Wednesday, December 24, 2008

クリスマスイブ

今日クリスマスイブにクリスマスディナーをすることにして、つり友達のベニーを招待した。外は雪が降り続き、文字通りのホワイトクリスマスであった。ここ数年、バスク風料理のレシピで毎年クリスマスにはハリバット(オヒョウ、ヒラメのでかいやつ)を食べている。ボイジーにはバスク系の人がたくさんいて、以前このレシピをあるバスク食材店主催の料理教室で習って気に入り、これがうちのクリスマスの18番となった。

いつもながらおいしかったです。白身で淡白な魚で、ソースはクリームとエビとロブスターを使ったもの。そのうちオレゴン州やワシントン州、またアラスカの近海等でこれを釣りに行ってみたい。

サンバレーも雪沢山

サンバレーのビデオレポートです。今年は雪がたくさんだ。ということは来年も水の心配はしなくていいのかな?

Tuesday, December 23, 2008

明日はもうクリスマスイブか

このところぐっと寒くなり、割と雪とかも降って珍しくボイジー市街にも雪が残っている。これじゃオワヒも凍り付いてるんだろう。この前の日曜は冬至だったが夏のすごく長い日照時間に比べて、ホントすぐ暗くなるし、朝も8時近くなってやっと明るくなる感じ。でもこれも峠を越した訳だ。

突然脈絡なく話が飛ぶが、下の写真はベトナム系中国人経営のオリエントマート(アジア系食材店)で見かけたド派手のまねき猫。
最近日本人のやってる店でなくてもほかのアジア系のお店でもよくまねき猫を見るが、その需要に応えてこの中国版(?)のまねき猫ができたのだろう。でもちょっと気味が悪いね。

さて、ちょっとつりの話。最近友達から仕入れた情報。最近開発された新しいフライフィッシングの方法を紹介しよう。モフィットアングリングというやり方で、魚をいためないやり方らしい。針とフライを分離して、特別な形の針を使うところがミソらしい。そのうち試してみようと思う。

Sunday, December 7, 2008

デッキの霜とオワヒの氷

今年の春に家を改築した際、玄関の前にデッキを作ってもらった。これができてから初めての冬。玄関は北向きなので、一部このように朝霜が降りるようになった。そろそろ冬に突入か。サンバレーリゾートも10日の水曜日からスキー場オープンだそうだ。

先週の雪辱を晴らすべく、今週は一人で昼頃オワヒへ向かって出発。今回はマホガニーダンのイマージャーも使ってみたり、パラシュートフェザントテイルもちゃんと用意して準備万端の心積もりである。しかし、今回は前回よりだいぶ寒い朝の気温。まず下流のあるポイントにライズを見つけたので入る。先週よりだいぶ氷が増えてきていた。流れの緩いところは8割方凍っている。マホガニーダンもあまりみない。まずはマホガニーダンのイマージャーをドライのトレーラーとして水面下を漂わせてみるが反応なし。トレーラーをゼブラミッジ系に替えてもだめ。水面下で何か補食しているライズがかなり頻繁にあるのだが、これらのドロッパに見向きもしない。そしてドライを外してパラシュートフェザントテイル一本(だいぶ大きいサイズ12番、これも一応ドライ)で少し遠いところにライズしている魚めがけてキャスト。これを一度くわえてくれただけでここはおしまい。そして上流へ。ここでも上記と同じようなコンビネーションを試したがだめ。もう暗くなってきてしまった。で、最後のさいごで白いグラスビードのシギースペシャルをクロスにキャストしてスイングしながら細かくストリップする冬のオワヒの常套手段を試す。これで一度魚がヒット。フッキングならず。で、また同じテクで攻めるとやっとのってくれた!18インチ強の太っちょブラウン。
魚の写真は岸の氷の上で撮る。冬は当然ながらすぐ暗くなってしまう。今日はレディントンのCPS、9フィートの4番で初めて魚とファイトできた。オービスの5番のラインがぴったり。この竿は安い割(中国製)にかなりいいフィーリング。キャストのときは固くてコントロールしやすい感じだが、魚とのファイトではちゃんと曲がってくれて、固めの竿にありがちな暴れる魚に追随せずパンパンはねてしまう感じもなく、コンスタントにプレッシャーを与えてくれる。メイドインUSAの値段の高い竿よりいいぐらいだ。どうもこれからはこれを5番の竿としてメインで使いたくなってきた。
この週末は近所のスーパーのセールでダンジネスクラブの安売りをしていたので、つりから買えるとケリーがでかいカニを4匹も買ってお待ちかね。二人とも1匹ずつ食べてもまだ頭が二つも残ってるよ!でもこのあと結局fume blancとともにすべて私の胃袋へと消えてしまいました(笑)。

Sunday, November 30, 2008

久しぶりのオワヒ

最近オワヒとご無沙汰であったが、やはりこれは精神衛生上よくないのでまたやってきた。10月の半ばに例年通り流量が減ってからまだ一度も来てないんだからこれはよくない。前回は超大漁であったが、今はブラウンの産卵真っ盛りである。浅瀬にでかいやつがたくさんいてばちゃばちゃやっているのがみれる。ライズの群れを見つけるが、ほとんどこの写真のように小さい魚。大物が産卵をしている間、鬼の居ぬ間にという感じでフィーディングレーンに出てきてばくばくミッジ等を食べている様子。

今日はカベラズのメールオーダーで買ったレディントンの4番9フィートの竿のデビューもかねている。300ドルの竿が150ドル(半額)ナノでつい手が出てしまったのだ。57ミリオン(5千7百万)モデュラス(弾性係数?)とかなり固めの竿なので、オービスの5番のラインでまず試してみた。どうもこれくらいのラインの重さでぴったりのようだ。聞いた話だが、最近は固めのファーストアクションの竿がはやりなので、サイエンティフィックアングラーのラインはみんな半番手重いんだそうだ(例:5番のラインは5番と6番の間の重さ)。オービスも最近ファーストアクションの竿専用のラインのシリーズ(少し番手より重めのライン)を出しているようだが、自分の持っている5番のラインは普通の5番なのでこの竿(4番)にちょうどいいようだ。この日は主にミッジと写真のマホガニーダンが出ていたが、魚はこれらのイマージャーを補食していたようだ。

Thursday, November 20, 2008

ボジョレーヌーボー

日本で以前大騒ぎしていたボジョレーヌーボーですが(今でも騒いでるんでしょうか?)ボイジーでは、店に売っているのを見つけて「あっもうそんな季節か」と思う程度です。

Monday, November 17, 2008

侍ラーメン

アメリカにはあまりまともなラーメン屋がない。ボイジーでも一応食べれるが、すし屋さんが片手間にやってるって感じのラーメンがあるだけです。東海岸の方に行くと、多分ニューヨーク辺りならまともなラーメン屋もあるでしょうが、多分その他の町にはないんじゃないかな。ミシガンのデトロイト近辺には、日本の自動車関係の会社派遣の日本人が多いせいか、ラーメン屋が数件ある。そのうちの一つ、マッチャンラーメンは知り合いの松田さんがやっているお店。ミシガンに帰るといつも寄ることにしています。
さて、シアトルに来るといつもいろいろ行きたいところや食べたいものがある。日本食だと、ふじ寿司、まねき、侍ラーメンといったところ。

侍ラーメンは割と最近できたお店でラーメンとどんぶりもの専門。一応豚骨ラーメン屋さんということになっているが、醤油味や塩味、みそ味もある。とっても小さい店なので、混んでるときは行列ができてしばらく待つはめになる。写真は豚骨ラーメンと辛子明太子どんぶりのセット。確かサムライアーマーセット(サムライの甲冑セット)とかいう名前をつけていた。本場の豚骨ラーメンとはちょっと違うらしいが、かなりいける。で、
あっという間に平らげてしまいました(笑)。

Sunday, November 16, 2008

オーエン登場!

少林寺拳法の黒帯セミナーがあったので、久しぶりにシアトルに行ってきました!うちはかみさんとグレイハウンド2匹の一家総出。また友達のクリスとサラの所に泊めてもらったのだが、今年の8月に生まれたオーエン君が仲間入り。とってもかわいい赤ちゃんです。写真はお母さんのサラと。

Tuesday, November 4, 2008

オバマが圧勝

オバマが圧勝でマッケインを下した。ほんと、アメリカの大統領候補ともなると両者演説がうまい。まずマッケインが本拠地アリゾナで敗北演説をしたのだが、これがまた堂々とした愛国者としての気品をも漂わせる立派なものだった。そしてそのあとしばらくたってシカゴで大観衆を前にオバマの勝利スピーチ。勝ったからといってそうはしゃぐわけでもなく、有色人種初のアメリカ大統領となる人物の歴史的演説をこなした。ほんとなんでこんなスピーチがうまいんだろうと感心してしまう。

たまににグーグルニュース等で日本の政治家の話を読んだりするが、麻生首相が毎晩高級ホテルを飲み歩いて云々とか。で、新聞記者に問いつめられてそこで怒ってやくざみたいな発言したりとかしてたみたいだ。ほんと、イメージがずいぶんちがいますな。ちょっと日本人としてがっかりしちゃいます、、、
アメリカは元から民主主義の国であるが、考えてみるとその投票のシステムはものすごく効率がいい。ゴアの時はちょっと変なことになったが、一日のうちに全ての州で投票してその日の夜中までに誰が次の大統領になるか決まってしまうのだからすごい。これだけの数の投票を全部開票しないまでも統計等を駆使してある程度カウントするとその州ではどちらの候補が取ると宣言されるようだ。ほんとすごいね。

Wednesday, October 22, 2008

マエストロ、ほほえむ

朝6時に起きて荷造り。7時半に出てマエストロをピックアップして高速にのる。1時間弱西に走って、オレゴンとの州境のあたりでここから北へ。アイダホ州には南北に走るインターステイトハイウエイが無い。南の方に走る84号線と北の方に走る90号線があるだけで(偶数のインターステートは皆、東西に走る)、南北の道は皆対向車がいるし、くねくね曲っていたりでそう飛ばせない。6時間ぐらいかかってやっとアイダホ北部の街、ルイストンへ到着。クリアーウォーターリバーはこの街のすぐ隣を通った後、スネイクリバーと合流する。
クリアーウォーターリバーの水は本当にクリアーだった。ルイストン界隈では水量もかなりあるが、上流に向かって12号を川沿いに走ると、Orofinoをすぎたあたりからだんだん川のサイズが小さくなる。釣りの結果?スティールヘッド釣りだからそう簡単にはいかない。初日に一回だけちょっとしたヒットの様な感じのものがあったが、自分の方はあとは全く何も無し。ほとんどスペイキャスティングの練習をしにきた様な感じだった。上の写真はRed Shed Fly Shopに立ちよった時のPoppyと私。さすがのマエストロも最後の最後までヒットが無かった。
で3日目最終日、いろいろ移動した後の最後の場所でさすがマエストロ「フィシュ!」と叫ぶ。オロフィのの上流まで上ってきたある場所で始めてヒット。かなり強者の魚でずんずんラインを引き出す。8番のシングルハンドの竿にフローティングラインプラスファストシンキングティップをつけてハイスティッキングでニンフィングをしてのヒットだった。ちなみにストライクインディケーターは無し。ほんと最後の最後でマエストロにこの見事な1尾!ハッチェリーフィシュだったのでキープ。スジコを取ってイクラにしていただいたが、春のスティールヘッドより卵の皮が未だ柔らかく、非常においしかった。

Tuesday, October 14, 2008

クリアーウォーターリバー


土曜日から、クリアーウォーターリバーにて、Bランスティールヘッドを、すぺいろっどで、ねらうぞよ。こうごきたい!

Sunday, September 14, 2008

オワヒで大漁

夏の忙しさにかまけて、ブログさぼっていたら3ヶ月ぐらい時間がワープするはめになってしまいました。7月始めのヘンリーズフォークから、間が飛んでもう9月中旬のレポート。この間7月に1週間休みを取り、日本から来た弟夫婦と母親とバケーションしたり(当然釣りに行きました)、8月2週間(また休みを取った)にわたってケリーとうちのグレイハウンド2匹をスバルのステーションワゴンに載せてオレゴンコーストを北カリフォルニアから北上の旅(釣りはちょっとだけ)したりといろいろあったのですが、これは後から時間があるときに埋めていこうと思います。なんせ、オレゴンコーストのロードトリップでは500枚以上写真撮ったんで未だこれもちゃんと整理してないし、、、まっ、ぼちぼちやってきまっせ。とにかく今日は九月の気持ちいい日曜日。快晴で気温も気持ちよい日の昼過ぎに、またオワヒにマエストロと彼のガールフレンドのジニーとやってきた。今日ははっきり言って大漁でした!この上の写真、自分が今日釣った中で一番でかかった21インチ(53 cm)のブラウン君。


今日は結局8尾ランディングしてもう2尾ブレイクオフと大漁。こんなに快晴で日が照ってても良くつれてくれました(ちなみに今日は満月!)。ランディングした8尾は21インチ(53 cm)一尾、後は全部19インチ(48 cm)と形もそろってくれていう事無し。まず最初に入った場所はリッフルのテールオフ。ここにファットアルバートにユバピューパのドロッパを落とすとファットアルバートをアタックしてきた魚をまずゲット(19インチブラウン)。その後そのすぐ下のプールで水面直下で何かを食べる魚の群れを見つけてあの手この手でこれを取ろうとやってみたがだめ。そこを上がって別の場所に移動する時、マホガニーダンを発見したので、次に移動する際これに似たフライをバッグから出してフライベストに入れておく。で、それなりの色とかたち、大きさの(上の写真)CDCフライを次で使ってみた。これがあったてまた2尾をゲット(21インチと19インチ)。暫くして反応が無くなったので自作のアイリスキャディスをつけてまた1尾追加。
さて、マエストロとガールフレンドのジニー。ジニーはマエストロに引き込まれて最近フライを始めたが、この日も22インチ半を筆頭に3尾あげてなかなか健闘(コーチがいいからね)。このTシャツがにくいでしょ?今日はマエストロ不調と言いながら結局この日の終わりまでに6尾ランディング。
さーて、今日の最後8尾目はシギースペシャルをストライクインディケーターの下につけるテクニックで来てくれた19インチのレンボー。オワヒでこのサイズのレインボー釣ったの久しぶりです。思わず顔がにやけているのが自分でもわかる。帰り道の満月がとっても綺麗でした。


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Tuesday, July 1, 2008

もう最終日になってしまった

あーまたブログ大分さぼっちゃいました。さてヘンリーズフォークの最終日。結局期待してきたもののまだ大した魚は上がっていない。さて、この日の朝は昨日行ったアシュトンの辺りのカルデラの下のヘンリーズフォーク、Vernon Bridgeに朝から入る。
橋のところは駐車禁止というのに気づかず、しばらくここで釣ってたが注意されたのでちょっと下流のボートアクセスへ。するとなんとかなりいいサイズのレインボーがぼこぼこライズ!まわりには下の写真の大きいメイフライ(グレイドレイク??)が飛び交う。
こいつはイタダキだと思ったのだがそう簡単にはいかない。あの手この手でキャストするがどれも全く見向きもしない。その間どでかいレインボーが流れの中を連続ジャンプなんかしてくれちゃって、フラストレーションはたまるばかり。まわりの老練のフライフィッシャーマンたちも皆あきらめて上がり始める。一人の爺さんと話したが、1週間ぐらい前は結構簡単にフライをくわえてくれていたらしい。何がちがうんだろー?しかしここにはかなりでかい魚がいるというのを確認。将来また来た時もぜひともここはトライするべきところ。ここをとうとうあきらめた上がったのは確か午後1時過ぎ頃だったかな。

さて、もう既に下流側に移動しているので、このまま帰ろうか、どうしようかと考えたのだが、そうしょっちゅう来れるヘンリーズフォークでもないので、Uターンしてまた上流にむけて走りだす。そしてまたウッドロードへ。走っている途中に雷雲がにわかにそらを覆い、かなりの突風が吹き始める。空は暗いし風は強いしで、ウッドロードでは釣りをやめて退散していく車と何台もすれ違う。みんなこっちが釣り場に向かって走っているのを見てびっくりした様な顔をしている。もう最後だからとにかく釣りができなくても川端にでも座って水面でもしばらく見ていよう位のつもりだった。

ついてみると案の定一人だけ釣っているが後はがら空き。水面は強風のため白波がたっている。とにかく岸沿いを歩きながら水面を見る。ゆっくり歩く。端まで行って戻ってきて、半分ぐらいまで来たところで風がやむ。そうすると、去年大きな魚が岸沿いにいたところ辺りでライズを確認!結構でかい。多分20インチ近いか?このセクションはいつもいろいろな虫が同時に流下してくるの何を食べているのか当てるのが非常にむずかしいのだが、このときは強風で全て一掃された水面に流れてくるのはPMDダンのみ!しめしめ、こうなるととにかく最初から奥の手のハロップフライ、ノーハックルダンを5Xに結ぶ。なんと日も照ってきたのでティペットにもちゃんとマッド塗ってスタンバイし、かなり上流からまわりこんで追い風でダウンクロスが狙える様に位置取りをする。で、2投目、フライを見失ったが近くでライズしたようだったのでゆっくり合わせると、おーっ、のっている!!ツーイにまともなサイズがかかったー、と思ったとたんにふっとテンションが無くなる。それはないだろー!X?、、、で、リーダーを見てみると、ティペットを太いのから細いのに継ぎ足したところの結び目で切れている。実はこの午前中にVernon Bridgeの辺りでズィンガーのワイヤーが切れてラインックリパーを川に落としてしまい、結び目の余分なものは歯でちぎっていたのだ。多分これでノットが弱くなっていたのに違いない。痛恨のブレイクオフ−!!!!

というわけで、今回はやっとまともなサイズを掛けるところまで行ったのだが、切られてしまいました。これがヘンリーズフォークですな。また挑戦しにきますわー。

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Monday, June 30, 2008

まだ生きてます

しばらくブログのアップデードさぼってますけど、まだ生きてます。ビンビンです!夏はいろいろ忙しいのでまたあとでね。

そう簡単にいかないのがこの川だ

しばらくブログをサポっていたらもう8月になってしまった!? ヘンリーズフォークの2日目を書きま〜す。お待たせしました。

ヘンリーズフォークと一口にいってもいろいろなセクションがあるし、それぞれのセクション間で結構距離があるのでそれらを行ったり来たりしているとどんどん時間を無駄にしてしまう事が良くある。6月終わりは一番いいと聞いていたのでどのセクションも結構いいのかと思っていたのだが、今年はちがうのか、どこに行ってもライズが無い印象をうけ、妙に静かだ。初日のランチセクションなんか暑い中えんえん歩いたのだが、ライズを見たのはの一カ所だけで、そこでは小さい魚の集団ライズのみであった。こうなると以前から魚の気配がいつもあるのを知っているウッドロードに行きたくなる。というわけでとにかく今朝はウッドロードへ。
朝から割とライズがあったのだが、この時間はそう大きい魚のライズは無かった。とにかくいろんな虫がいっぺんに流れてくる。スピナー系が多いようだが(マーチブラウン?)、PMDやBWOのダンもちらほら混ざる。割とライズはあるのだが、それらはみな特に定位してライズしているという感じではない。この朝はフライを投げればライズが止まってしまうか、遠くに移動してしまうというパターンばかりだった。そのうちライズ自体もだんだん無くなってきたので、昼過ぎにずっと下流のアシュトンへ移動した。ワールドキャストアングラーの人が今よく釣れていると言っていたところだ。
オラブリッジの辺りには以前入ったことがあるが、行ってみるとアクセスの駐車場が橋の手前オンリーになっていた。駐車場に帰ってきた人によると、朝は良かったがもうちょっとスローになってきたので上がると言う。グリーンドレイクかグレードレイクの様な大きいメイフライが目につく。川に降りてみたが、特にライズがあると言うわけでもない。そこでニンフにスイッチ。まず1尾ホワイトフィッシュがあがる。そのすぐあとに、ストライクインジケーターが上流に3mぐらい一気に動く。ここは流れの速い瀬なので相当強い魚だ。でぐぐっと来たと思ったらラインの方向よりずっと下流でジャンプ。凄いパワーだわ。でふっとテンションが無くなる、、、バレた。そのあとは全く反応がなくなったのでまたキャンプ場のヤートに帰って少し昼寝。
イブニングはまたウッドロードへ。またライズが結構ある。フライは少し大き目(サイズ16番)のラスティーパラスピナーを5Xに結ぶ。ダウンクロスに投げて下流に相当送り込んでやっと食ってくれた。で、12インチ(尺)。でも小さいね。
この後もうちょっといいサイズがかかったのだが、ティペット(5X)をぶっちぎられる。ジャンプしたので魚体が見えたが、せいぜい14インチぐらいだったと思うが、ここの魚は凄く瞬発力があるので侮れない。

というわけで今日は納竿。トラハンに飲みにいってきょうはおしまい。

Sunday, June 29, 2008

今日から一人で3日間釣り三昧!

一夜明けて快晴だ。Worldcast Anglersは以前Hyde Lodgeだったところをワイオミングのジャクソンがベースのフライガイドサービス会社をやっているこのビジネスが買ったそうで、宿泊料が以前より多少安くなっているのがうれしい。

ここで朝食も提供してる(10ドル)のでそこですませる。そういえば、二階の窓から道の反対側に見えるAバーはどうも店を閉めた様に見えるので店のにいちゃんに聞いてみた。彼によると、ここも去年Worldcast Anglersが買ったそうで、今年中に改装して再オープンするそうだ。でも名前は残すのかな?この後フライショップで情報とフライを仕入れる。Henry's Fork Angersでマイク•ローソン氏に昼間はどこに行ったらいいか聞く。とにかくランチセクションに行って歩けと言う。
昼はランチで釣る。でも暑い中歩いて歩いてライズ無し。結構暑かったのでかえってきてへたる。トラハンで遅い昼食の後ハリマンパークのヤートにチェックイン。イブニングに備えてちょいひるね。オズボーンブリッジにてイブニング。確か6時半頃入ったが結構人がいる。とにかくライズを待つが、昨晩の様にはなかなかならない。水温を測ってみると、何と華氏70度(摂氏21度強)もある!こりゃあかん!これじゃお魚にストレスがたまってしまう。この晩は多少ライズもあって小さい魚を何尾かあげたが、まわり30人ぐらい釣っている中でまともなサイズをかけたのは二人だけ。でもそのうち一人は走られまくってバラし。もう一人はなんとかランディングした模様。虫は多分カディスとマーチプラウンっぽいスピナー。結局期待したブランドレイクなど全くでないままイブニングは終わってしまったのだった。

Saturday, June 28, 2008

HFに到着

本当は土曜の朝一で出たかったのだが、三晩も家を空けるとなるとかみさんの機嫌を取りつつ行う必要がある。かなり前からこの釣行に関して各方面に声をかけておいたのだが、結局一人で行くことになった。それもまたよし。結局家を出たのが午後4時半ごろ。オズボーンブリッジには夜9時40分頃たどり着いた。

この時期にここに来たのは初めてだ。この駐車場にこんなにたくさん車が停まっているのを見たのも初めて。橋の下流にはかなりの釣り人が川に入っている。今の本橋の下流にある木の橋のところから下流を眺めるに、結構ライズもあるようだ。とりあえずこちら側の岸沿いを下流に向かって歩く。もう遅いので今日はスカウトのみだな。最初に出くわしたのがなんとルネとボニー。「調子はどう?」と聞くと、「蚊がすごいんでもう上がるよ。どうもカディスのイマージャーを捕食してるようだ。」とのこと。
かなりくらくなってきたのでロッジにチェックインする事に。こんなにヘンリーズフォークでライズしているのを見たのは初めてなので明日からの釣りに期待を膨らませてしまうのであった。

Wednesday, June 25, 2008

HFの情報

今月15日(日)が解禁だったヘンリーズフォークのランチセクション、その1週間前に雪が降るという平年よりかなり低い気温だったようでまだ水温も低いらしい。しかしあそこはほとんどスプリングクリークプラステールウォーターなので春の雪解け時の水の濁りはそんなに問題ないようだ。

流量もまずまずだが、何せ水温が上がらないので虫のハッチがまだ無いらしいが、その後気温も2週間遅れぐらいで上がってきているので今週末辺りぐらいどーかなー!?目標はランチセクションで20インチプラスをあげる事。ボックスキャニオンでのドリフトボートの釣りは快調らしい。ストーンフライもこのセクションででているとか。しかし目標はあくまでランチセクション。PMDとカディスが出るかもしれないが、全くでないようならどうしようもない。まあある程度バックアップも考えなきゃなーと思っているが、全然だめならファイアーホールに行ってみるかな。あの川、まだ一度も釣った事無いし、、、

Tuesday, June 24, 2008

今週末はHF!

最近週末となると家の改修仕事ばかりが続く。ほんとうんざりだ。平日仕事してるんだから休みの日ぐらい一人でのんびりやりたいことをやらして欲しいもんだ。しかしそうはいかないのが所帯持ち、マイホーム持ちというものなのだ。家の改修というのはきりがない。やり始めるといくら時間を費やしても費やしすぎることは無い。なんぞ自分の人生の時間のブラックホールの様な物だ。そう、時間だけでなくって、お金、ガソリン、とにかくきりがない。あまり夢中にならない様気をつけているのだが、かみさんに常にプレッシャーをかけられている。これに負けない様にしなくては。

さて、今週末は一人でヘンリーズフォークに釣りに行く。ずーっと前から決めてある。もう行くと決めて一緒に友達が行こうが一人でいくことになろうがもう完全自分の時間は予約ずみ。この時期が最高らしいから試しに行ってみなくては。とにかく土曜日はヘンリーズフォークに向けてドライブしているはず。帰ってくるのは、、、いつかな??

Wednesday, June 18, 2008

モラールきのこ

アイダホの春から初夏にかけて山の中で採れるおいしいきのこ、モラールをいつか自分の手で採りたいと思っていた。今日は車で約2時間北上し、めぼしい場所に入ってアイダホきのこ狩り初挑戦である。人に聞いた話だと、前の年の夏あたりに山火事があったところあたりを狙うといいらしい。そして季節は山の雪が溶けて少し山の中も暖かくなり始めた頃がベストのようだ。このきのこ、写真の様にカサが細長くて蜂の巣状のパターンがある。こんな感じで頭を出しているところがあったら、まずしゃがんであたりを見渡すとたいていあと3〜4個はその辺りに見つけられる。
ケリーと二人でこうやって1時間ちょっと地面とにらめっこしながらゆっくり歩く。他にもいろいろこんなキノコとか、
こんなのもありました、

そしてこれ、といった様に各種見たのだが、これらは毒キノコかもしれないのでとにかくモラールだけに手を出す事にした。
この辺りで一番一般的な食べ方は、まず洗って大きいやつは縦に二つ割りにし、水を切って油で炒める。自分が料理する場合はバターで炒めて醤油をちょっとたらし、胡椒も少しという風に料理する。これはそのまま食べてもおいしいが、これをバスタなんかにからめると絶妙です!お試しあれ。

Saturday, June 14, 2008

近所の新人

先週の釣行の写真を近所に住む以前からオワヒに行った事無いと言っていた脳外科医に見せたところ、是非行こうという話になり、父の日の日曜日を外して土曜にやってくることにした。しかし2時間ちょっとしか釣りできないというのであまり時間もないがなんとかお魚の顔を拝みたいものだ。天気はピーカンでやはりカディスがまわり中にいる。ついたのは昼頃。

やはり初めての川というのは感触がつかめないもの、ドクターAも苦戦中。しかし天気もいいので後半は葉巻を吹かしてナイスデイをご満喫。
今週末は先週と打って変わってあまりライズが見られない。これだけピーカンなのだからこっちの方が普通なのだ。でもこの厳しい条件の中、なんとか1尾目をランディング!リッフルの下流、カーブの外側のスラックウォーターにカディスラーバ(自作、オリーブ色に黒のタングステンビード)をストライクインティケーターの下1m半ぐらいにぶら下げて流すと、インディケーターが変な動きをしたのですかざすアワセる。のった!この時期の魚は太っていて元気!かなりのファイトを見せてリールを唸らせてくれた。たまりまへんでー!19インチ半の強者であった。
そのあと下流の早瀬の下(かなり浅い)でたまにライズする魚を3〜4尾発見。ここに働きアリを流すともう一尾。19いんち。これもかなりのファイトであった。そのあと他の魚が上がってきてあり三を見に来たが、リフューズされてしまった。しかし2時間半ぐらいでちゃんと2尾釣れたんだから文句は無い。ドクターAはボウズを食らってしまったが案外機嫌が良く、アウトドアの一日を楽しんだ様子であった。また行きましょう!

Sunday, June 8, 2008

カディスとアリの季節

またしばらく釣りとご無沙汰であったが、今日の日曜は釣りに行くことにした。向かうのは例のオレゴンの川。家を出たのは11時半。快晴だ。マエストロからの情報だと、もうカディスが出てきているとか。一ヶ月前は日の入りあたりが一番良かったが、今は午前中から結構釣れると言う。ついて釣り始めたのは午後の1時過ぎだった。マエストロと合流。道路から川で釣っているマエストロをしばし観察。彼のちょっと下流で魚が見えたので上流から回り込んで向こう岸へわたり、目当ての場所に入る。まずカディスだというのでカディスピューパとストライクインジケーターという仕掛けていってみるが、主立ったところを流しても反応なし。で、反対の岸沿いに渋いライズを発見。ドライ(Xカディス)に付け替えて流してみる。そのあと第2投目で岸から20センチぐらいをいい感じに流せたと思ったら渋いライズでこいつを吸い込んでくれた!無難に揚げてとりあえず1尾(20インチ)。そしてそのあと2尾目も同じフライで揚げる(上の写真、20インチ)。
しばらく同じフライで粘るがだんだん反応が低下してきた。いやしかし今の季節は川沿い新緑で青々としている。まさしく晩春/初夏という感じ。この季節によく効くフライわっと、そうそう、働きアリくんだよね〜、ここでこいつを試さない手は無い。多分カディスや他の虫を食べてるんだろうけど、こいつを流せば「お〜うまそうじゃン」とかいって飛びついてくれるのはわかってるんだよキミ!この読みがまた当たって19インチを2尾。そうそう、カディスが主だったけどカディスと同じくらいの小さいストーンフライが一杯飛んでいる。これゴールデンストーンっていうやつかな??多分このパターンも試したら食うかも。でもこれの手持ちが無かったのでとにかくカディスとアリさんで押してみる。でもこの川でこのストーンフライを見るのは今年が初めてだ。
こんなにカディスが出るとやはり初夏だなーという感じです。この後ちょっと上流の早瀬で下の一番右下のピューパをビードヘッドのドロッパーとして流すと、これでもう1尾ピックアップできた(20インチ)。
本日の当たりフライ。これで食ったけど当然この系統の中でいろいろ試してみてその中でこれらを食ってくれたということです。だから他にもいろいろ流してみましたが、なぜかこの日はこれらだけ食ってくれました。

Sunday, May 11, 2008

タフな日

先の週末二回はまるまるスプリンクラーの修理でつぶれたので、この日曜日は「絶対釣りいくぞ」宣言をしてその日を迎えたのだが、やはりのんびり寝坊したりリラックスモードで始まった。

最近ボイジーに日本の禅宗(曹洞宗)の(お坊さんはオランダ人)があるのを見つけ、自分の家の宗派ということになっている曹洞宗であるがそれについて何も知らないし、禅寺の座禅ということに興味も多少あるので先日木曜日の座禅会に一度出て、また日曜の朝も座禅があると言うのでまたいってみたりした。朝に座禅で夕にフライフィッシングという充実(?)した週末という作戦である。さて、川にむけて走り始めたのはもう午後の4時を回っていた。マエストロはもう先に行って釣っていると電話があった。川に着いたのは5時40分頃。えらく風が強い。さすがのマエストロも苦戦の様子。一尾かけただけでそのあと揚がらないと言う。ライズもちらほらだがソリッドなものではない。しばくそこで粘ったがなにもなし。ベニーからの情報によると、きのうはカディスであたったという話だったのでカディス系のニンフ類を試してみたが全くだめ。で、場所を移動する。どこに行っても風が強い。で場所を探すうち、ライズ探知機のマエストロがライズ群発見!そこで釣り始めるが何を食べているかわからない。シギースペシャルに最近頼り過ぎの感があるマエストロはここでまた1尾あげるが、遅くなるのでもう帰ると7時ごろ退散。もう日が長くなってきているので、こっちはその時点でまだボウズだったので粘ることにする。そのうち、やはりどうやらミッジのイマージャーを食べているらしいと読む。幸い8時を過ぎて風もちょっと弱まり、そこら中でライズし始めた。結局この8時から9時までの間が勝負となる。以前Kさんにヘンリーズフォーク用に巻いてもらったフライセットの中から、ユスリカピューパ(サイズ20、バイオットボディー、CDCウイング)を選び6Xに結ぶが、見えにくいのではないかと思い、小さいバイオストライクをティペットの40センチぐらい上につけて投げる。
これがアタリ!結局9時までの間3尾これで揚げる。写真は1尾目の19インチ!タフな釣りだったけど結局結果が出て大満足!

Thursday, May 8, 2008

スプリンクラーの修理

ガレージの建築に伴い、以前あったカーポートを取り除き、その他灌木の類いも全部ブルドーザーでガーッと取り除かれたのだが、その際九つに分けられているスプリンクラー領域のうち三つがダメージを受けて機能していないことが判明。そのうちの二つはガレージの裏側で割と簡単に直すことができたが(週末1回)ガレージの表側の領域はかなり溝を長く掘らなければならないので、力持ちのベニーに助けにきてもらった。
やっと溝が全部掘れて後はパイプをつなぐだけの段になったところの写真。

コンクリートで固めたガレージ前のドライブウエイの下には、スプリンクラーラインを通すことを想定してプラスティックの管を埋めておいてもらってあったのでそこにスプリンクラー用のパイプを通す。こちら側はすぐ見つかったが、反対側の管の端はコンクリートの縁の少し内側にあったのでなかなか見つからず、こちら川から水を入れて反対側にしみ出た水からやっと発見することができた。
これでやっと次の段階(ランドスケープ)に取りかかることができるぞー!

アンテナと蜂の巣

ボイジーに引っ越してきてから、衛星テレビを使っていたのだが、地上デジタル通信でタダでPBS(パブリックテレビ、アメリカのNHKの様なもの)のハイディフィニッションのテレビが見れる様になったので(それ用のアンテナはもう設置済み)衛星テレビを解約した。そのさい、チューナーやリモコン、それにアンテナの一部を送り返す様いわれたので屋根に登ってみた。

衛星テレビの会社に送り返す必要があるのはアンテナのトランスデューサの部分(導波路?)。これは多分無垢の銅が使ってあるので、結構値が張るのだろう。しかし、これが外せる様にプラスティックのカバーをとってみてびっくり!蜂の巣だらけじゃ!幸い刺されることは無かったが、これをみて一時作業中断となる。
トランスデューサを巻き込む様にしてへばりついている蜂(ホーネット)の巣。殺虫剤をスプレイしてしばらくしてから破壊にかかった。その後難なくトランスデューサの取り外しに成功!返信料向こう払いの箱にこれらを入れてめでたく装置の返却完了。

Saturday, April 26, 2008

ikura a la carte

スティールヘッドのイクラである。左は熱湯で数分ゆでてしまったもの、右は粘膜を取ってばらす為にさっと熱湯を通しただけのもの。

以前イクラ状にばらすには、ぬるま湯の中でやるといいとある人から聞いたのだが、ぬるいとうまくばらけてくれなかった。ボウルのなか等にいれて、そこに熱湯を注ぎ込むのが一番いいようだ。このとき一時的に白くなるが、そのあと水で洗って酒や醤油等につけるとまた写真上右の様に透き通ってきてくれる。しかし、鍋で数分ゆでてしまうとこれはやり過ぎとなることが判明。写真上の左はそのあと水洗いして鮭と醤油につけたのだが、透明には戻ってくれなかった。
ところで、こんなにイクラが一杯あるのでいろいろと食べ方をアレンジしてみる。この写真は透き通った方のまともなイクラを底に沈めた酒マティーニ。ベルモットの代わりにお酒を使ってみた。結構いけます。
で、ゆでてサーモンピンクになってしまったイクラの方だが、そのまま食べてみた所どうも噛もうとしても口の中で歯と歯の間からすり抜けてしまい、なかなか食べづらい。そこでここまでやってしまったからにはエイ!もっと料理してしまいうしかないわい!
フライパンの上でオリーブオイルで炒めてみました。どうもタラコスパゲティーの炒めたタラコの大粒版の様な感じである。しかし、火加減に気をつけないとそのうち破裂し始めてポップコーン状態になるのでご注意を(笑)結構歯ごたえのあるイクラと化したが、噛めないよりは良い。ビールのつまみとして食す。けっこういける。