Tuesday, September 19, 2006

キャッチ & リリース

今までいろいろと釣り上げた魚の写真等を載せてきたが、ほとんどの場合これらはまた放されている。確かにたまにもって帰ってきて料理して賞味するのも一つの楽しみ方だと思うが、海釣りならまだしも川での釣りの場合魚がいるところが限られていると思うし、そこに多くの釣り人が押しかけてきて釣り上げた魚を持って帰ってしまっては魚影が薄くなって魚を釣るということ自体が難しくなる。今は食べ物はすぐ手に入る時代。魚を特に家にもって帰らなくても食べ物には困らない。それならむしろ、ほとんどの場合魚は釣り上げた後また川に放して、自分も含めてみなが釣りを楽しめるような環境を保持したいと思う。

日本でフライフィッシングをしたことがないので日本の詳しい事情は知らないが、日本では釣りの規制の整備がはっきりなされていないところが多いようだ。こちらでは、各州の州政府内に猟や漁を管理する部門があり、レクリエーションとして魚を釣っていい期間が細かく決められている。それも魚の種類や川によって違うので、毎年それらを網羅した5ミリぐらいの厚みのパンフレットが各州ごとに発行される。これらの判断基準は、生物学者の調査による科学的データーに基づき、どのくらい持って帰られても資源としての魚のポピュレーションが減らないか?また自然増殖に適した環境を保持できるかといったことを元に決められている。というわけで魚を釣るにはその州のライセンスを買わなくてはてはならない。州政府の管理部門は、このライセンスの売り上げを大きな資金源として活動している。ちなみに私はアイダホ州とオレゴン州の両方の年間ライセンスを買ってある。これらの値段はその州に住んでいる人のほうが安く買えるようになっているのは当然だ(その州で所得税を納めているため)。ちなみに私はアイダホ州に住んでいるので、アイダホの居住者用年間ライセンスは26ドル弱、オレゴン州の非居住者用ライセンスは62ドル弱だった。

フライフィッシャーマンの間では、養殖して放流された魚を釣ることを喜ばない気風がある。なぜなら、そんなことをすればそれは体のいい釣堀になってしまい、真の意味で自然と遊ぶことにはならないからだ。川の水質やエコシステムが健全に保たれ、魚が自然繁殖できるような環境を保ちつつ、その中に生息する野生の鱒をを釣り上げてこそ、フライフィッシャーマンたちは本当に幸せな気分になれるのだ。

しかし、全ての釣り人がフライフィッシングをやるわけではないし、魚のポピューレションが減らない範囲でなら持ってかえっていいわけだから、フライで釣っても少しもって帰ったりもできる。また、ルアーやえさ釣りのような取っ付きやすい釣りをする人たちもこの制限を守れば良いわけだ。州政府の担当部門はこのへんも心得ていて、ある川のこのセクションは家族向けのキャンプをする人が多いので子供でもに簡単に釣れて、それを持って帰ってもいいように、その部分には積極的に養殖のニジマス等を放流し、その上流は自然繁殖の野生魚を保護するためにフライフィッシングのみでキャッチ&リリースのみというようにしてあるとかいうこともある。

ちなみに、さまざまな形態の釣りの方法の中で、フライフィッシングは最も魚をいためない釣りだという科学的データーが出ている。私も普通釣った後逃がしてしまうので、魚をいためないように針の返しは全部つぶしてある。これがアメリカのある河川ではフライフィッシングしか許されない所以である。

3 comments:

ジミー said...

お誕生日、おめでとうございます!
ウエストイエローストーン周辺はもうすっかり「秋」っすよ。

yokoyam3 said...

どうも、誕生日は8月でしたがホントもう50も目前でございます〜!

ジミー said...

書き込み、ありがとうございました!

今シーズンのアッパー・マディソンはいつもより一週間、魚の入りが早いような気がします。
そして新しいスポットを見つけた事が釣果にも繋がっているような、、?

明朝も早起きして行ってきます!(笑)