アメリカに18年以上住んでいるが、日本語はちゃんと忘れていないつもりだ。でも相づち等で最近 I see とか you know とか出てしまうのでこれはしょうがないと思うが。ところで最近かみさんとボイジー市内の寿司やに行った。ここはタイ人がオーナーでカウンターの中の寿司シェフもタイ人。でウエイトレスがきて日本人かと聞くので「そうだよ」と答えると急に彼女は日本語になった。聞くと小学校から短大まで日本で過ごしたという。お母さんが日本人なのだそうだ。日本語はほとんどおかしいところがなかったが、お酒を頼む段になって、「熱燗にしますか、冷や燗にしますか?」と聞かれた。そこでよせばいいのにちょっと日本語の講義をこのハーフの女の子にしてしまった。
大体「燗」をつけるというのはお酒を温めることなので、温かさの度合いを示す言葉を始めにつけて「熱燗」とか「ぬる燗」という風には言うのはかまわないが、「冷や燗」というとおかしな話で「冷たい」というのと、「温める」といういう意味の二つの言葉が矛盾してしまう。でも彼女によると、以前日本の居酒屋でアルバイトをしていたときに若い従業員たちはみんなこういう言葉を使っていたのだそうだ。近頃日本に行っていないが、日本の日本語かなり変になってるんじゃないか?
2 comments:
18年もアメリカにいるのでしたら特に若い人の言葉に違和感を感じるでしょうね。冷や燗とは流石に聞いたことがありませんが、ほとんどのスーパーやファーストフード、コールセンターで中国の方がたくさん働いているのに驚かれると思いますよ。
ハイ欣さんコメント初登場!カキコ有り難うごザンす。日本も外国人増えたみたいですね!アメリカは外国人だらけでございます(私も外人)。今度こっちにも遊びにきてください。
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