Thursday, April 26, 2007

中拳士三段試験合格

先週金曜日にシアトルでおこなわれた米国北西部合同合宿の一環としておこなわれた三段試験をうけた。この二ヶ月はこの準備にかなりの力を注いで来たが、なんとか合格できた。少林寺拳法の試験は技だけでなく、論述や急所の名前等を答える筆記試験もある。アメリカにはあまり少林寺拳法の支部が広さの割には無く(30支部強)、なかなか昇段昇級試験もやりにくいのだが、規定により三段以上持っていれば二段までの試験を施行することができる。日本にはあの小さい国土に三千近い支部があると言うから、アメリカとは状況が全く違う。しかしその後参加した合同練習会で見た長田正紀先生(正範士八段、山口西京道院長)の技は、まさに神業としか言いようが無い。先生は六十代前半で、やせて体も小さい方なのだが、その技の早くてダイナミックで正確なことと言ったら目を見張るものだ。本当にスーパーマンの様な人がいるもんだと心底感心してしまった。

Tuesday, April 10, 2007

Easter at Owyhee

今年は早くも三月頭から流量が平年夏並みまで増加されたオワヒだったが(普通は4月の半ば)、それから一度も行っていなかったのでこの前の日曜日に行って来た。気温は暖かく、又イースターの日曜日だったので割と空いていた。水温は華氏で46度(約摂氏8度)くらい。条件としてはそう悪くないはずだったのだが結果は、、、、ハイ外しました。ダム下から温泉のところまで何度か往復してライズを探したが、ほとんど皆無。一度ライズを見つけてそこでキャストをし始めると、10分もしないうちにライズが終わってしまう始末。ニンフを流してもウーリーバガーを引っ張っても何の音沙汰もない。まあこういう日もあるんですな。でもオワヒは去年の春の洪水以前はこうではなかったのだが、、、あれ以来底に一杯生えていた藻が全て流されてしまい、魚の隠れ家が減ってしまったのがかなり影響を与えている模様。それに水生昆虫のたぐいも大分流されてしまったようで、この冬のミッジのハッチはまあまあだったが、この日はほとんどハッチなしの一日だった。かろうじてサイドチャンネルのリッフルのテールにサンホワンワームを流すと、この日唯一のトラウトがフッキングしてくれた。魚を水面まで引っ張りだすことはできたが、ティペット切れでランディングならず。ザンネン。次に釣りに行けるのは4月の最終週末なのでしばらくはおあずけ。

Tuesday, April 3, 2007

Napaで再会

埼玉県の某県立男子高校に通っていたのはもう大分昔のことだが、その頃一緒に授業をさぼったりしていた悪友たちに再会することができた。Y君はJALがカリフォルニアのナパでやってる訓練所に日本から赴任してきてもう2年。彼のところにそのうち遊びに行くよと言っていてなかなかいく機会がなかったが、もう一人のロンドン在住で同じ高校の友人、chojin(某商船会社勤務)が家族と一緒にカリフォルニアにバケーションに来ると聞き、こりゃ行かにゃあかんということでケリーと一緒に家から車で片道10時間強のロードトリップをすることとなった。家からナパまでで冬ヤバいのはレイクタホ近くの山越えのみ。もう三月の終わりだったから大丈夫だろうと踏んで車で行くことになったのだ。しかしこの山越えで一番高いのは7200フィート強のドナーサミットだったから結構高い。(ちなみにシアトルの近くのスノクオルミパスは3000フィート強)。
朝でて夕食の時間ぐらいには間に合った。Y君の家でごちそうをいただき、ナパのワインで乾杯!chojinはロンドンから着いたばかりで、ワインの酔いと時差ぼけでかなり眠そう。車でアイダホからナパ(カリフォルニア北部、サンフランシスコのすぐ北)まで行ったのだが、経路としてはアイダホからオレゴンの南東部をちょっと横切ってからネバダに入り、リノを経由してカリフォルニアにはいった。先述のドナーピーク(山越え)あたりまではずーっと沙漠の景色だったが、そこより西のカリフォルニア側に入るとぐっと緑が多くなった。それまでの乾いた色のあまり無い世界に比べ、何かエデンの園に来た様な錯覚にとらわれる。ナパが近くなって来てその緑はいっそう濃くなり、ケリー共々「アイルランドみたい!」(行ったこと無いけど)と言い合っていた。
次の日はワイナリーを巡ってワインテイスティング。本当はちょっと飲んで(テイスティング)残りは捨ててしまうものらしいが、どうももったいないので行く先々で全部飲んでしまう。特にこのオーパスワン2000年を飲んだ時はもったいなくて捨てるなんて考えもしなかった。