
今日からレイバーデイ(労働の日)の週末3連休。いつも泊めてもらってるシアトルの友達夫婦がやってくることになっているのだが、朝出て車でやってくるのでボイジーに着くのは夕方になるはず(片道8時間ぐらいのドライブ)。というわけでこの連休にどのように釣りの時間を組み込むかと考えると、初日の朝から昼ぐらいまでとなるわけで、そうなると近場のボイジーリバーということになる。市内を流れているので近さは申し分無い。最近入った情報から一カ所行きたいと思っているアクセスポイントがあったのでそこに行ってみた。朝9時過ぎに入って、トライコスピナーやメイフライのスピナーがたま〜に水面上を流れてきたのだが、ちらほらライズがある程度だったし、この川にはカディスが沢山いるのを知っているのでのでまずエルクヘアカディスから試してみた。川に入ってしばらくロッドを振っていると、入る前には気づかなかったライズや魚の影等が見えてくる。

一番一般的なタンカラーのエルクヘアカディスから始めて何尾かフッキング。他のカディスパターンもいろいろと試してみる。夏はいかだ下りの人が沢山下ってくるのだが、昼ぐらいまでほとんどいかだは来なかったので割と静かに釣りをすることができた。で、いろいろトライしたあとこのフライをドライとしてまず使ってみたが反応はあんまりよくないね。で一度沈めて最後にスイングさせ、ピュピュピュと引っ張ってみるとすぐアタリ。これで結局5尾ランディング(一番大きいのは11インチ二尾)。近所ながら割と楽しめた。この写真のフライ、パッと見はエルクへアカディスだが、よく見るとボディーに金のラメが巻き込んであったり、ウイングの下にズィーロンのループが入れてあったりと手が込んでいる。どこで手に入れたかは忘れてしまったが、感じとしては、Xカディスとアイリスカディスのアイノコと言った感じ。これは多分ドライでも沈めてストリップでも使えるがこの日は沈めた方が良かった。といろいろやっているうちに、かみさんには昼に帰ると言っておいて時計を見たらもう1時過ぎ。というわけでこの辺で引き上げる。

シアトルからお越しのクリスとサラ。8時間の運転お疲れさまでした。

夕食のあと、うちの犬が何かを追っかけたと思ったら逃げた動物はこれだった。ラクーンがこのアタリに何匹かいるようだ。こいつらは木登りがうまくて、木の上で下をうかがっている。結構これが夕食後の余興となった晩だった。