Sunday, January 1, 2006

O川に初詣で

このところ一時のような寒さも嘘のように暖かく、連日雨が続いていた。これだけ暖かい(摂氏10度前後)日が続けばO川の氷も溶けただろうと思い、オレゴンの年間釣りライセンス(元旦から大晦日まで有効)ゲットがてらにマエストロと連れ立って初詣でと相成った。川についてみるとやはり下流の方は雨の影響かほとんどコーヒー牛乳のごとく濁っていた。しかしテールウオーターのこの川のこと、ダムに近い上流に行けば多分水も透き通るだろうと上流に向かって走れば、案の定コンディションは上流に行く程よくなっていた。で道から魚が群れていてライズしているポイントを見つけ、ここで始めることにする。
でこいつが今年の私の初魚。いきなり18インチのまるまる太ったレインボーとは、まさに「こいつは春から、縁起がいいぜ」というかんじ。使ったフライはビードなしの黒いゼブラミッジもどきでサイズは18番ぐらいかな。これをデッドドリフトさせて竿あげたら乗っていた。まずはなかなかのサイズ、それもここでは珍しいレインボーをあげて気を良くし、よっしゃ今度はドライで取ったるでということで前の晩に巻いたサイズ24のCDCミッジパラシュウトもどきを6Xにむすぶ。この時期はとても小さくて体が黒いミッジがハッチしているのを知っていたので、これを巻いたのだが、ボディーは糸だけでダビングなしの極細い仕上げ。ウイングは白いCDCを適当にチョコと付けただけという感じ。でこれがあたって4尾ぐらいフッキングしたが次の写真のやつともう1尾(計2尾)をランディング。サイズはここの平均サイズ(16インチぐらい)のブラウン。
今日KetchumのSilver Creek Outfittersから来たフィッシングレポートによると、冬のビッグウッドリバーでミッジを使うときは、曇りの日は胴体が緑のやつや赤いやつが効き、晴れの日は胴体が銅色か黒いのが効くと書いてあった。これらは必ずしもナチュラルズとは色が同じな訳ではないが、どういう訳かその日によって効く色が違うらしい。今度この川でもいろいろ試してみるつもりである。
このあと一度移動してもう1尾シギースペシャルにてランディングし、初詣でをばっちり楽しんで家路についた。マエストロはこの日数はでたもののサイズではなぜかふるわず、少しフラストレーションが残った模様。でも冬でもこれだけ楽しめる川がこんな近くにあるなんてなんと幸せなのだろうと思わざるを得ない。

3 comments:

african said...

Rainbowすごいいい体躯してますね。きれいだし、こんなの釣りたいな~。ミッジの繊細なところまで追求されていて、ますますO川マスターになっちゃいますね。さすがです。

ところで「KetchumのSilver Creek Outfitters」っていうのはどこのWebサイトなのですか?

yokoyam3 said...

KetchumのSilver Creek Outfittersのウエブサイトは以下です。
http://www.silver-creek.com/
このサイトでメールリストにサインアップすると、定期的にメールでフィッシングレポートが送られてきます。Ketchumに行くことがあったら一度行ってみてください。ダウンタウンの向こう側にあって、メインの通り沿いの右側にあります。大きなログキャビン風の建物ですのですぐわかりますよ。ここは高級品が多いですが、ガイドの値段は結構お買い得です。一度シルバークリークのガイドを頼みましたがそんなに高くなかったですよ。冬のビッグウッドも面白いらしいですからそのうち行きましょう。

Anonymous said...

私もミシガンにおりますので、スティールヘッド釣りは少しします。が、腕がよくないので一シーズン1-3匹くらいしか釣れません。そろそろミシガン南東の川にもスティールヘッドがあがってきます。