Tuesday, April 3, 2007

Napaで再会

埼玉県の某県立男子高校に通っていたのはもう大分昔のことだが、その頃一緒に授業をさぼったりしていた悪友たちに再会することができた。Y君はJALがカリフォルニアのナパでやってる訓練所に日本から赴任してきてもう2年。彼のところにそのうち遊びに行くよと言っていてなかなかいく機会がなかったが、もう一人のロンドン在住で同じ高校の友人、chojin(某商船会社勤務)が家族と一緒にカリフォルニアにバケーションに来ると聞き、こりゃ行かにゃあかんということでケリーと一緒に家から車で片道10時間強のロードトリップをすることとなった。家からナパまでで冬ヤバいのはレイクタホ近くの山越えのみ。もう三月の終わりだったから大丈夫だろうと踏んで車で行くことになったのだ。しかしこの山越えで一番高いのは7200フィート強のドナーサミットだったから結構高い。(ちなみにシアトルの近くのスノクオルミパスは3000フィート強)。
朝でて夕食の時間ぐらいには間に合った。Y君の家でごちそうをいただき、ナパのワインで乾杯!chojinはロンドンから着いたばかりで、ワインの酔いと時差ぼけでかなり眠そう。車でアイダホからナパ(カリフォルニア北部、サンフランシスコのすぐ北)まで行ったのだが、経路としてはアイダホからオレゴンの南東部をちょっと横切ってからネバダに入り、リノを経由してカリフォルニアにはいった。先述のドナーピーク(山越え)あたりまではずーっと沙漠の景色だったが、そこより西のカリフォルニア側に入るとぐっと緑が多くなった。それまでの乾いた色のあまり無い世界に比べ、何かエデンの園に来た様な錯覚にとらわれる。ナパが近くなって来てその緑はいっそう濃くなり、ケリー共々「アイルランドみたい!」(行ったこと無いけど)と言い合っていた。
次の日はワイナリーを巡ってワインテイスティング。本当はちょっと飲んで(テイスティング)残りは捨ててしまうものらしいが、どうももったいないので行く先々で全部飲んでしまう。特にこのオーパスワン2000年を飲んだ時はもったいなくて捨てるなんて考えもしなかった。

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