Saturday, April 26, 2008

ikura a la carte

スティールヘッドのイクラである。左は熱湯で数分ゆでてしまったもの、右は粘膜を取ってばらす為にさっと熱湯を通しただけのもの。

以前イクラ状にばらすには、ぬるま湯の中でやるといいとある人から聞いたのだが、ぬるいとうまくばらけてくれなかった。ボウルのなか等にいれて、そこに熱湯を注ぎ込むのが一番いいようだ。このとき一時的に白くなるが、そのあと水で洗って酒や醤油等につけるとまた写真上右の様に透き通ってきてくれる。しかし、鍋で数分ゆでてしまうとこれはやり過ぎとなることが判明。写真上の左はそのあと水洗いして鮭と醤油につけたのだが、透明には戻ってくれなかった。
ところで、こんなにイクラが一杯あるのでいろいろと食べ方をアレンジしてみる。この写真は透き通った方のまともなイクラを底に沈めた酒マティーニ。ベルモットの代わりにお酒を使ってみた。結構いけます。
で、ゆでてサーモンピンクになってしまったイクラの方だが、そのまま食べてみた所どうも噛もうとしても口の中で歯と歯の間からすり抜けてしまい、なかなか食べづらい。そこでここまでやってしまったからにはエイ!もっと料理してしまいうしかないわい!
フライパンの上でオリーブオイルで炒めてみました。どうもタラコスパゲティーの炒めたタラコの大粒版の様な感じである。しかし、火加減に気をつけないとそのうち破裂し始めてポップコーン状態になるのでご注意を(笑)結構歯ごたえのあるイクラと化したが、噛めないよりは良い。ビールのつまみとして食す。けっこういける。



Friday, April 25, 2008

My steelhead history

スティールヘッドという魚は、遡上のタイミングとその気まぐれさからなかなか釣れないのが常だ。そんなにホイホイ釣れるものではないので、本当一日1尾釣れれば上出来なのだが、忘れないうちに今まで揚げたスティールヘッドの思い出を記しておこう。

一番最初に自分が釣ったスティールヘッドは、グランドロンデ川のワシントン州側で、2004年の10月初めだったと思う。確か2泊3日のスティールヘッドクリニックで、最終日にスイング釣法で22インチぐらいのが釣れた。フライは青と銀ラメ色のやつだったと思う。この時は9番の竿を使っていて、この川と魚の平均サイズにはオーバーパワーなのだが、とにかくこれで始めの魚を釣った。
その後の成績は?
2006年の2月終わり、オレゴン州ワロワ川へ2泊3日の釣行で3尾ランディング。そして昨年3月またワロワ川で1尾、4月にサーモンリバーでランディング1尾。そして今週のサーモンリバーでの2尾。確かこれだけのはずだ。
というわけで、今のところスティールヘッドをあげたのは全部で8尾。これらは全部ハッチェリーフィッシュだったし、全てAランの少し小振りなやつ。今後はやはりワイルドフィッシュとBランを釣りたいね。

Monday, April 21, 2008

春のサーモンリバー

もう4月も末だというのにアイダホの山岳地帯はまだ雪だらけ。ボイジーから北東に2時間半強のドライブで山越えし、アイダホシティー経由でスタンレイへ。途中6000フィート(1900m弱)の峠を越えるがさすがにまだ雪道だ。

釣り友達のジェリーがスタンレイで1日半の釣りで5尾のスティールヘッドをランディングしたという情報を仕入れ、また月曜の休みを利用してやってきた。一人で日帰りの釣行だ。
雪にまみれたソートゥースマウンテンのギザギザ。スタンレイはアメリカで一番寒いところらしい。この朝は摂氏零下10度以下になったようだ。昼ちょっと前にアクセスポイントに到着。この時点で気温は摂氏零下5度前後。車が4〜5台停まっていて、そのうち3台はユタ州のナンバープレート。でも平日だけあって週末はコンバットフィッシングと化するこの川もそれほど混んでいるわけでもない。いろいろ移動しながら探りを入れる。ワロワ川と同じニンフ釣りのテクでいってみた。割とすぐにホワイトフィッシュ2尾がかかる。
移動中に二人の釣り人がスティールヘッドをかけたのを目撃。そして移動して帰ってくる途中に自分にも運が回ってきた。ほとんど同じポイントで2尾あげる。両方ともメスでサイズも同じくらい(約24インチ)。これでイクラもばっちり穫れます。両方とも孵化場(ハッチェリー)で生まれたスティールヘッドだったので両方キープ。今年のレギュレーションは一日3尾までならハッチェリーフィッシュに限って持って帰ることができる。
午後4時頃上がる。でもまだ気温は零下でこの様にガイドが凍りついていた。
帰り道でエルクの群れに遭遇が二回あった。今年は山の雪がまだ一杯残っているので、草が露出していて食べ物がある所に出没しているらしい。とにかく4時間強の釣りで2尾あげたのでスティールヘッド釣りとしては上々だった。

Sunday, April 20, 2008

ガレージ使用開始

建物はもう数週間前にできていたのだが、コンクリートのドライブウェイとアスファルトの道路の間に段差があって、カローラが底突きしてしまって使えない状態だったが(スバルはOK)、やっとこの間がつながって先週終わりからガレージが使える様になった。

ガレージ付きの家に住むのはこれが初めてだ。日本では一軒家に住んだことは無かったし、こちらで買った家も2軒ともカーポート(車用の屋根だけ)付きだがガレージは無かった。この話をアメリカ人の同僚にするとみんな驚く。最近のアメリカの家はみんなガレージ付きだからあまりこういう人間に会ったことが無いのだろう。車を置くだけでなく、各種電動工具や釣り道具系を置くのに便利だ。一応ユーティリティーシンクもつけたのでウエイダーを洗ったりもできてよい。
ガレージだけでなく家の玄関側も化粧直し。ほとんどちがう家に住んでる気分。
前庭の照明も新たに設置されて夜の景観も向上!

Sunday, April 13, 2008

摂氏20度の週末

今週末はやっと摂氏20度をこす土日となったので、マエストロとその彼女、ジニー(最近フライを始めた)と私の三人で、また例の川にやってきた。今週水曜日から二段階に分けて流量が増えた(もう夏の流量)という情報を得て、釣れるかどうかわからないけどとにかくいってみることにした。上の写真は今日の私の一尾め、18インチ。ランディングネットがボブジャクリン特製のでかいネット(ネット内側で19インチ)なので、写真で魚が少し小さく見えてしまうのが玉にきずかな。

初めに入った場所ではあまり活発な捕食は見られなかったが、たまにライズあり。多分ミッジを食べている。でもメイフライも時々流れてくる(ここでは主にBWO)。ここで一度だけバラしたがあとは何も無し。マエストロも不発だったのでしばらくやって移動する。そして次に入った場所(上流へ移動)でかなり活発なライズ群を発見!ここで三人ともランディングを果たす。ここでミッジ多数、BWO、はたまたPMDまでチラッと登場!でも一番成績の良かったフライは???そう!シギースペシャルとそのミニ版!

この日は主にこれをストライクインジケーターの下20センチぐらいにつけてフリードリフトするやり方で一番食ってくれた。三人ともこれで全部の魚をあげた。小生は計4尾(18インチx2、19インチ、20インチ)をランディングして一安心。マエストロ5尾、ジニー2尾という成績だった。これ全部同じテクで来てくれました。

Thursday, April 10, 2008

小さい虫

いままでシギースペシャルは18番のドライフライフックで巻いてきたが、

マエストロによると20番の方が食いがいい時もあるそうなのでこの日はシギースペシャル•ミニの制作に取りかかる。とは言ってもとても簡単に巻けるフライなので気軽にちょちょいとできてしまうとことが良い。で、このお皿の上に20番の針と並んだ小さい小さい虫。こういう小さいやつを食べている場合はちょっとどうしていいかわかりませんなー!?

Saturday, April 5, 2008

ワシントン州のヤキマ川

この週末はワシントン州のヤキマにある用事でいくことになったので、それが終わったあとちょっとヤキマ川で釣りしてみた。他の面々は皆ルアーで、それも全くの初心者がほとんど。

この時期にしては流量が少ないとは言うものの、大分水量の多い川だ。事前に川沿いに店を構えるRed's Fly Shopに連絡を取り、この日もまずここに寄って情報とフライを仕入れる。
ヤキマの街から上流に向かい、ローザダムの上流に向かう。あまり時間もなかったのでほとんど一カ所にとどまったままの釣りだった。入った橋のすぐ横でたまにライズする魚を見つけたが、結局一尾もかけられずに終わった。
釣っている最中ドリフトボートで下ってくるフライフィッシャーマンに多数遭遇。この川はやはりドリフトボートで下るのが能率いいようだ。