそういうサイトを発見。
地元の大学付属の英語学校で留学生の世話や受け入れ事務をやっているアメリカ人の友人によると、最近ほとんどの日本人と韓国人がこのようなサービスを使ってやってくると言う。彼女によると、日本人と韓国人はどうもこういうサービスを使わないと入学許可もおりないし、学生ビザも取れないと思い込んでいるらしいというのだ。全くそんなことはないのだが、、、
日本の留学志望の皆さん、入学とビザ手続きぐらいは自分でやりましょうね!
3 comments:
まだネットとかなかった20年位前僕もCAに一ヶ月程のの短期語学(遊?)留学に行きましたが、確か東急系の代行業者に手続き頼んでしまいました(ちゃんとF1も取りましたよ)!一番のメリットはホストファミリーの斡旋でした。BY 欣治の弟
まあ非常に短期な旅行感覚の英語留学をする人はお手軽サービスでお金を気にせずにこういうサービスを使うんでしょうが、実際は英語学校自体でホストファミリーや寮またはアパートを斡旋してもらえる様になっているのです。ですから別にサービス使わなくてもできるんですよ。
しかし、自分でお金を貯めて長期で、または英語学校のあとに大学や大学院に入るつもりで来るなら、こういうサービスにお金を使うのはもったいないですし(その分こっちに長くいるのにお金を使った方が得策)、手続き自体からも色々学ぶことが多いですから、そういう人たちは是非全部自分でやった方がいいと思います。
なるほど、手続きから学ぶという事には激しく同意致します。面倒くささをお金で解決するのは日本人にありがちな悪い癖ですね。お金と同時にせっかくの英語、文化、習慣を学ぶ機会を失った事に今頃気づきました(猛省)。
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