Saturday, August 12, 2006

ヘンリーズフォークは今日もタフだった(その2)

車で寝てやっぱりベッドとは違うので朝5時半に起きてしまう。まだ外は暗いが空がかすかに白み始めて来ている。まだゴロゴロしてよーかなーという感じだったのだが、立ったままできない用を足したくなって来て、トレペを持って来ていないのに気づき、さて起きてどこかでトイレを探さなくてはと頭の中で候補地を探す。確かお立ち台のところにトイレあったよなーと思い出し、いそいそと起き上がってエンジンをかけて5分ぐらい走って公衆便所のドアに鍵かかかっていないことを祈りドアを開けてみる。ラッキー!開いてるじゃんというわけでほっと一息。こういういきさつで早く起きてしまったのだが、まだ早いので一応有名なアクセスポイントを一通り確認しようと車で走り回ることとする。最初の写真はお立ち台のすぐ上流。
そしてこれはボーンフィッシュフラットに続く道の入り口で、このメイルボックスが目印。








これはWood Road 16(日本名:パインヘブン)のあたり。









明るくなってわかったけど、こんなに虫だらけでした。

と色々走り回って時間をつぶし、7時ちょっと過ぎにヘンリーズフォークアングラーズが開店するので一応情報集めがてらに行ってみる。このときやはりヘンリーズフォークに来たのだから、自分の頭の中はドライフライの釣りしか頭になかった。一応マイクローソン氏にも挨拶したあと向かいのトラウトハンターで朝食をとる。でもマイクはいつも自ら店頭に出ているようで、向かいのルネさんとは大分経営スタイルが違うんだなーという感じ。ヘンリーズフォークアングラーズは釣りの道具やフライ以外のものはあまりおいていないし、二階に小さいコーヒーだけおいてあるカフェがある(食べ物なし)。それに比べてトラウトハンターは宿からレストラン兼バーまでやっていてフライショップ以外にもかなり多角経営している。さてかなりのボリュームのオムレツを平らげ、これは昼抜きぐらいでちょうどいいという結論に達し、以降このパターンを通した。確か10時くらいからまずお立ち台から歩き始め、下流に向かいながらライズを探す。30分以上歩いたが何もない。さらに下流に歩く。ビッグベンドに近づいて少し小さい魚のライズあり。しかし極端に小さい魚。しかしある所ではそこだけ雨が降っているような感じで連続ライズをしていた。
そうするうちにそれより少し大きいかなという感じのライズ群に遭遇。で、ここで少しキャストしてみた。何しろ水面上にはいろいろな虫が流れて来ていて、何を食べているのか特定できない。PMDやBWOのスピナーやダンを投げてみた。ヒットは何回かあったが、魚が小さすぎてフッキングしない模様。
そこでジミー大森氏の傑作パターン登場。働きアリである。これで2投目にフッキングできる魚がパクリ。8インチと小さいが、今回初の魚は、割とすぐランディングできた。しかしここには小さいのばかりだったのでもっと大きいのを探してさらに下流へ。ビッグベンドが折り返して中州があるとこら辺で少しまともなサイズらしきライズあり。5〜6尾散らばって散発的なライズ。もちろん一番大きそうなやつは一番遠くにいる。このとき少しキャリベタスが流れてくるが、決定的なハッチと言うほどではなかった。ここでは結局風も吹いて来たり、近づけば遠ざかるまたはライズをやめる等のよく聞くパターンで結局とれず、あきらめ戻ることにする。途中岸の近くでライズするものあり。割とまともなサイズ。このとき風は後ろから吹いていたので岸から少し遠ざかり、上流に回り込んで2投目の働きアリにすぐ出てくれた、が、あっというまに6Xをぶっちぎりで行ってしまった。一度ジャンプしたのを見ると多分14〜15インチぐらいだったが、なんとヘンリーズフォークの魚の瞬発力のあることよ。これ以降、ジミーのアドバイス通りここでは5X以下は使わないことにした(私は未来の環境のためにフロロカーボンは使わない主義)。この後またお立ち台まで歩いたが、特にライズは発見できなかった。戻って来たのは既にもう2時半ぐらいだった。ちょっとお立ち台のあたりで休憩。
さてどこに行こうと考えたが、去年の9月に行ったハリマンズ州立公園からのアクセスポイントに行ってみることにした。そのときも大分シブかった。さて入園料(1日4ドル)を払って中に入り、一通り去年ガイドと一緒に歩いたルートをたどってみたが、ほとんど全くライズ無し。やはり所々で小さい魚の単発ライズが見られただけだった。ここもライズがなかったのでほとんどキャストすることなく、歩き回るだけに終わる。ホントこの日はよく歩いた。ほとんど一日中ライズを探して歩き回ったので疲れてしまった(まともなサイズのライズがあまり見つからなかったし、、、)。でイブニングはお立ち台上流に戻る。夕方暗くなる前からまた歩き回ってみたが、やはりライズは始まらない。ウエイディングを始めて見たが、岸ぎりぎりのところで小さい魚が少しライズしているだけだった。この日はこれでおしまい。

そのあとトラウトハンターのレストランに行く。晴天下を一日中歩き回ったのでビールがうまい。またラリーにあって今日はどうだったという話になり小さいの1尾と多分14〜5インチのやつにティッペットきられたよと言うとそれだけ反応あれば今日の感じだと上出来だと言われた。んーやっぱここはタフだね〜

2 comments:

african said...

遠征お疲れ様です。それにしても本当に美しく、それでいて難しい所ですね。欲張りはしませんが、やはり一度はTryしたいですね。(かなりの確率で念仏を唱える自身があります。笑)

yokoyam3 said...

タイミングによってはこれよりいいこともあるんだと思いますが、どうもこれまで2回の釣行ではかなり難しいという印象でした。でも釣れなくてもとても綺麗なところですので一度は行ってみることをお勧めします。魚はむちゃくちゃ強い(O川とは大違い)し藻がたくさん生えていますのでのでティペットは最低5Xは必要だと思います。