Friday, June 22, 2007

Truckee River, California

今週は木曜日から休みを取ってカリフォルニアとネバダの境目にあるレイクタホに来ている。山の上にあるきれいな湖。冬はこのあたり雪が沢山降るらしい(スキーリゾートとしても有名)。ケリーのミシガンでの幼なじみが、ここで結婚式を挙げるというので、アイダホから7時間かけて車でやって来たわけだ。で、せっかく長時間運転してくるのだからフライフィッシングもしないわけにはいかないのだ。以前このあたりのリトルトラッキーリバーで釣りをしたことがあり、16インチのラホンタン•カットスロート•トラウトという珍しい種類のマスをランディングすることができた。今回は本流のトラッキーリバーの方を攻めて見ることにした。この川の水源はレイクタホで、カリフォルニア川を流れたあとネバダのリノの街中を流れ、終わりはネバダのインディアン居住区の中にあるピラミッドレイクに流れ込む。
トラッキーの町で朝食を済ませ、トラッキーリバー•アウトフィッターズというフライショップで情報収集プラスフライの購入。レイクタホ沿いの露骨に観光化した町より、ちょっと離れたトラッキーの町並みの方が好きだ。この町のフィッシングリソースは2カ所。先述のフライショップとACEハードウェアストアー。普通ハードウェアストアーは釣り道具は売っていないものなんだが、この町の店ではアウトドア用品も売っていてかなりでかい店だった。トラッキーの町のすぐ下流辺りがコンスタントに釣れているらしい。昼間はライズがなくてもアトラクターを流せば上がってくることがあるというのでしばらくこの戦略を試してみたが、不発だったのでニンフ釣りに変更。気温はそう高くなかったが、からっとした晴天で日差しが強い日だ。橋の近くのアクセスポイントからは言ってしばらく探るが何もなかった。1週間ぐらい前から水門の放水量が増やされたとのこと、流れの速いせにはあまり魚の気配なし。少し流れが緩くなった十分深さのある所あたりに休んでいると読んでニンフを流すとこの読みが当たってかなりはっきりとしたアタリをストライクインジケーターに見たのでアワセるとこの15インチレインボー。かなりのファイトを見せてくれた。
あたりフライはこのゴールデンストーンニンフ。先述のフライショップで手に入れた。持っててよかった!これ以外にも小さいレインボーがトレイラーのフェザントテイルに来てくれた。今年の6月のトラッキーリバーは例年になく水もクリアーでいいコンディションらしい。水温も華氏65度と鱒には最適の温度。ウエットウエイディングしても気持ちいい温度だった。とにかくとっても綺麗な川なので近くに行ったら是非釣ってみることを勧めます。

日本語もちょっとしゃべれるフライショップのダニエルさん。御世話様でした!

Sunday, June 17, 2007

Owyhee turned ON

最近オワヒが釣れだしたというローカル情報を得て、日曜の午後に一人で川に向かう。今日は父の日。ガールフレンドで最近忙しいマエストロ(前妻二人から計4人の子持ち)に川に向かう途中の車中から電話。すると奴も今川に向かっている最中とか!?久しぶりに彼の顔を見ることができそう。ガールフレンドと一緒に来ると言う。話してみると彼も小生と同じ場所が狙いめと踏んでいるらしいので、先行している小生が先にそこに入っているよということで電話を切る。オワヒはかなり渋い時期が続いたので、セージのおニューのロッド(SLT、4番、オワヒのドライフライでの釣りにぴったり!)のデビュー時期を見計らっていたのだが、やっと時機到来というわけだ。で、狙った場所に到着したのが3時半過ぎ、既にライスしている魚の音あり!こういうのしばらくぶりだよな〜最近は来てもライズも何にもないというのがしばらく続いたからね。やっとオワヒらしさを取り戻してくれたようだ。で、しばらくするとマエストロが黄色いVWビートルでガールフレンドと登場。彼女が川岸で見守る中二人でますます盛んになって来たPMDへのライズを狙う。まずマエストロがCDCイマージャー(ウイングが斜めについている奴)で一尾あげる。こちらもこのフライに付け替えて立て続けにフッキング6尾、ランディング5尾。サイズは大体みんな15〜16インチとここの平均サイズ。これがたかだか2時間以内くらいのことだから結構うまくいった方だ。
上がったときにウエイディングプーツを見るとこのPMDニンフがつま先の上でうごめいていたので撮影。ウイングケースがはっきりと形作られていて、もうイマージング寸前といった感じだ。このあと空一杯を埋め尽くす様なPMDのメイティングダンスを見た。この川でこんなにPMDを沢山見たのは今年が初めてだ。去年の洪水でそこの泥が一掃され、PMDが住みやすくなった為らしい。とにかくやっとオワヒのドライフライシーズン到来のようでうれしい限り!

Saturday, June 16, 2007

alpine lake in Idaho

Nice 14 inch cutthroat from Jenny Lake near Idaho City.
今日土曜日はかねてよりケリーが行きたがっていたジェニーレイクという山中の湖(標高7000フィート以上だから2300mぐらいの高地湖)にハイキングに行くことになった。家からトレイルヘッドまで車で走ること1時間40分強。少し山道を迷ったがやっとトレイルヘッドにたどり着く。ここから車を停めて犬たちと一緒にトレイルを登って行った。こうして歩くこと3時間弱、やっと目的地の小さな湖に到着。既に何組かキャンプをしている。この標高だとまだ山肌に所々雪が残っているが、昼間はちょっと暑いくらい。特にのぼりのハイクでは汗だくになる。早速釣りの支度をしてニンフをストリップしたりしてみたが全く反応なし。そのうち魚が動いているのが見えるが、多分8〜9フィートぐらいの深さで行ったり来たりしているようだ。しばらく反応がないのでローヤルウルフを付けて小川の流れ込みに投じると、いきなり前触れもなく魚が上がって来てヒット!上がって来たのはこの完璧な魚体のウエストスロープ•カットスロートトラウト。14インチと期待した以上のサイズ。この写真のあとリリース。もう産卵期が始まっているので綺麗な婚姻色だった。
山を登って行くのでウエイダーズやフロートチューブ等の余計なものは一切持ってこなかった。素足で湖に入ってみたが冷たくて足が痛くなり、3分も入っていられないぐらい。そこでこのような倒れた木の上を歩いて行ってキャスティングがやりやすいポジションをとる。

こうやって釣りをしているうちに、産卵の為にこの湖に流れ込んでいる小川にマスたちが上がって行くのが見える。このあと幅1mもないぐらいの綺麗な小川沿いを歩いてみると、登って行ったマスたちがうようよ。

帰りのトレイルで見つけたモラールマッシュルーム。これはボイジーのマーケット等でも売っている高級キノコ。この晩は家に既に買ってあったモラールでパスタの予定だったので、この大きな奴もそれに混ぜて料理した。非常に美味。

Monday, June 11, 2007

たまには trout dinner

普通はキャッチアンドリリースだが、たまに湖等で釣る時はさかなをちょっと持って帰ってくることもある。日曜日にインディアン居住区内のマウンテンビュー貯水池で釣れた魚のうち2尾を持ち帰り、月曜日にこのように料理して食す。美味なり。

Sunday, June 10, 2007

Indian Reservation fishing 2

しばらく写真だけでした。ちょっとなんか書かなくっちゃね。さて、テントで寝て朝うるさいぐらいの水鳥の声で目覚める。7時過ぎに起きてまず水面を観察。アイダホアングラー(ボイジーのフライショップ)のティムも既に起きていて、朝のうちは水面近くで何かたべているのでフローティングラインを使った方がいいぜと言う。風もなく、鏡の様な水面にライズリングがところどこに見える。写真はキャンプサイトで沢山見た芋虫。毛の色がスカンクみたいだ。

遂に日の目を見た小生のパンテューンボート。でも最近の奴は片側に二つずつ(計4本)の浮きがついていて、座る位置が水面に近くなる様になっているものが多い。



現地のインディアントライブの息子、リチャードとの写真。アイダホアングラーのティムは先週トライブの為にフライキャスティングクラスをやったそうだ。10人ぐらい集まればいい方だと思って企画したが、なんと40人ぐらい集まって盛況だったそうだ。インディアン居住区でもフライフィッシングへの興味が高まりつつあるようだ。リチャードは釣りの才能があるようで、毎日10匹以上あげていた。日本人にあったのは多分始めてみたいで、妹のスカイと二人で興味深そうにちらちらこちらを見ていたので話しかけて写真を撮りました。

朝のうちライズが多く、それに向かってフローティングラインでニンフを投げてちょっとストリップすると食ってくれることが多かった。それにしてもこの朝は水面にカタツムリの様な巻貝が沢山浮いている。この日に家にもって帰った二匹のレインボーのうち大きい方の胃の中から、おびただしい数の先のとんがった小さい巻貝が出て来た。ニジマスはこんなのも食べちゃうんだね。

左からベニー(ハンガリー人)、ティム、デニーの面々。

Saturday, June 9, 2007

Indian Reservation fishing 1

先週末に骨組みだけ完成したパンテューンボーとトレーラーだが、テールライトとナンバープレートを後ろの方に移動する改造をするのに、木曜金曜の夕方費やし、やっと土曜の朝早くに電気系統の接続を終了。釣りとキャンプ両方の荷造りでもたもたし、おまけに相棒のベニーも寝坊したらしいので急がないでいいからゆっくり行きましょうということで、土曜日に家を出たのは昼ぐらいだった。最近マエストロは新しいガールフレンドができて釣りとはご無沙汰らしく、もっぱらベニーと釣行することが多い。家から車で1時間強のブルーノのOne Stop Cafeで遅い昼食。ここは以前オワヒの近くのエイドリアンにあるマーケットの店主、ジムが離婚してここに引っ越して来てやっている店だ。マウンテンホームの方からやってくると町の入り口にある。このひっくり返った看板が目印!?

こんな感じでばっちり決まってるでしょ?ボート自体はかなり軽いので、高速で走った方ががたがたノイズを発生しないようだ。




One Stop Cafeの内部。アメリカ西部の田舎のドライブインだ。午後2時頃着いたときにはほとんどのテーブルが埋まっているほどの盛況ぶり。ジムは商売がうまいようだ!



アイダホとネバダの州境にあるインディアン居住区、ダックバレー内にあるMountain View貯水池にて、初めて自分のボートでの釣り。これはBVFF(ボイジーのフライフィッシングクラブ)の団体釣行だったのだが、ボイジーにあるフライショップ、アイダホアングラーが主催のパンテューンボート試乗会も湖の反対側でおこなわれていた。というわけでアイダホアングラーのキャンプサイトに割り込ませてもらった。着いたのは午後3時過ぎだったが実際釣りを始めたのは4時ごろかな。はじめはちょっと風か強かったが、日が傾くに釣れてだんだん風も収まって来た。はじめはフローティングラインでミッジ等を引っ張ってみたが、1回あたりがあっただけでそのあと音沙汰なし。周りの人はみんなインターミディエイトラインを使っているらしい。そのうちベニーがダムゼルニンフとシンキングラインで何匹かあげる。ここで小生もタイプ3のシンキングラインにスイッチ。手持ちのダムゼルのタンカラーから始めたが、反応がないので割と派手なライムグリーンのダムゼルに換えてしばらく引っ張るとこの元気のいいレインボーが来てくれる。ここの魚は元気がよくて、サイズは大体12〜14インチぐらいだがまるまる太っていてかなりのファイトを楽しめた。

暗くなって来て豪快なアウトドアクッキングが始まる。キャンプと云っても2種類あって、歩いて行ってキャンプする(バックパッキング)のと、車でキャンプサイトに乗り入れてキャンプするのは全然道具が違ってくる。車で乗り入れる場合、車に載りさえすればあまり重量は関係ないので、このような重いダッチオーブンと鉄板のグリル、大きなプロパンのボンベをつないだコンロ等が使える。アルコール飲料もビールの様に重い割りにアルコール度数が低いものを持って行く。でもバックパッキングだったら重量の割にアルコール度数が高いウイスキーとかブランデーを持って行きたくなる。このキャンプサイトにはこの居住区に住むインディアンの親子(お父さんと息子と娘)3人も参加していた。息子はフライフィッシング始めたばっかりだったが、かなり才能あるようでホイホイ魚をあげていた。

Sunday, June 3, 2007

Trailer modification

去年この新品同様のパンテューンボートを中古で300ドルで仕入れたのだが、乗せられるトレイラーがないので裏庭で眠っていた。ベニーの協力を得てトレーラートップをフラットトップに改造。春から初夏に書けて貯水池や湖の釣りに威力を発揮しそうだ!次の週末はDuck Valley Indian ReservationにあるMountain View Reservourにいってやっとこのボートをデビューさせることができそうだ。

Saturday, June 2, 2007

Brown Drake hatch at Silver Creek

Most of the Idaho's rivers opened for fishing a week ago. This time of the year, Brown Drake hatch is the major event at Silver Creek. It usually happens around June 5 but this year, the hatch schedule is a few days early. The hatch only lasts for about five days and only happens once a year! I have tried to fish at the Silver Creek during the hatch once a few years ago, but it was too late. The hath was already over that year. I have heard that it started already this year, so I decided to give it a try. The hatch usually starts toward evening. Benny and I got the Nature Conservancy land around 3 PM then try catching the rising fish for PMD. Benny was getting several hit on the PMD dry but I could not get them to bite for some reason. I finally caught this fish using an emerger pattern with a tiny bead head, with a technique of down and cross then swing.
PMD on Benny's waders. Fish were not feeding quite on the surface, you know, the one just a inch or so below the surface. I need to tie something like this and drift slightly subsurface...
We moved to the Nature Conservancy land to the Idaho Fish and Game land just before 7 PM to catch the Brown Drake hatch!


The bug of the day, Brown Drake! When we got there, the bugs are already on the air and having the mating dance. Enormous amount of the big bugs! But, the fish were not that crazy as I expected... The size of the hook for this fly was 8~6 (so big!). I felt a fish several time on the hook but it was very difficult to get them to actually hook well because of this big size of the hook. As it got later in the evening, fish were more on the fly but fishermen around me were having the same situation.

Look at this prolific hatch of the Brown Drake! Make sure to click on the pix and see the magnified version. Benny caught one nice brown but I did not catch fish with the big fly this time. Oh well, I will try next year again. Benny told me that one guy near him was catching 5~6 fish with a little smaller fly than the natural. It might be better for hooking.