Thursday, June 1, 2006

速報、O川復活!

イブニングにO川に行ってきた。この前の日曜日からやっと流量が600cfsぐらいとなり、何とかウェイディングできるレベル。でも未だ水の濁りはとれていない。川沿いの道を上流へと走っていると、リバーキーパーフライショップのオーナー、ティムのトラックを発見。彼は普段は浅くて岩がごろごろしているところでときたまライズする魚をアトラクターで狙っていた。彼によるとPMDのハッチが期待されるとのこと。で、自分は上流へと向かう。何箇所か車を止めてチェックしたがあまりめぼしいライズなし。でいつものところまで来ると空中に多数のPMDあり。水面にもPMDのスピナー多し。この川でこんなにPMDを見たのは初めて。ここ数年はキャリベタスがこういう感じだったんだが、洪水の後で水生昆虫の勢力分布が変わったようだ。
こうなると当然PMDのスピナーを結びたくなる。たまのライズのある巻き返しにこれを投げること数回、短いけど体高のあるブラウン(15インチ)がこれをパクリでめでたく1尾目をランディング。すかさずストマックポンプで何を食べているか確認すると、案の定このスピナーと小さい蟻が出てきた。しかしドライフライで取れた魚はこれのみ。その後はまったく音沙汰なしなのでいろいろ試してみたのだがだめなので、少し上流に歩いてみた。ここでもライズはなし。そこでビードヘッド・カディス・ラーバを上に、サンホワン・ワームを下に結んでサイドチャンネルのちょうどいい流速の流れ込みにこれを投げてみた。何投目かにインディケーターがはっきり反応し、これをとる。後でこの場所をウエイディングしてみたが、ひざよりちょっと上ぐらいの割と浅いところだった。これが20インチ。で、その後ほとんど立て続けに後2尾(ともに18インチ)をまったく同じところから上げる。3尾ともサンホワン・ワームを食っていた。このフライでつれたのは初めて。水が濁って増水しているときには効果があるようだ
PMDのスピナーは相変わらず空中に多数見られたが、水中には黒っぽい羽化寸前のフェザントテール形のイマージャー(多分PMD)を見る頻度が増えてきた。もっと日没まで粘ればPMDのスーパーハッチに遭遇できたかも知れないが、そろそろ帰らなくてはならない時間なのでここで竿仕舞いとした。
とにかくO川のブラウンたちはご健在ということを確認できた。