Friday, August 11, 2006

ヘンリーズフォークは今日もタフだった(その1)

ヘンリーズフォークに行ってきた。でもやっぱヘンリーズフォークはムズカシイ!以下予告通り今回の釣行を記すこととす。でも長くなるのでこのポストでは釣行前日の様子より書いて見よう。

(写真はA-Bar)次の月曜日を休むことにして、土曜日の朝から釣れるように金曜日早めに仕事を切り上げて、金曜の夕方自宅を車で出たのは午後4時過ぎ。距離は578kmあり、大体5時間半で着くと読んだが、向こうには9時20分ぐらい着いた。着くちょっと前に遅くなりすぎないうちにジミー氏に電話を入れてみる。結局ジミーのフライパターンが今回のキーとなったのだが、これはまた後述することとしよう。一度ポカテロで停まってガソリン入れてトイレに行ったが、それ以外はノンストップだった。もう暗いのでまずA-Barに行ってみる。しかし広いホールにお客は3人しかいない。で何か食べようとメニューを頼む。ステーキとかハンバーガーとか色々あったが、ハリバット(オヒョウ、カレイのでかいやつ)を頼むこととする。ビールを飲みながら待っていると、なんかすごく見栄えのしない食べ物が出て来た。トーストが二切れとフライパンで炒めたらしき油ぎたぎたのフレンチフライ、それにいかにも冷凍のハリバットを焼きましたという感じの小さい魚が一切れ。これで12ドルはちょっととり過ぎなんじゃないかと思った。これをとにかく平らげ(お世辞にもうまいとは言えなかったが)、これでもうここで食べるのはよそうと言う確信を持ってしまう。以降の食事は全てすぐ隣のトラウトハンターでとることとした。

A-Barの食い物のまずさと、バーの活気のなさにがっくり来たので、ちょっと飲み直そうと隣のトラウトハンターにはしご。ですぐ隣の駐車場に行ってびっくり!なんと車が30台以上停まっている。これこそ明と暗、陰と陽である。中に入ると人がわんさかで大盛況。昔はA-Barしかなかったのであれでもやって行けたらしいが、まともな食べ物としゃれたインテリアのトラウトハンターに客を取られ、A-Barは売り上げ激減。ここのおばちゃんは当時相当がっくり来たらしく、ある筋の情報によると、日本人フライフィッシャーマンがおばちゃんにファックユーって日本語でなんと言うかと聞かれて、「くそったれ」という言葉を教えたらしい。

とにかくトラウトハンターでバーに座り、ジャックダニエルなんぞを飲みながらなかなかいけるエビの串焼きのつまみを食べていると、隣に座ったやはりフライフィッシャーマンらしきアメリカ人と釣りの話になった。彼は名前がピエールだというのでフランス人みたいだなと言ってやったが、本当に父親はフランス人だと言っていた。彼は多分30代半ばぐらいの感じでとっても気のいいニイちゃんという感じ。かなりここも常連らしく、ここの客の多くと顔見知りのようだ。こいつはヘンリーズフォークで子供のころから釣りをして来たらしいが、今は車で2時間はなれたモンタナのボウズマンに住んでいて、未だにここにもよく来るらしい。彼はその日、Wood Road 16(日本人の間ではパインヘブンと呼ばれているらしい)のアクセスポイントでイブニングを狙ったらしい。ライズは見つけたがそれがかなりの強者で、色々試したがヒットしてくれなかったと言っていた。彼に色々ヘンリーズフォークのアクセスポイントを教えてもらったり、ヘンリーズフォークの常連の間では有名なGrub Steakというガソリンスタンド兼よろず屋(サンドイッチがうまいらしい)のオーナーのラリー(ヘンリーズフォーク釣り歴30年!?)を紹介してもらってまたまた釣り談義。しばらく楽しいひとときを過ごし、今晩トラウトハンターのガイドの一人の誕生パーティーがあるから一緒に行かないかとピエールとウエイトレスの女の子に誘われたが、明日の釣りに備え、今日は早めに退散することとする。

この晩は適当に国有林の中のキャンプしていい地域に車を乗り入れて、車の中で寝ることにした。アウトバックは後ろの座席を倒してしまえば体をのばせるし、Therm-A-Restと寝袋で結構快適に寝れた。蚊はあまりいなかったが、朝の冷え込みに備え、窓は全閉にしておいた。ここアイランドパークの8月の平均最低気温は摂氏5度まで下がる。でも寝ている間特に寒いとは感じなかった。

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