Sunday, September 30, 2007

樵になった日

裏庭の端が坂になっていて、そこに生えている木がだんだん傾いてきたので、やむなく切ることになった(というのは前に書いた)。チェーンソーも手に入れ、ベニーに手伝ってもらって樵作業を開始。木自体は割とすぐ切り倒すことができたが、そのあとの枝の処理や絡まったツタ(葡萄)の処理に手間取ることとなる。さて、作業を始めて枝をトラックに積み、ゴミ捨て場まで行って帰ってきたが、当然トラック一杯で終わるはずはない。そこまで行って枝を下ろして帰ってくるのに1時間もかかる。

ベニーによると以前友達の手伝いをしたときに枝や枯れ葉を砕く機械(シュレッダー/チッパー)があって重宝したと言う。で、急遽これを買うことにして各方面に電話してみる。ホームデポに手頃な値段($425)とパワー(5.5馬力)の物があったのでベニーのトラックで行って買ってきた。結局人に頼むより高くついたが、家には木が一杯あっていつも剪定した小枝の山があるので今後これが活躍するのは目に見えている。というわけでこの投資は無駄にならないと踏んだわけだ。エンジンは4ストロークの205cc。アメリカのMTDという会社が作っているものだが、エンジン自体はイギリスのブリッグス•アンド•ストラットンという会社のものらしい。ベニーによるとこの会社の作るエンジンは芝刈り機にもよく使われているアメリカで一番庭仕事用の機械に広く出回っているものらしい。

チェーンソーはアメリカのエコー社製。これに使われているエンジンは日本製。300時間保証らしい。これは2ストロークの30cc。店の人に聞くと、アメリカで売っているチェーンソーで300時間保証のエンジンを使っているのはこの会社とスティールだけだそうだ。他はほとんど30時間保証らしい。

結局この週末は土曜日、日曜日全てをこれに費やしたがまだ終わっていない。火曜の夕方も少し一人でやり、一週間後の土曜日もまた半日一人でやって、やっとほとんど片付いた。



日曜日の作業が終わってお疲れさまの図。ベニー、手伝ってくれてありがとさん。

Friday, September 28, 2007

チェーンソー

数日前にチェーンソーを買ってしまった。裏庭にある木の一本が倒れてきたのだ。木っていうのもあれば夏は日陰を作ったりしてくれてよいもんだが、トラブルもたまにあるのだ。木を切ったりするビジネスに見積もりしてもらったのだが、安いところでも$380もとるらしい。そんなに出したらチェーンソーが自分で買えるわいと思ったのと、今後のこともあるのでチェーンソーを買ってしまった。約200ドル也。明日は釣り友達のハンガリアン力持ち、ベニーが朝から手伝ってくれる予定だ。明日に備えて早めに寝ることとする。

Sunday, September 23, 2007

super hatch at Owyhee

昨日の土曜日は今年ヘンリーズフォークで知り合ったWさんがボイジーに移動してきたので、ホームグラウンドのオワヒにご案内(といってもガイドではないのだ)。曇りで雨もたまにぱらつく理想的な天気。割とゆっくり出発して着いたのはもう午後3時を回っていた。下流から上流まで車で見て回る。今年初めてどのセクションもまんべんなくライズが見られるというコンディションに遭遇!結局上流側から始めることにする。川に降りてみてびっくり!水面にはPMDとBWOのダンがビッチリだ〜!これじゃライズだらけな訳だ。このセクションでWさんと私は共にドライ(PMDとBWO)で16インチぐらいのやつを1尾ずつあげる。しかしハッチが濃すぎてなかなかフライを食ってくれないので思いのほか苦戦。でしばらくしてから下流に移動。ここでもライズは頻繁にあるが、上流の様にダンが水面上にぴっちりというわけではない。ここでWさんドライでこのナイスブラウンをゲット!19インチ。フライは18番のBWOパラシュート(?)。しかしどうもこのポイントではメイフライよりミッジがメインなようだ。
この移動先であげた2尾めの写真。これ19インチ。サイズ20のBWOパラスピナー使用。フリードリフトでだめだったので沈めてストリップしたら来てくれた。しかしこのポイント、去年の洪水以来不調だったが、この日今年初めてこんなに魚がライズしているのをまた見ることができた。
ライズはあるが、なかなかドライを食べてくれない。どうも水面直下でフィーディングの様子。そこで以前やった手を使ってみる。自作のミッジラーバパターンをストライクインジケーターの下15〜20センチぐらいに付けてドリフトさせてみると、これが当たって立て続けに3尾ヒット。一尾めはかなりでかかったがバラしてしまった。で、全く同じエリアでまたヒットして上がってきたのがこれ。これも19インチ。Wさん写真撮ってくれて有り難う!
立て続けにヒットがあったので、Wさんも様子を見に来た。そのストライクインジケーターがすっと見ずに沈むアタリを見せたいなーと思いつつまた同じエリアにキャストする。で、なにもおこらず。で、もう少し遠くにキャストしてみると着水と同時にすっと沈むアタリ。すかざすアワセる。これでまた18インチ。これもその前のもハリは上唇のど真ん中に刺さっていた。
今年のオワヒは夏もずっと水温が上がらず、今日も摂氏9度と冷たい冷たい。さて上がろうかとフライベストを脱いだが、帰りにウエイダーはいたまま温泉入ってから行きませんかということでW氏温泉ご満悦の図。これ足とお尻が冷えたときにとっても気持ちいいっす!一年中シーズンオープンのこの川で、帰りにウエイダーはいたまま温泉に入れるのはうれしい(特に冬)。

Saturday, September 15, 2007

ネットフリックス

遂にネットフリックスを始めてしまった。なるべく今まで避けてきたのだが、かみさんに迫られてついにさけること不可能になってしまった。この会社、かなりいい商売してるはず。入ったのは一番安いやつ。月2枚まで借りれるやつ。無制限にすると、ホント毎晩映画見なくちゃならなくなりそうでそれはさけたい。いろいろやりたいこともあるのに毎晩家帰ってきてから映画見てたらすぐ寝る時間になっちゃう。それにたまに映画館にも行きたいし、、、たしかにセレクションが多いので、この辺の映画館に来ない様なやつを見れるという意味では良いだろうが、次から次へと映画が送られてきて、それを見なくっちゃいけない様な気にさせられてほとんど毎晩映画を見る様になりそうで、その辺気を付けたい。映画は面白いけど所詮虚構の世界。それだけにはまることは嫌だ。もっと現実と関わりたいもんね。ネットフリックスに自分の時間をコントロールされない様気をつけよ。

明日からロードトリップ

明日土曜日からロードトリップ。個人的に3連休なので行ってしまうぞ。ということを考えつつ裏庭で暗くなって新しいテントのシームシールぬりぬりしていると、かなり低い深い獣のうなりを聞く。マウンテンライオンかいな?ラムの水割りうまいっす。

Tuesday, September 11, 2007

ボイジーリバー、その後

この前のポストにも書いたが、最近地元のボイジーリバーでいいアクセスポイントを2カ所見つけたので何度か通っている。魚はほとんどレインボーでサイズは大きくても12インチぐらいだが、近いのと結構釣れるので半日ちょっと釣りしたいというときに結構重宝しちゃってる。魚は写真を撮るほどでかくないので今日は写真なし。河合さんからいただいたウエットフライ、ボイジーリバーで何回か試してみたが、まだ使い方がよくわからずまだこれでランディングしたことはない。一度だけヒットしたがフッキングはできなかった。この前の日曜日、午後4時に家を出発し、4時15分には既に川に立っていた。今日はここでニンフを使ってあげてみたい。で、セレクションは、サイズ14のビードヘッドカディスピューパ、それにサイズ18のカッパージョンドロッパーに小さいショットとストライクインジケーターというリグでやってみた。例によってリッフルから深くなるエッジを狙ってみた。これでかかることかかること、ほとんど投げるごとにヒット。でもランディングできたのは2尾。他はみんなバレてしまった。でも魚体は見えたからまあいっか。みんなカッパージョンの方を食っていた。これで下まで行って今度はドライに替えて川の反対側をつり上がり。フライはサイズ18のXカディス。これを浮かべたままと沈めて引っ張り作戦混合で、8尾ランディング(他バラし多数)。短時間で結構数上がった。今のところこのポイントでボーズなしだ。

Monday, September 10, 2007

巨大スーパー

アメリカの巨大スーパーって、結構面白い。大学院生のころはよく実験のシフトが終わったあと、アパートへの帰り道に好きでよくこういうところを夜中にぶらぶらして物珍しいいろいろなものを見て楽しんでいた。何が面白いって、とにかくでかいので同じ品種でもバラエティーが豊富。トイレットぺーパーだけでも10〜20種類ぐらいあるなんてざらだ。それに24時間営業のところが多いので、夜中に行けばガラガラに空いている。でも夜中は品物の入れ替えや補充をやっていることが多いので、大きい段ボール箱が通路に山積みになっていることが多い。ミシガンにはMeijer(マイヤー)というアメリカ中西部だけにある巨大スーパーがあって、これが結構面白い。これをまねたWal Martが最近全国的にはびこっているが、やっぱ、マイヤーが一番だな〜 ボイジーにはWal Martしかないんだよな〜

Saturday, September 1, 2007

ボイジーリバー

今日からレイバーデイ(労働の日)の週末3連休。いつも泊めてもらってるシアトルの友達夫婦がやってくることになっているのだが、朝出て車でやってくるのでボイジーに着くのは夕方になるはず(片道8時間ぐらいのドライブ)。というわけでこの連休にどのように釣りの時間を組み込むかと考えると、初日の朝から昼ぐらいまでとなるわけで、そうなると近場のボイジーリバーということになる。市内を流れているので近さは申し分無い。最近入った情報から一カ所行きたいと思っているアクセスポイントがあったのでそこに行ってみた。朝9時過ぎに入って、トライコスピナーやメイフライのスピナーがたま〜に水面上を流れてきたのだが、ちらほらライズがある程度だったし、この川にはカディスが沢山いるのを知っているのでのでまずエルクヘアカディスから試してみた。川に入ってしばらくロッドを振っていると、入る前には気づかなかったライズや魚の影等が見えてくる。
一番一般的なタンカラーのエルクヘアカディスから始めて何尾かフッキング。他のカディスパターンもいろいろと試してみる。夏はいかだ下りの人が沢山下ってくるのだが、昼ぐらいまでほとんどいかだは来なかったので割と静かに釣りをすることができた。で、いろいろトライしたあとこのフライをドライとしてまず使ってみたが反応はあんまりよくないね。で一度沈めて最後にスイングさせ、ピュピュピュと引っ張ってみるとすぐアタリ。これで結局5尾ランディング(一番大きいのは11インチ二尾)。近所ながら割と楽しめた。この写真のフライ、パッと見はエルクへアカディスだが、よく見るとボディーに金のラメが巻き込んであったり、ウイングの下にズィーロンのループが入れてあったりと手が込んでいる。どこで手に入れたかは忘れてしまったが、感じとしては、Xカディスとアイリスカディスのアイノコと言った感じ。これは多分ドライでも沈めてストリップでも使えるがこの日は沈めた方が良かった。といろいろやっているうちに、かみさんには昼に帰ると言っておいて時計を見たらもう1時過ぎ。というわけでこの辺で引き上げる。
シアトルからお越しのクリスとサラ。8時間の運転お疲れさまでした。






夕食のあと、うちの犬が何かを追っかけたと思ったら逃げた動物はこれだった。ラクーンがこのアタリに何匹かいるようだ。こいつらは木登りがうまくて、木の上で下をうかがっている。結構これが夕食後の余興となった晩だった。