泊まったロッジの温泉プール。日本の温泉感覚からするとちょいぬるめだが、プールの様に長く入るならちょうどいいかもしれない。ここからユージーンまでは山を下って1時間と近い。とにかくこの道のりでここまで来たが、まだユージーンに行ったことがないので今日はこの町を探索することとする。この町にはUniversity of Oregonがある。こういう大学町って好きなんだよね。ロッジは標高1500フィートぐらい。ユージーンの町は600フィートも無いようだ。とにかくユージーンは谷の底の平野の一番どん詰まりにある。この平野に流れるのはウィラメットリバーであり、これとコロンビア川との合流点がポートランドだ。最近はウィラメットバレー産のピノ•ノワール種の葡萄を使ったワインがかなり人気。ちなみにこのウィラメットリバーが作り出した平野はアメリカで一番肥沃な土地とされており、1800年代に大量の移民が東部や中西部からオレゴントレイルを通って当時まだ未開の地だったこの辺に移り住んできた。ボイジーはこのトレイルの西への経路だった。
ユージンのオリーブ通りの北端にあるアレンブラザースというカフェを偶然見つける。こういう気取らないヒッピーがたむろしそうな茶店はリラックスできて好きだ。で、コーヒーではなく、お茶を飲む。ポットで頼んでお茶を飲む。ポットだからしばらくある。全部飲んじゃったあとは、もっとお湯を入れてもらえばもうポット一個分時間をつぶせるというかこういうところでうだうだするのを楽しめる。ネットサーフィンをしてもいいし、people watchingをしてもいい。無料の小冊子やローカル新聞に目を通したりと、、、時間がゆっくりと過ぎて行くのだ。あてもなく、気の向くまま。
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