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はじめの写真はマエストロとチェックポイントで川の様子をうかがうワシ。写真を撮ってくれたのはこの日フライフィッシング初挑戦のアニシュ君。昼に入って、結論から言うとこの日は5尾ランディング。1尾目(46cmブラウン)をカディスラーバで、2尾目(46cmブラウン)をトラスティラスティパラスピナーで(ハウスオブハロップのフライ)、3と4尾目(46cmと40cmブラウン)をミッジクリップル(#20のドライ)であげた。そのあとバンクにあがって一休みしていると、かねてからボイジーに新しく日本から来た釣り気違いと噂の高いYさんに初めてお会いした。そして場所を二回移動した後最後の最後でボイリングライズの集団を発見し、表面近くに漂わせたフラッシュバックフェザントテイルを51cmのブラウンが食ってくれました(最後の花道でこれをランディング)。最後にでかいのがあがったので気を良くしてあがる踏ん切りがついたのだが、Yさんは目の前ででかいのをあげられたので踏ん切りがつかない様子(その気持ち、わかります)。そのあとも粘るというのでそこで別れました。この日はその他フッキングして外れたりティペットをきられたりすっぽ抜けたりが多数あり
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この写真が1尾目だす。上にも書いたようにこれはプールの流れ込みの瀬ででかめのビーズヘッド(サイズ14ぐらい、オリーブ色)カディスラーバをストライクインディケーター(多分8フィートぐらい針の上)をつけて流したら2投目できました。この日はいつも行くポイントに昼頃はいり、散発的なライズがある中をとりあえず釣っていたが割と渋かったのでプールで釣っていたほかの面々を残して上流の瀬で釣り始めたらすぐきた。
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そのあと同じところですぐあたりがあるも、ぐぐっときたが外れてしまった。ここはこのあとしばらく粘ったけどそのあとあたりなし。で少し下流の対岸で淀みになっているところで集団のライズを始めたのでそこに移動。よどみで割と渋く何かをすすっている様子なので、何を食っているかわからないがとりあえずハロップのトラスティラスティパラスピナーを6Xに付け替えて結び、ライズを目がけて投げてみた。するとこれがあったって2尾目。
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これでしばらくやっていてもう一尾あげた後、何尾かフライを食うも外れたりティペット切れが何回か発生。しばらくするとこのフライも効かなくなってきた。水面をじっと観察するもいろいろ小さいのが流れてきていて何を食っているのやら。でもハッチがあるわけではない。そこで過去の経験からサイズ20のミッジクリップルをつけてみた。これがあたって今まで渋かった魚が何のためらいもなくこのフライをくわえてくれた。でこの4尾目をゲット。こいつはかなり元気なやつで、上がってきたらフライのフックが少し伸ばされていて、ハックルもはずれて使い物にならず。
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もうひとつしかなかったこのフライを付け替え、反しをラジオペンチでつぶそうとしたら針先がポッキリ折れてしもうた!仕方がないのでバンクに上がって休憩。みんなも上がってきたのでちょっと他行ってみようと言う事になった。でそこでYさん登場。やあ始めましてという感じでそこから合流してもらった。その後上流のポイントに移動するも魚の活性低し。しばらくやってあきらめ、ずっと下流に移動することに。この下流のポイント、去年は夕暮れ時に非常によかったが、今年はいまいち。とりあえずそこらで入ってライズを発見するも非常にキャストが難しいところでライズしていた。しばらくトライしたがほとんど不可能と見てあきらめ、川の中を下流に歩きながらライズを探す。ずっと下流の瀬+カーブの辺りまで来てそこでしばらく観察。このとき太陽はもうすぐ山の頂に沈むころ。そのカーブの内側でボイリングライズの集団が現れた。どうも表面上ではなく表面下5cmぐらいのところで何かを食べている様子(背びれや尾びれが見えるが口は見えない)。で、フェザントテイルを結びリーダーにフロータントを針の上5cmぐらいからライン側につけ、フライを表面のすぐ下を漂わせるように何回かドリフトさせると案の定ぐぐっと来たのであわせると、この日最大のの20インチ(50cm強)!もう少し暗くなりかけたのでフラッシュを使い、色が少しつぶれた写真になってしまった。というわけで今日も大満足で家路についたのであった。