Sunday, August 27, 2006

マークとフロートトリップ

今回のシアトル行きのメインイベント、ワシントン州ヤキマ川のフロートトリップである。このガイドつきフロートトリップ、eBayのオークションで落としたのだが、普通のガイドつきトリップよりずいぶん安く手に入れてしまった。で、オークションを落とした後で気づいたのだが、ガイドはあのセージの2003年のカタログにフィーチャーされていたシアトルベースの日系アメリカ人ガイド、マーク•シマヅ氏なのだ(写真左)。会ってみると本人はとっても陽気なおじさんという感じ。カタログに出てた写真より若く見えたが、多分自分と同じ年ぐらいじゃないかな。待ち合わせが、シアトルから山を越えて1時間半ほど東に走った、エレンズバーグという街の高速の出口にあるレストランの駐車場に9時45分とのこと。クリスの家を8時に出て待ち合わせ場所に10分前ぐらいに着いた。しばらく待ったがそこにシマヅ氏らしきピックアップトラック+ドリフトボート登場。歩み寄って聞いてみるとやっぱりマークだった。
このトリップは1日で昼食つきの2人までのトリップ。マエストロが行けなくなったので急遽クリスが参加することに。クリスは全くのど素人でフライはまったくやったことがないが、そこはガイドつきトリップの強み、キャスティングのコーチはマークに任せ、こちらはとにかくボートから釣りまくるという作戦。しかし、初めての川でフロートトリップをやるのも初めてなので、興味津々で出発したのはいうまでもない。シアトルには何回も車で行っているが(片道8時間)、高速道路沿いにこのヤキマ川が流れており、いつも車から見て「ん〜、釣りたい!」とかねがね思っていた。しかし車からちらちら遠目に見たのと、実際に川に出てボートで下ってみるのとは印象が大違い。まず、流量がかなり多い。なんか夏のサウスフォークのボイジー川みたいな感じ。でも、川岸の感じがちょっと違うかな。この日はエレンズバーグから30分ぐらい上流に走ったところからボートで下り始めた。上流ならドライ、下流ならニンフ釣りになると言われたし、下流だと終わりが遅くなるいうことなのでワイナリー巡りをしているサラとケリーに後で落ち合わなくてはならない関係上あまり遅くまでは釣りできないので上流に行くことに決定。この上流のセクションも、後1週間もすれば貯水池の放水量が減らされて、ボートで下るのはきつくなるそうだ。

さて、川をドリフトボートで下り始めたがやはりウエーディングの釣りとかなり違う。キャスティングにあまり距離はいらない。ほんと、竿の長さの2倍から3倍ぐらいキャストすれば十分。それに一度ボートの進行方向(下流方向)にキャストすれば、ボートもフライと一緒に流されているので、かなりのドリフト時間が稼げる。はじめのうちは、写真のフォームホッパーと、ドロッパーにエルクヘアカディスのダブルドライで釣っていた。しばらくしてからはドロッパーは無しで釣った。この川には、10センチぐらいの鮭の稚魚、ニジマス、ウエストスロープカットスロートトラウトがいる。とにかく川を下りながら、マークはブッシュがきれたところでバンクぎりぎりにキャストするように指示する。しかし本当ボートで下るドライフライの釣りはフライから目が離せない。この日はずっとフライを見ていたので、ほとんども全くまわりの景色を見る暇がなかった。鮭の稚魚もたまにフライをくわえ、フッキングしたりもした。はじめのうちは合わせのタイミングがちょっと違うので、ヒットはあるがフッキングできないというのが続いた。O川やSFOBではあまり早アワセするとすっぽ抜けてしまうのだが、ここではヒット即合わせをしないとだめみたいだ。マークがしきりに早くアワセろとせき立てる。こちらは他の川の癖でちょっと待ってしまうものだから、大分マークもフラストレーションがたまったに違いない。でもしばらくしてこの早アワセができるようになって来て、それからは30センチくらいのニジマスやカットスロート(多分6対4ぐらいでニジマスが多い)が数えきれないほど釣れた(本当マジで何匹釣れたかわかんなくなった)。

クリスもフライで初の魚をゲット!キャスティングに苦労していたようだが、それでもボートからだと結構釣れていた。








これくらいのやつが数えきれないほど釣れた。ボートからだとフライが近いので魚がフライを見て来て一瞬じっと見てそのあとパクッとヒットしたり、ただ周りをぐるぐる回って行ってしまったり等のアクションが、全部見えた。1度だけ、深いリッフルのすぐ後の淵に達したところで、50センチぐらいの魚がフライを見に上がって来たが、ストライクには至らなかった。






マシンガンのように一日中連続でキャストし続けた感じ。右手の薬指の付け根にマメができ、それがむけていたのに気づいたのはボートのテイクアウト地点に着いて道具を片付け始めた時だった。





とにかく初めての体験だらけで面白かった。ありがとう、マーク!

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