Sunday, June 10, 2007

Indian Reservation fishing 2

しばらく写真だけでした。ちょっとなんか書かなくっちゃね。さて、テントで寝て朝うるさいぐらいの水鳥の声で目覚める。7時過ぎに起きてまず水面を観察。アイダホアングラー(ボイジーのフライショップ)のティムも既に起きていて、朝のうちは水面近くで何かたべているのでフローティングラインを使った方がいいぜと言う。風もなく、鏡の様な水面にライズリングがところどこに見える。写真はキャンプサイトで沢山見た芋虫。毛の色がスカンクみたいだ。

遂に日の目を見た小生のパンテューンボート。でも最近の奴は片側に二つずつ(計4本)の浮きがついていて、座る位置が水面に近くなる様になっているものが多い。



現地のインディアントライブの息子、リチャードとの写真。アイダホアングラーのティムは先週トライブの為にフライキャスティングクラスをやったそうだ。10人ぐらい集まればいい方だと思って企画したが、なんと40人ぐらい集まって盛況だったそうだ。インディアン居住区でもフライフィッシングへの興味が高まりつつあるようだ。リチャードは釣りの才能があるようで、毎日10匹以上あげていた。日本人にあったのは多分始めてみたいで、妹のスカイと二人で興味深そうにちらちらこちらを見ていたので話しかけて写真を撮りました。

朝のうちライズが多く、それに向かってフローティングラインでニンフを投げてちょっとストリップすると食ってくれることが多かった。それにしてもこの朝は水面にカタツムリの様な巻貝が沢山浮いている。この日に家にもって帰った二匹のレインボーのうち大きい方の胃の中から、おびただしい数の先のとんがった小さい巻貝が出て来た。ニジマスはこんなのも食べちゃうんだね。

左からベニー(ハンガリー人)、ティム、デニーの面々。

Saturday, June 9, 2007

Indian Reservation fishing 1

先週末に骨組みだけ完成したパンテューンボーとトレーラーだが、テールライトとナンバープレートを後ろの方に移動する改造をするのに、木曜金曜の夕方費やし、やっと土曜の朝早くに電気系統の接続を終了。釣りとキャンプ両方の荷造りでもたもたし、おまけに相棒のベニーも寝坊したらしいので急がないでいいからゆっくり行きましょうということで、土曜日に家を出たのは昼ぐらいだった。最近マエストロは新しいガールフレンドができて釣りとはご無沙汰らしく、もっぱらベニーと釣行することが多い。家から車で1時間強のブルーノのOne Stop Cafeで遅い昼食。ここは以前オワヒの近くのエイドリアンにあるマーケットの店主、ジムが離婚してここに引っ越して来てやっている店だ。マウンテンホームの方からやってくると町の入り口にある。このひっくり返った看板が目印!?

こんな感じでばっちり決まってるでしょ?ボート自体はかなり軽いので、高速で走った方ががたがたノイズを発生しないようだ。




One Stop Cafeの内部。アメリカ西部の田舎のドライブインだ。午後2時頃着いたときにはほとんどのテーブルが埋まっているほどの盛況ぶり。ジムは商売がうまいようだ!



アイダホとネバダの州境にあるインディアン居住区、ダックバレー内にあるMountain View貯水池にて、初めて自分のボートでの釣り。これはBVFF(ボイジーのフライフィッシングクラブ)の団体釣行だったのだが、ボイジーにあるフライショップ、アイダホアングラーが主催のパンテューンボート試乗会も湖の反対側でおこなわれていた。というわけでアイダホアングラーのキャンプサイトに割り込ませてもらった。着いたのは午後3時過ぎだったが実際釣りを始めたのは4時ごろかな。はじめはちょっと風か強かったが、日が傾くに釣れてだんだん風も収まって来た。はじめはフローティングラインでミッジ等を引っ張ってみたが、1回あたりがあっただけでそのあと音沙汰なし。周りの人はみんなインターミディエイトラインを使っているらしい。そのうちベニーがダムゼルニンフとシンキングラインで何匹かあげる。ここで小生もタイプ3のシンキングラインにスイッチ。手持ちのダムゼルのタンカラーから始めたが、反応がないので割と派手なライムグリーンのダムゼルに換えてしばらく引っ張るとこの元気のいいレインボーが来てくれる。ここの魚は元気がよくて、サイズは大体12〜14インチぐらいだがまるまる太っていてかなりのファイトを楽しめた。

暗くなって来て豪快なアウトドアクッキングが始まる。キャンプと云っても2種類あって、歩いて行ってキャンプする(バックパッキング)のと、車でキャンプサイトに乗り入れてキャンプするのは全然道具が違ってくる。車で乗り入れる場合、車に載りさえすればあまり重量は関係ないので、このような重いダッチオーブンと鉄板のグリル、大きなプロパンのボンベをつないだコンロ等が使える。アルコール飲料もビールの様に重い割りにアルコール度数が低いものを持って行く。でもバックパッキングだったら重量の割にアルコール度数が高いウイスキーとかブランデーを持って行きたくなる。このキャンプサイトにはこの居住区に住むインディアンの親子(お父さんと息子と娘)3人も参加していた。息子はフライフィッシング始めたばっかりだったが、かなり才能あるようでホイホイ魚をあげていた。

Sunday, June 3, 2007

Trailer modification

去年この新品同様のパンテューンボートを中古で300ドルで仕入れたのだが、乗せられるトレイラーがないので裏庭で眠っていた。ベニーの協力を得てトレーラートップをフラットトップに改造。春から初夏に書けて貯水池や湖の釣りに威力を発揮しそうだ!次の週末はDuck Valley Indian ReservationにあるMountain View Reservourにいってやっとこのボートをデビューさせることができそうだ。

Saturday, June 2, 2007

Brown Drake hatch at Silver Creek

Most of the Idaho's rivers opened for fishing a week ago. This time of the year, Brown Drake hatch is the major event at Silver Creek. It usually happens around June 5 but this year, the hatch schedule is a few days early. The hatch only lasts for about five days and only happens once a year! I have tried to fish at the Silver Creek during the hatch once a few years ago, but it was too late. The hath was already over that year. I have heard that it started already this year, so I decided to give it a try. The hatch usually starts toward evening. Benny and I got the Nature Conservancy land around 3 PM then try catching the rising fish for PMD. Benny was getting several hit on the PMD dry but I could not get them to bite for some reason. I finally caught this fish using an emerger pattern with a tiny bead head, with a technique of down and cross then swing.
PMD on Benny's waders. Fish were not feeding quite on the surface, you know, the one just a inch or so below the surface. I need to tie something like this and drift slightly subsurface...
We moved to the Nature Conservancy land to the Idaho Fish and Game land just before 7 PM to catch the Brown Drake hatch!


The bug of the day, Brown Drake! When we got there, the bugs are already on the air and having the mating dance. Enormous amount of the big bugs! But, the fish were not that crazy as I expected... The size of the hook for this fly was 8~6 (so big!). I felt a fish several time on the hook but it was very difficult to get them to actually hook well because of this big size of the hook. As it got later in the evening, fish were more on the fly but fishermen around me were having the same situation.

Look at this prolific hatch of the Brown Drake! Make sure to click on the pix and see the magnified version. Benny caught one nice brown but I did not catch fish with the big fly this time. Oh well, I will try next year again. Benny told me that one guy near him was catching 5~6 fish with a little smaller fly than the natural. It might be better for hooking.

Thursday, May 31, 2007

San Francisco business trip

今週は3連休のあと火曜日から仕事が始まったが木曜日はサンフランシスコに日帰り出張。朝4時起きで6時にボイジーを発つ直航便に飛び乗り、夕方6時過ぎにボイジーに帰ってくる強行軍。カリフォルニア大学サンフランシスコ校の病院にある放射線治療用の加速器を見に行って来ました。面白かったけど日帰りはちょっと疲れるね。

Monday, May 28, 2007

Last day at Grand Teton

ティートンをバックにした小生。早くも3日めで今日は帰らなくては行けない。また6時間強のドライブ。







朝食後にジェニーレイクに向かってドライブ。ちなみにティートンとはフランス語で「オッパイ」のこと。グランドティートンだから「大きいオッパイ」。










ベニー、小生、とケリー。









気になるフラットクリーク、ジャクソンのすぐ北。でもこの川フィッシングがオープンするのは8月1日。






ティートンの山並みのアイダホ側にある小さな町、ビクターのフライショップ、エンポリウムの店先にいる人間を釣るサカナ。

Sunday, May 27, 2007

Fishing in Grand Teton NP

前日にワイオミングのジャクソンでこのフライショップに寄り、情報とワイオミング州のフィッシングライセンスを仕入れた。この時期は雪代で水量もまだ多いし、初めて来たので右も左もわからない。どこで釣ったらいいのかはやはり地元で聞くに限る。公園内のパシフィッククリークなら釣りができるコンディションだろうという話。で、一日のうちいつ頃がいいか聞いてみると、この時期は昼過ぎの一番暖かくなって来たころがベストだと言う。

そういうことなら今日は朝早く起きて午前中はケリー、ベニー、それに私3人でトレールハイキングしようということになる。まず起きてコルターヴィレッジ内の食堂で朝食。そして歩き始める。トレールではジャクソンレイクとこの山々の美しいバックグラウンドでサイコー!






そして午後、予定のパシフィッククリークに向かう。まず橋の近くをいろいろと探ってみたが全く反応なし。まだやはり水量が多く、流れも速い。しばらくやってみてノーアクションなのでもっと上流に行こうかと話し始め、橋の方に戻りつつ岸よりにえぐれて少し深くなっていて流れも緩くなっているところにでかいホッパー系のゴム足のついたスティミュレータ(ドライ)を流すと、何の前触れもなくいきなり魚が上がって来てヒット!無事ランディングでこの写真。多分これイエローストーンカットスロートトラウトだと思うんだけど、どうかな?知っている方、教えてください。スネイクリバーカットスロートというのもあるらしい。サイズは13インチぐらいかな?

このあと上流に行ったが全く反応なし。他にもフライフィッシャーマンがいたが誰も釣れてなかった。で、近くのピルグリムズクリークに移動。ここはパシフィッククリークより少し小さい流れ。綺麗な川だったが魚の反応皆無!?しばらく粘ったが雲行きが怪しくなって来たので納竿となった。あとでグーグルアースを使ってこのピルグリムズクリークの衛星写真を見てみたのだが、どうもこれは干上がってしまう川の様だ。だから魚がいなかったのかな??

Saturday, May 26, 2007

Road Trip

メモリアルデーウイークエンド(5月最後の週末で3連休)の予定が、急に空いてしまったので、どこかに行こうということになり、イエローストーン国立公園も考えたが多分直前なので予約がもうきついだろうということでそのすぐ隣のグランドティートン国立公園に行くことにした。で、ベニーも誘って大人三人、犬二匹プラス釣り道具とその他をこの車に全部納めて土曜の朝11時過ぎに出発した。

ボイジーからは東に車で400マイルぐらい(約640キロメートル)。休み休みで6時間強ぐらい。グランドティートンの山並みは写真でも綺麗だが生だともっと綺麗なのは言うまでもない。ワイオミング州のアイダホとの境近くにこの山々はある。アイダホの一番大きな川、スネイクリバー(コロンビアリバーの支流)の水源の一つ(サウスフォークのスネイクリバー)はこの辺り。ちなみにサウスフォークのスネイクリバーと、フライフィッシングの世界では世界的に有名なヘンリーズフォークのスネイクリバーが合流して、スネイクリバーとなる。合流地点はアイダホ東部のアイダホフォールズ市近辺。

公園内には何カ所か宿泊施設があるが、アフリカン氏より情報を仕入れ、コルターベイというところにキャビンを借りた。行く2週間ぐらい前に予約を入れたがまだ空いていた。当日行ってみたがまだ空きがあるようで、予約なしの人もチェックインしていた。

結構中は広くて、ダブルベッドが二つ、シングルベッドが一つ、床はリノリウムでちょっと冷たい感じだが部屋の真ん中に敷物がある。シャワーもついていて一泊150ドルぐらい。シャワーは割とすぐお湯がきれるのが玉にキズ。

Sunday, May 20, 2007

Bruneau Sand Dune State Park

BVFFのあつまりに日曜日の午後から参加。こんなブルーギルが沢山釣れた(結構大きくて20センチぐらい)。日本では釣りは「フナに始まってフナに終わる」と言われるが、アメリカではこのフナにあたる魚がブルーギルだ。小骨がたくさんあるが、食しても美味だった。

Saturday, May 19, 2007

Air Force Base Demonstration

アメリカ空軍基地内でおこなわれたアジア系アメリカ人の文化祭の様なもので、少林寺拳法のデモンストレーションをおこなった。結構受けた。

Sunday, May 13, 2007

Fairfield, Idaho

ケッチャムに行く途中にあるフェアフィールドから山に入り、マウンテンバイクで一山超えたらこの小川があった。これたぶんライムクリーク(サウスフォークオブボイジーリバーの支流)だ。残念ながら釣り竿は車において来てあったので釣りはお預けだ。

Saturday, May 12, 2007

Komen Boise Race for the Cure

少林寺拳法ボイジー支部毎年恒例(といっても今年が2回め)のコメンボイジーレースフォアキュアーに参加しました。

Thursday, May 10, 2007

Little Camas Reservoir

今年の春はオワヒも渋いし、5月の終わりまでアイダホの主な川はシーズンがクローズなので、どこか新しい釣り場を開拓しようと情報収集していたところ、サウスフォークのボイジーリバーのアンダーソンランチダム近くにあるこの貯水池(Little Camas Reservoir)が結構釣れているらしということがわかった。この貯水池は一年中シーズンがオープンなようだ。2〜3年前までこの貯水池は干上がっていたのだが、一昨年の冬たっぷり山の方に降った雪の雪解け水でいっぱいになり、そこにニジマスの稚魚を放流したらしい。この日(4月の終わり)はケリーとうちのグレイハンウンド2匹を連れて一家総出で山の中の貯水池にいき、私はこのように水面ぷかぷか、ケリーと犬たちは付近の散策となった。ボイジーとここでは気温が摂氏で5度以上違うようで、多少は涼しいところ。久しぶりの止水の釣りである。水温は水面近くで華氏58度くらい(32引いて5/9をかけると摂氏)。フローティングラインで派手な黄色と茶色のウーリーバガーをしばらく引っ張ってみたが全く反応なし。貯水池の水面や周辺の岸近くには、おびただしい数のミッジが飛び交っていた。
写真の虫は蚊の様に見えるが血を吸うわけではないので人畜無害のようである。しかしオワヒなんかで見る奴より断然でかい!サイズ12ぐらい。こんな奴が一杯いたのだが、なぜかこの日はこのパターンは使わず。バガーでしばらくやってだめだったので、フライをコーンヘッドのマドラーミノー(サイズ8番ぐらい)に換えてみた。ここで一発あたり。サイズは13インチ強だがまるまる太ったかなり引きの強い魚をランディング。魚は全部もともと放流された奴なのだが、魚体はほとんど天然物の様な綺麗なものだった。今日はこれをディナーでいただくことにした。ケリーも一緒に来ていたので正味3時間弱ぐらいしか釣らなかったが、他にも数回あたりあり(このあとは全部バラし)。みんなかなりの引きで数回のジャンプも拝むことができた。

サーテ今晩はこのマスをごちそうになりまーす(と、頭の中で考えている時の写真)。このサイズでもまるまる太っていたので二人分のディナーには十分の量。2枚におろして小麦粉をまぶし、ムニエル風にバターで炒めてレモンを搾ると最高でした!腹を割いてみると、やはりミッジの幼虫(ボウフラの様なもの)がビッチリと腹に収まっていた。
しかしその後オービスショップに行ってジョンにこの話をすると、この貯水池ならもっと数が出るはずたと言う。彼によると、シンキングライン(タイプ3ぐらい)を使い、フライはでかめ(サイズ12?)のミッジラーバ(黒)かサイズ10ぐらいのザグバグを使えと言う。という訳で約1週間後にリターンマッチに向かう。ここはうちから1時間ぐらいしかかからないのでこの近さがうれしい。

この日水面近くの水温は華氏64度。気温は華氏73度ぐらいだった。相変わらず岸辺にはミッジの群れがぶんぶん飛んでいた。リターンマッチの1尾めサイズは大体みんな同じくらい(13インチ強)。たまにでかいのがいるらしいが、多分ほとんど全部このサイズ。この日はタイプ3のシンキングラインを使う(ずーっと前にバーゲンで買って使っていなかったものを初使用!)これはオービスで買ったミッジラーバを食ってくれた。このフライは巻くのが簡単そうなので今度自作でやってみようと思う。その後いろいろフライを試してみたが、結局ヒットがあったのは全部同じフライ。マドラーミノーとシンキングラインの組み合わせも試してみたが、この日はなぜかこれには反応なし。結局ランディングは4匹でその他2匹バラし、プラス1匹ブレイクオフという感じで、明らかにフローティングラインを使っていた時より釣果が上がった。しかし感触としてはタイプ3ほど重いラインは必要ない感じで、多分インターミディエイトがオプティマムという気がする。

Thursday, April 26, 2007

中拳士三段試験合格

先週金曜日にシアトルでおこなわれた米国北西部合同合宿の一環としておこなわれた三段試験をうけた。この二ヶ月はこの準備にかなりの力を注いで来たが、なんとか合格できた。少林寺拳法の試験は技だけでなく、論述や急所の名前等を答える筆記試験もある。アメリカにはあまり少林寺拳法の支部が広さの割には無く(30支部強)、なかなか昇段昇級試験もやりにくいのだが、規定により三段以上持っていれば二段までの試験を施行することができる。日本にはあの小さい国土に三千近い支部があると言うから、アメリカとは状況が全く違う。しかしその後参加した合同練習会で見た長田正紀先生(正範士八段、山口西京道院長)の技は、まさに神業としか言いようが無い。先生は六十代前半で、やせて体も小さい方なのだが、その技の早くてダイナミックで正確なことと言ったら目を見張るものだ。本当にスーパーマンの様な人がいるもんだと心底感心してしまった。

Tuesday, April 10, 2007

Easter at Owyhee

今年は早くも三月頭から流量が平年夏並みまで増加されたオワヒだったが(普通は4月の半ば)、それから一度も行っていなかったのでこの前の日曜日に行って来た。気温は暖かく、又イースターの日曜日だったので割と空いていた。水温は華氏で46度(約摂氏8度)くらい。条件としてはそう悪くないはずだったのだが結果は、、、、ハイ外しました。ダム下から温泉のところまで何度か往復してライズを探したが、ほとんど皆無。一度ライズを見つけてそこでキャストをし始めると、10分もしないうちにライズが終わってしまう始末。ニンフを流してもウーリーバガーを引っ張っても何の音沙汰もない。まあこういう日もあるんですな。でもオワヒは去年の春の洪水以前はこうではなかったのだが、、、あれ以来底に一杯生えていた藻が全て流されてしまい、魚の隠れ家が減ってしまったのがかなり影響を与えている模様。それに水生昆虫のたぐいも大分流されてしまったようで、この冬のミッジのハッチはまあまあだったが、この日はほとんどハッチなしの一日だった。かろうじてサイドチャンネルのリッフルのテールにサンホワンワームを流すと、この日唯一のトラウトがフッキングしてくれた。魚を水面まで引っ張りだすことはできたが、ティペット切れでランディングならず。ザンネン。次に釣りに行けるのは4月の最終週末なのでしばらくはおあずけ。

Tuesday, April 3, 2007

Napaで再会

埼玉県の某県立男子高校に通っていたのはもう大分昔のことだが、その頃一緒に授業をさぼったりしていた悪友たちに再会することができた。Y君はJALがカリフォルニアのナパでやってる訓練所に日本から赴任してきてもう2年。彼のところにそのうち遊びに行くよと言っていてなかなかいく機会がなかったが、もう一人のロンドン在住で同じ高校の友人、chojin(某商船会社勤務)が家族と一緒にカリフォルニアにバケーションに来ると聞き、こりゃ行かにゃあかんということでケリーと一緒に家から車で片道10時間強のロードトリップをすることとなった。家からナパまでで冬ヤバいのはレイクタホ近くの山越えのみ。もう三月の終わりだったから大丈夫だろうと踏んで車で行くことになったのだ。しかしこの山越えで一番高いのは7200フィート強のドナーサミットだったから結構高い。(ちなみにシアトルの近くのスノクオルミパスは3000フィート強)。
朝でて夕食の時間ぐらいには間に合った。Y君の家でごちそうをいただき、ナパのワインで乾杯!chojinはロンドンから着いたばかりで、ワインの酔いと時差ぼけでかなり眠そう。車でアイダホからナパ(カリフォルニア北部、サンフランシスコのすぐ北)まで行ったのだが、経路としてはアイダホからオレゴンの南東部をちょっと横切ってからネバダに入り、リノを経由してカリフォルニアにはいった。先述のドナーピーク(山越え)あたりまではずーっと沙漠の景色だったが、そこより西のカリフォルニア側に入るとぐっと緑が多くなった。それまでの乾いた色のあまり無い世界に比べ、何かエデンの園に来た様な錯覚にとらわれる。ナパが近くなって来てその緑はいっそう濃くなり、ケリー共々「アイルランドみたい!」(行ったこと無いけど)と言い合っていた。
次の日はワイナリーを巡ってワインテイスティング。本当はちょっと飲んで(テイスティング)残りは捨ててしまうものらしいが、どうももったいないので行く先々で全部飲んでしまう。特にこのオーパスワン2000年を飲んだ時はもったいなくて捨てるなんて考えもしなかった。

Tuesday, March 20, 2007

シアトルのラーメン

シアトルでおいしいラーメンを探しているのだが、ついにみつけたぞ〜!3月のある週末にまた我が家はシアトルの友達宅に出没し、インターナショナルディストリクト(主にチャイナタウン)をぶらぶらしているときに見つけたフリーマガジンに出ていたこの記事、こだわりのラーメンを出すらしいというので行ってみた。アメリカではまともなラーメンにはなかなかお目にかかれないのだが(主に麺がだめ)、ここ(サムライヌードル)はそうでない様なことが記事に書いてあったので期待しちゃいますね。
で、住所を頼りに歩いてみると、なんといつも行く宇和島屋(日系スーパー)の同じビルの裏っかわだった。いつの間にこんなのができたんかいな?




この日は豚骨にトライ。醤油味とつけ麺もあるそうな。写真の様に具は別のお皿にのって出てくる。私はチャーシュウどんぶりの小も同時に注文。デラックスにもラーメンには大きいチャーシューが3切れも付いて来ました。豚骨スープはちょっと塩辛めだがかなりいけるし、麺もかたさが注文時に選べる。この店は初めてで加減がわからないので、麺は日本のラーメンと同じぐらいのかたさにしてと頼んだ。麺もしこしこでいい感じ。アメリカにあるラーメン屋の中ではほとんどトップレベルと見た!

Wallowa River revisit

先週の土曜日、17日は朝4時起きで支度して、5時ごろ家を出た時は未だ真っ暗だった。川まで3時間ちょっとだが、オレゴンとは1時間時差があるので、8時半頃ラグランデについた。いつもラグランデに入ってくるとこの山が見えるのだが、この形を見るといつもハワイのダイアモンドヘッドを思い出す。スーパー等でスナックや昼飯を調達してマイナムモーテルへ。ここでフライとスティールヘッドタグを調達してまず上流の去年入ったポイントへ。

去年初日に一尾かけてブレイクオフした全く同じ場所でこの25インチヘンをゲット。この直前にマエストロも小さめのスティールヘッドをかけるがバラしてしまう。去年2月末に来たときはめちゃくちゃ寒かったが、今回はもう春真っ盛りの気温。川も大分増水で濁り気味。かなり釣るポイントが限られてしまう。

(in English) Fortunately, I landed this 25 inches hen at the exactly same hole where I hooked a fish last year. It was a lot warmer than the last year's visit (~19F in the morning last year), so the water was high and somewhat discolored. It was a bit difficult to find a fly fishable water...

二日めの日曜日も去年と比べていまいち不調。そんな中最後に入ったさらに上流のロッククリークとの合流点のすぐ上で、Kスケが初スティールヘッドをフッキング!(動画) しばらくなかなかのファイトを見せていたが、その後痛恨のバラし!でもスティールヘッドの引きを体験できてよかったね!

Monday, March 12, 2007

Owyhee flow increased

去年は1月から6月まで洪水が続いたオワヒダム下の流量だが、普通の年は4月の中ごろに冬の低い流量(30cfs)から夏の流量(200cfs+)へと増量される。前回のポスティングでもうすぐこれが行われると書いたその日に、実は流量が増加されていた。今朝の流量はインターネットで見たら252cfsであった。

(in English) Owyhee flow has increased to ~250 cfs since March 7!

Wednesday, March 7, 2007

Owyhee flow

今日アングラーズ(オービスショップ)のジョンに聞いた噂では、早くも来週ぐらいにオワヒの流量が平年の夏並みに増やされる(240cfs)らしい。普通は4月の中頃だが去年の洪水で未だかなり貯水池に水が残っているので早めの放水量増加となるようだ。

Owyheeは未だmidge

1月の終わりのオワヒはまだこんなに凍っていたが、ここ数週間でやっと氷も溶け、すこしは釣りやすくなってきた。





3月の第一日曜日にやって来たが、この日のミッジのハッチはあまり目だったものではなく、あまりライズしている魚もいなかった。この日は摂氏10度近くまで気温が上がり、噂に聞いていたストーンフライの一種、スクワラにもお目にかかることができたがこの一日に水面で見たのは5匹程度。流れて行くのを目で追ってみたが、一度も魚が食べるのを見ることはなかった。これが出るかもしれないと思い、スクワラパターンも持って来てあったのだが使う機会は無かった。


春を感じさせるこの日、このような虫にもお目にかかった。これは羽アリに似ているが目玉がアリよりずっと大きく、腹も細長い。これなんて言う虫なんでしょうね〜?




今日の相棒はマエストロと元ヨーロッパ重量上げチャンピオン。マエストロはいつもの様にコンスタントに魚を上げていたが、チャンプと小生は結構苦戦。




結局今日は3尾(15、16、16インチ)だけだったけど、おニューのリール(オービス、バテンキルミッドアーバー)を一応唸らせることができた。この前氷で滑ってこけた拍子に折っちゃったスコットのファイブウエイトはまだ修理中(リバーキーパーさん、催促よろしく)。この日はマエストロのスコットを借用。

サンバレーリゾート

2月からもうボイジー市内はかなり春っぽくなって来ていたが、ここから東北の方向に車で2時間ちょっと走ったサンバレーリゾートでは標高がここより高いのでまだ冬だった。かみさんのカレッジルームメイトがテキサスのオースティンと、シカゴから遊びきて、ウインタースポーツをやりたいというので、ここでノルディックスキーとスノーシューをやることにした。今年は雪が少なく初日にサンバレー入りしたときにはかなり山肌丸見えのところも多く、ちょっと大丈夫かいなという感じだったが、山の方に30分も走れば雪の量は十分。ノルディックスキーをやるには十分の雪量ありだった。サンバレーリゾートはアメリカで始めてできた由緒正しいスキーリゾートでチェアーリフトが世界で始めて設置されたのもここ。しかしこんなに由緒正しいはずなのに、まともな寿司屋が無いというのはちょっといただけない。しかし当然のことながら西洋料理系のレストランは充実している。
リゾートのホテルには程よい熱さの温水プールがあり、ここでスノーシューイングのあとで一汗流す。この日は朝からがっぽり新雪が降ってくれて、スノーシューイングもふかふかでいい感じ!



水中カメラを温水プールでテスト!