Monday, December 25, 2006

South Fork of Boise River

O River is iced up at the moment. According to the Tattered Fly, South Fork of Boise River might be a good alaternative, so Maestro and I had a little Christmans Day outing to the section below the Anderson Ranch Dam. Snow had all melted in town but it was a different story in the mountain. Today was not bitter cold though, hovering around 40 deg F. We left home before 10 AM. I needed to get back home by ~5:30 PM for the Christmas Dinner.

It was cloudy all day today. Water temp. was ~42 deg F near the dam when we got there (~11:30 AM). No hatches or rising fish were ovserved. We both put a stone fly nymph with some kind of dropper and started nymphing. No luck at the first hole. Then, I got a hit on caddis larva dropper at the riffle where we went in on the way to down stream hole. It was an obvious take on the strike indicator. It was a nice 14 inches wild rainbow!

It's nice to have something warm for lunch! This cup noodle from Hong Kong kept me warm!






Finally, I hooked into a nice 19 inch rainbow hen! It was definitely one of the better day at South Fork!

Sunday, December 24, 2006

科学の知識

いやほんと、アメリカ人のサイエンスの一般常識の無さにはよく唖然としてしまう。摂氏(度C)と華氏(度F)の違いはあるとはいえ、水の凍る温度、水の沸騰する温度(1気圧で)、体温で熱があると判断される境目の温度、等、日本人なら(いや、多分アメリカ人以外なら)みんな知ってる数字を覚えていない人が、アメリカにはすごく多い(ちなみに私のかみさんも!?)。これらを華氏【度F】で言うと、32度、212度、98.6度。

また、以前科学教育に携わる者として(そういう仕事をしたこともあった)、大学でアメリカ人のこの方面での教養の無さについてアメリカ人自身が暴露するビデオを見せられたことがあった。これはハーバード大学(アメリカでは超一流校ということになっている)の卒業式で、卒業生にどうして季節の変化が起こるのかという質問をして答えてもらうという物だったが、正しく答えられたのは多分10人に一人ぐらいだった様な記憶がある。

しかしまあこういう社会だから自分も重宝されるのかと思うが、ホントびっくりです。

Saturday, December 23, 2006

マグライトの再生

たまにハードウエアストアに行ってただうろうろ歩き回るのが好きだ。いろんな物があってみてるだけでも面白い。その中で近所にあるのでよく行くのは、チェーン店のエースハードウエア。ここでなかなか面白い物を見つけた。

懐中電灯の王者で一世を風靡(大げさだよ)したマグライトも、最近では発光ダイオード(LED)を使った物に取って代わられて来ている。その理由として次の点が上げられる。LEDの利点は二つ。
1、消費電力が豆電球よりずっと少ないので、電池が格段に長保ちする。
2、豆電球だとフィラメントがしばらくしてきれることがあるが、LEDの場合はほとんど半永久的に保つ。
ので、特にアウトドアでの使用に強みを発揮すると言うものである。

うちにも使わなくなったマグライトミニが二つあるが、これをLED仕様に改造するキットを発見。いろいろな会社から出ていて、ライト部分だけを取り替えるものと、それプラス後ろにスイッチを追加するものの二種類のキットがあったので後者を選択。12ドル99セントなり。


LEDライトに改造されたあとの写真。いらなくなった反射板と、後ろのキャップも写ってます。これでまたよみがえった長年愛用のマグライトミニ!

Thursday, December 21, 2006

冬至

こっちのカレンダーで明日22日がFirst day of winterと書いてあったので明日が冬至(Winter Solstice)かと思っていたら、どうもこの「first day of...」というのは冬至の次の日らしい。明日の昼は今日より1分長いようだからやはり今日は冬至です。

Thursday, December 14, 2006

Rain in The High Dessert

It's been rainy lately. The High Dessert gets precipitation from late fall to early spring. It is relatively wet here but not as bad as Seattle, I guess. The winter here is not as long as Michigan's either. The winter is almost in full swing in the mountains but if you just stay in town, don't feel like it yet. It is almost the time of the year to commute to the mountains on weekends to nordic ski. Almost, but not quite yet...

Monday, December 11, 2006

This winter is different

前の晩に二種類巻いておいたうちの一つ、Griffith's Gnat、サイズは20〜22ぐらい。これで終了間際に今日唯一の魚が捕れた。今日はかろうじて零下にならなかったぐらいの感じでそれまでビッチリ張っていたらしき氷も緩み気味。去年までの冬の常套手段だったウーリーバガーを釣りはじめからずっと使って探ってみたが全くあたりなし。今日はマエストロとタカさんの三人で来てマエストロだけにウーリーバガーにあたりあり。この日はホント一日中効かないウーリーバガーにこだわって時間を無駄にした感じ。色々移動してライズしていた魚にこの自作フライを使ったらやっと捕れた。
18インチの結構良い形。そうコンスタントにライズしているわけではなかったが、同じところにちょこちょこ鼻先を出して何かをすすっているのを確認。そこにとにかくしつこく(でもせいぜい10回以下ぐらい)キャストするうちにフライをくわえてくれた。でもこのフライは非常に視認性が悪いので、フライが流れていると思われるところに魚の頭が出たあとおそるおそる竿をあげるとちゃんと乗っていてくれた。これでボウズは免れた。でも自作のドライフライで釣れたんだから上出来だよな。これが上がった場所の様子がわかるビデオはこれ
マエストロは今日も快調!でも今日はブラウンもあげたがそれ以外に鯉2匹、クラッピー1匹、スモールマウスバス1匹とほとんど五目釣り状態。でも全部ウーリーバガーかそれに付けたドロッパー使用(ドライはこの日未使用)。二匹めの鯉とのファイトのビデオ1ビデオ2をアップしときました。

Fly Fishing and Zen

Fly Fishing also has an aspect of Zen to me, but it comes from different direction. You wanna know? You've got to do it yourself...

Friday, December 8, 2006

Shorinji Kempo and Zen

Shorinji Kempo is Zen to me. My personal perception of the time is somehow sharpen by the physical practice of Shorinji Kempo. It somehow makes me realize the relation between myself and outside world. You can feel it if you like. You can experience it if you want. But you have to be consistent. At least for a while. Then you will know how it is. Then you will have friends you can trust. But you've got to try it yourself! No one else would do it for you. Trust me.

Wednesday, December 6, 2006

このブログの特徴

エーットこのブログの特徴は、、、割とヒットが多い割に誰も書き込みしてくれないってことかな。もっと皆さん気軽に書き込んでくださいな。あまりこういう状態が続くようだと日本語で書くのやめて英語にしちゃおうかな〜

最近の話

ここんとこかなり寒くてミシガン並みです。ちょっとブログもさぼり気味。でもさぼっている間にルイジアナで大学院生やってるJY君が来たり、サンクスギビングでロブスター食べたり(もううちはターキーは飽きたんです)、そのすぐ後の週末にオレゴンのポートランドへ行き、そこからティラムックという海岸沿いの街まで行って屋外でかに(ダンジネスクラブ)ゆでて食べたりと色々走り回り、去年の7月に買った新車の走行距離ももう3万6千マイル目前となってしまった。いやしかしゆであがったダンジネスクラブの甲羅に日本酒を入れてコンロの火であぶったやつは絶品だったわ!ほんと、これで日本酒のうまさを再認識してしまった次第です。

そのすぐあとの週末はうちでおとなしくしていたが、やっぱり今度の週末はO川へ行かねば。フライフィッシャーマンンの本能がうずいて来てしまうのだよ。マエストロは先週行ったらしいので彼からすかさず情報を仕入れたところによると、大分氷が張っているところが多かったが十分釣りになったとのこと。で、あたりフライはと言うと赤っぽいタングステンビードのウーリーバガーだそうだ。例年冬は黒のウーリーバガーが効いたのだが、やはり今年の春の大洪水が残した影響深し。

最近ケリーにせかされてランプを三つも立て続けに買ってしまった。だいたいWorld Market Cost PlusとかPire 1とかにいくのだが、結局ケリーが気に入るのは後者で売っているやつ。次は床に敷く敷物が欲しいんだってさ。それから彼女は最近こたつを探している。アメリカではなかなかちゃんとしたの手に入らないみたいだ。やっと日本のサイトでまともなやつ見つけてメールしたら、「海外には発送しておりません」とのこと。

Sunday, November 19, 2006

結局ビリングズリークリーク

今日、日曜日の午後はボイジー川で放流されたスティールヘッド狙いでもしようかと思っていた。このところ睡眠不足が続いていたのか、起きたのはほとんど11時。マエストロに電話してみるとボイジー川に今立ってスティールヘッドを狙っているという。しかし今のところあまりアタリも無く、ほかの人もあまり釣れていないようだ。こちらはゆったりと昼食をとり、マエストロに合流しようと思っていたところに電話があり、スティールヘッドは今日はだめそうなのでどこか他に行こうという。それじゃサウスフォークのボイジーなんかどうかと言うことになり、今日は珍しくマエストロの運転で東に向かった。

ハイウエイではかなり風が強く、色々話しているうちに同じくらいの時間で行けるビリングズリークリークに行こうという話になる。ここは谷間になっていて、強風でも割と風よけになっているし、もう午後であまり実釣時間がとれないので(最近はすぐ暗くなる)、魚がいるところがわかりやすいこの川の方がいいのではと思ったわけだ。この写真の様に魚はわんさかいる。まず入ってすぐに12インチぐらいのブラウンをあげる。マエストロもドライですぐナイスブラウンを一匹。そのあとこのゴールデントラウト(ニジマスの白子)をドライで3匹あげた。動画はこちら

口の片隅にしっかり刺さったハイビズベタスイマージャー!

Thursday, November 16, 2006

Whole Foods coming to Boise!

やったー!カベラズの次はWhole Foodsだ!!
Texasに住んでいたときに知り、MichiganのAnn Arborでもお世話になったWhole Foodsがついにボイジーにもやってくる!どうやらうちの近所(ダウンタウンにあるWinCoのとなり)にオープンするらしいが、はっきりした日程はまだ不明。楽しみ〜!!

ボイジー川のイクラ

この秋もボイジー川にスティールヘッドが放流された。ボイジー川はスネイク川の支流で、スネイク川はコロンビア川の支流である。途中にダムがいくつもあり、海に降りた鮭やスティールヘッドは、魚が昇って来れる様な水路つきのあるダムをいくつもさかのぼってくるのだが、あるところから上流ははそういう水路のついていないダムになってしまう為に昇って来れない。今はスティールヘッドが昇ってくる季節で、スネイク川の孵化場まで昇って来たやつを捕まえて腹を割き、卵や白子をとって孵化場で孵化させるのだ。で、目標量の卵がとれれば後は余ってしまうので、多く遡上のある年はそれらの魚が上がって来れないボイジー川まで水槽つきトラックで持って来て放流してくれる。今年は1000尾あまりを3回に分けてボイジー川に放流すると聞いた。今日木曜日に二回目の放流があり、友達のダグがすかさずフライでメスを1尾しとめたらしい。私なら必ず卵はイクラにして食べるのだが、アメリカ人は普通捨ててしまう。というわけで今日ダグから電話がかかって来て「卵いるか?」というので当然欲しいと申し出た。スティールヘッドの卵は鮭のものとそっくりで美味である。魚から取り出したすぐ後は、粘膜に包まれていてスジコの様になっている。これをほぐすには熱湯にまずつける。そして箸等でばらける様にする。そうすると粘膜がチヂレて割と簡単にバラバラになってくれる。後は丁寧にその灰色に縮れた粘膜を箸等で取っていく。写真はこうしてバラしたイクラの水をきり、醤油とみりんをさっとかけたところ。
で、当然少し酒が必要。しかし料理用の安酒をきらしていたので、仕方なくこの前シアトルで買って来た純米酒をちょっとだけ使用。こうやって最低1〜2晩冷蔵庫で漬ければ激うまイクラの出来上がり(のハズ)!ちなみにロシア語で魚の卵を塩水で漬けたものを「イクラ」という(鮭でなくても良い。ちなみにキャビアもロシア語では「イクラ」)。日本語が先か?ロシア語が先か?どなたかご存知の方コメントをキボンヌ。

Friday, November 10, 2006

ブロッガーのベータ

ブロッガーの新しいバージョン(ベータ版)が出たので、早速飛びつきました。で、新しくしたので前に付け足したMoon Phaseやカウンターなどはまた自分で付けなくてはならないのでまた時間がある時までお預け。というわけでちょっと言い訳しときます。

Thursday, November 9, 2006

11月初めのO川

この前の週末はアイダホ北部のクリアウオーターリバーにてBランのスティールヘッドを狙うはずだったのだが、諸般の事情により断念し、結局いつものようにホームリバーにて日曜日の釣りとなった。今日はマエストロとKスケとの三人組だ。初めに入ったのはこの岩が目印のアーチホール。ここで3尾アベレージサイズのブラウンをゲット。それプラス、クラッピーが1匹。流量が落ちてもう2〜3週間経つので、大分水の透明度が上がって来た。この前に比べて、気温が割と暖かかったせいか、ブラウンの産卵活動はあまり目だたなかった。曇リ気味だったが、ベタスのハッチはそんなに目だつほどでなくちらほら程度。



そのあと上流に移動してマエストロが見つけたライズ群にこのフライ(Smith's Baetis EZC Emerger)をしつこく流してみた。これが報われてこのまるまる太った17インチレンボー(この川で今年2匹目のレインボー)。その他アベレージサイズから小さいのも混ぜて(他全部ブラウン)ここでこれを含めて3匹あげる。この日は珍しくマエストロも苦戦の様子。しかしこの日は異常にフライフィッシャーマンが多かったな。



5時になってからまた移動した(今度はずっと下流)。ここでマエストロの指南によりKスケがドライでこいつをあげる。帰りの車中で感想は?と聞くと、「普通にうれしかったです」とのこと。おめでとう!




もちろんマエストロもここでナイスブラウンをキャッチした。あたりフライはハロップのラスティーパラスピナーだったらしい。しかしここは何度来ても飽きない川です。

Saturday, October 7, 2006

シースポットウオーク

アイダホヒューメインソサエティー主催のファンドレイジングイベント、シースポットウオークに参加した。犬を釣れてみんなで散歩するだけのイベントなのだが、ボイジーではこれが毎年恒例となっており、年々規模が大きくなっていると聞く。別にただ自分の犬と一緒に歩いてもいいのだが、これに正式に登録するとすると参加料を払うことになる(確か一口20ドルくらい)。これがこの団体の資金源になるわけだ。
グレイハウンドもうちの二匹以外にちらほら。








この日ばかりはお犬様に道を譲らねばならぬぞ!

Friday, October 6, 2006

コッカニー サーモン

Tattered Flyにも載ってたが、コッカニー サーモンが産卵のため貯水池から上流の川に遡上している。マエストロによると、先週末SFOBの貯水池の上流で何百ものコッカニーを見たそうだ。彼によるとこれらの魚はもう産卵後のぼろぼろ状態になっているそうだ。この鮭は、ダム等で陸封されてしまったソックアイ サーモンで、海から戻って来たわけではない。だから普通のソックアイほど大きくはならない。しかし産卵期になると鮮やかな赤色になるのは海に戻ったものと一緒

州の規則を見てみたが、このセクションではコッカニーは一日6匹までもって帰っていいようなので、来年9月の中頃にはコッカニー狙いでSFOBに行き、何匹かハーベストしてみたい。小さいながらも鮭は鮭なので、食べても美味しいらしい。そう思いつつも毎年忘れて時機を逃してしまうのだが、、、

Thursday, October 5, 2006

フットヒルズ

仕事が終わってからケリー、ディーディー、ギフトと連れ立ってボイジーの山側(フットヒルズ)のハイキングトレイルへ。マウンテンバイカーがわんさかいた。





ボイジーはアメリカのマウンテンバイクキャピトル。今マウンテンバイクを物色中。ハードテイルにするか?フルサスペンションにするか?

Monday, October 2, 2006

ウズラの群れ

家の前庭にウズラの群れ登場!夕方6時頃にぞろぞろやって来てそのうち行ってしまった。

Sunday, October 1, 2006

シルバークリークの午後

秋の午後をシルバークリークで過ごそうと、久しぶりにアフリカン氏と昼過ぎにボイジーを出発。ここにはたまにしか行かないのだが、いつ行っても気持ちのいいところ。ついたらもう午後3時近かった。まずネイチャーコンサーバンシーのサインアップステーションに寄ってからサリバンスルーへ。一番西の端のいつも入るところに3人も入っているのが丘の上から見える。下に降りて彼らの前のトレールを通過中にそのうちの一人にヒット!結構いいサイズがかかったらしい。何を食ったかすかさず聞くと「キャリベタスイマージャー!」とのこと。で、ちょっと離れたところに入ったが、風が強くてちょっと釣りにくい。そのあと彼らが割とすぐ帰ってくれたので、すかさずそこに入る。ここはちょうど丘の陰になっていて風よけのようになっていて釣りやすい。そこにフェザントテールに白いクリップルウイングのついたようなサイズ16ぐらいのイマージャー風のフライを投げてみた。ライズがあったわけではなかったがこれにライズしてくれたのがこのレインボーで14インチの美形。

適当にスルーを切り上げて今度はラビングクリークとの合流点近くに赴く。ちらほらとライズあり。しかし何を食べているのやら。そのうち空中にブルーウイングオリーブの飛来あり。しかし水面上には何も無し。しばらくドライやCDCハックルスタッカーのようなBWOパターンを試してみたが無視されまくり。何か水面直下で食べているような気がしたのでBWOサイズのニンフを水面近くに漂わせるとこの16インチブラウンがテイクしてくれてラッキー!お腹に卵がありそうな感じに膨らんでいた。しかし後が続かず。その後たまたまドリフトの終わりに次のキャストの準備のためにラインをストリップインしていると同じフライにまた10インチ弱のブラウンが来てくれた。


しかしここの夕方は絶景である。なかなか絵になってますよ、アフリカン氏!

Saturday, September 30, 2006

アメリカ人の約束

アメリカに17年以上住んだが、いまだにわかっていてもあれっと思ってしまうことのひとつにアメリカ人の約束に対する概念がある。いろいろ友達を呼んで家でパーティーをしようと思い、一通り声をかけて頭数を確認し、食べ物はこれくらいあれば大丈夫という感じで用意したとしよう。今までの経験からすると、大体来るといった人の頭数の6割ぐらいの人しか実際来ないことがほとんどである(7割くれば上出来)。で、こなかったからといって電話をしてくれるわけでもない。これが日本人だけのパーティーだったら来るといった人はほとんど必ず来てくれる。やはりこれは文化の違いだなーと思わざるを得ない。で、来なかった人に後でどうしてこなかったのか聞いてみると、その日はパーティーに行く気分にになれなかったとか、買い物とかが忙しくてたまたまそのとき町の反対側まで言ってしまっていて、またそこまでドライブするのはちょっと億劫だったとか、日本人の感覚からしたらちょっと変な理由がまかり通ってしまう。これがやはりアメリカのビジネスのやり方が、契約や法律でがんじがらめにしてきっちり決めながらやっていくというスタイルの元になっているのだろう。そうしないと平気で口約束など忘れられてしまうか、都合が悪かったらやってくれないのだから。それともうひとつ。アメリカ人はよく約束を忘れてしまう。確かにそうでない人もいるが、平均的に忘れてしまう人が圧倒的に多い。というわけで、アメリカではリマインドといって約束は何回も何回も確認しないと忘れられてしまうか、リマインドがなかったからあれはなしになったと思っていたとか言われてしまう。こういうことを肝に銘じておかないと、アメリカでは思わぬ落とし穴にはまることがあるのでアメリカに住む日本人の皆さん、注意してくださいね!

Saturday, September 23, 2006

少林寺拳法デモンストレーションinボイジー

今度の土曜日、9月30日の午後2時から、Worldfestという市の催し物の一部として、少林寺拳法のデモンストレーションを20分間ぐらいの予定でやることになっている。場所はダウンタウンのThe Grove Plaza。この催し物自体は朝10時から午後の3時まで行われ、いろいろな国の民族舞踊等が行われるらしい。その他いろいろエスニック料理もトライできるらしい。良かったら見に来てください。入場は無料(のはず)。

Tuesday, September 19, 2006

キャッチ & リリース

今までいろいろと釣り上げた魚の写真等を載せてきたが、ほとんどの場合これらはまた放されている。確かにたまにもって帰ってきて料理して賞味するのも一つの楽しみ方だと思うが、海釣りならまだしも川での釣りの場合魚がいるところが限られていると思うし、そこに多くの釣り人が押しかけてきて釣り上げた魚を持って帰ってしまっては魚影が薄くなって魚を釣るということ自体が難しくなる。今は食べ物はすぐ手に入る時代。魚を特に家にもって帰らなくても食べ物には困らない。それならむしろ、ほとんどの場合魚は釣り上げた後また川に放して、自分も含めてみなが釣りを楽しめるような環境を保持したいと思う。

日本でフライフィッシングをしたことがないので日本の詳しい事情は知らないが、日本では釣りの規制の整備がはっきりなされていないところが多いようだ。こちらでは、各州の州政府内に猟や漁を管理する部門があり、レクリエーションとして魚を釣っていい期間が細かく決められている。それも魚の種類や川によって違うので、毎年それらを網羅した5ミリぐらいの厚みのパンフレットが各州ごとに発行される。これらの判断基準は、生物学者の調査による科学的データーに基づき、どのくらい持って帰られても資源としての魚のポピュレーションが減らないか?また自然増殖に適した環境を保持できるかといったことを元に決められている。というわけで魚を釣るにはその州のライセンスを買わなくてはてはならない。州政府の管理部門は、このライセンスの売り上げを大きな資金源として活動している。ちなみに私はアイダホ州とオレゴン州の両方の年間ライセンスを買ってある。これらの値段はその州に住んでいる人のほうが安く買えるようになっているのは当然だ(その州で所得税を納めているため)。ちなみに私はアイダホ州に住んでいるので、アイダホの居住者用年間ライセンスは26ドル弱、オレゴン州の非居住者用ライセンスは62ドル弱だった。

フライフィッシャーマンの間では、養殖して放流された魚を釣ることを喜ばない気風がある。なぜなら、そんなことをすればそれは体のいい釣堀になってしまい、真の意味で自然と遊ぶことにはならないからだ。川の水質やエコシステムが健全に保たれ、魚が自然繁殖できるような環境を保ちつつ、その中に生息する野生の鱒をを釣り上げてこそ、フライフィッシャーマンたちは本当に幸せな気分になれるのだ。

しかし、全ての釣り人がフライフィッシングをやるわけではないし、魚のポピューレションが減らない範囲でなら持ってかえっていいわけだから、フライで釣っても少しもって帰ったりもできる。また、ルアーやえさ釣りのような取っ付きやすい釣りをする人たちもこの制限を守れば良いわけだ。州政府の担当部門はこのへんも心得ていて、ある川のこのセクションは家族向けのキャンプをする人が多いので子供でもに簡単に釣れて、それを持って帰ってもいいように、その部分には積極的に養殖のニジマス等を放流し、その上流は自然繁殖の野生魚を保護するためにフライフィッシングのみでキャッチ&リリースのみというようにしてあるとかいうこともある。

ちなみに、さまざまな形態の釣りの方法の中で、フライフィッシングは最も魚をいためない釣りだという科学的データーが出ている。私も普通釣った後逃がしてしまうので、魚をいためないように針の返しは全部つぶしてある。これがアメリカのある河川ではフライフィッシングしか許されない所以である。

Sunday, September 10, 2006

まだまだバッタ

昨日土曜日のO川に引き続き、今日日曜日はサウスフォークのボイジー川へ。久々にマエストロとの釣行となった。ここもO川と同じく約1時間半で来れる。流量が最近600cfsに落ちて大分ウエイディングが楽になったのだが、まだまだドリフトボートで釣り下る人も多かった。ここはO川よりかなり標高が高いが、水温はこちらの方が高かった(華氏52度に対し58度)。







今日の昼間は未だ夏の日差しで、歩くとバッタがそこら中で跳ねる。










ホッパー(バッタ)パターン(写真、サイズ4ぐらいかな?)を使って魚がいそうなところを探って行く。あるところでアップストリームにこれをキャストすると、いきなりガボッという音とともにフライが消える。しかしこれは外れてしまった。気を取り直して少し上流でまたキャスト。すると何投目かでテイク!このテイクは魚が横になって口の端っこで食べるライズ。すかざずアワセるとほとんど冬のスティールヘッドのようなファイトのフィーリング。しかしティペットに2Xを使っていたのでぐんぐんプレッシャーをかけれた。


で、この綺麗な18インチのメス。ビューティー!

Saturday, September 9, 2006

みんな釣れた!

今日土曜日はフライ初体験の少林寺拳法拳士、Sさんと、Kスケ君の3人で午後からO川へ。結局釣り始めたのは2時近かった。今日は少し下流の方に入る。Sさんはフライ初体験でキャスティングの練習も全くしたことがないのでぶっつけ本番となる。三人で川に入り、Sさんにキャスティングを教え始めようとしたそのとき、Kスケ君のニンフにヒット!入って3分もたたないうちこの16インチブラウンを揚げた。







川の岸近くにはこのニンフが水面直下でくねくねしており、マホガニーダンらしきメイフライもハッチしていた(多分このニンフもマホガニー)。はじめはライズが無かったので皆ニンフでトライ。しかしニンフで揚げたのはKスケ君だけ。






その後、道路側のバンクぎりぎりで静かに静かにライズする魚が数尾現れて来た。とても渋いライズ。ライズのフォームからするとスピナーかな〜??アイリスカディスやマホガニーダンも試したが無視されたので、サイズ20、ハウスオブハロップのラスティパラスピナーを6Xに結ぶ。しかし今年のライズは本当岸ぎりぎりのものが多く、かなりキャスティングの技量が試される。何度かのトライの後、星飛雄馬の針の穴をも通すコントロールでフライがフィーディングレーンにやっと乗る。これは細い枝分かれの流芯のすぐ向こう側。何もしないとドラッグがかかるのですかさずメンディング。で、ぱくり!フッキング、ずしりと重い手応え。上がってびっくりの21インチ。なんか頭がとてもでかいメスだった。

S拳士もニンフで何も起こらなかったので、ドライフライに挑戦。私が単発ライズを見つけた石の前に働きアリを流し込んだが、沈んでしまった。しかし水中でこれを食ってくれてめでたくフライにてプラウントラウト初キャッチとなりました。おめでとうS拳士!









結局6時ごろ上がったがみんな仲良く1尾づつの釣果となりました。明日の日曜日はマエストロと流量の落ちたサウスフォークのボイジーリバーに行く予定。

Thursday, September 7, 2006

山火事の影響

ここのところ、ボイジーの空気がやけに霞んでいて山がよく見えないなと思ったら、これはどこかで起こっている山火事の影響らしい。この時期はボイジーも山の中も非常に乾燥しているので一度火がついたらすぐ広まってしまうらしい。インターネットにこのあたりの山火事の状況が出ていたが、ボイジーの北のそう遠くないあたりの多くの場所で山火事が発生している模様。ここでは空気が霞んでいるだけでなく、何かたき火の煙の薄まったような匂いが立ちこめている。今年は例年より山火事がひどいみたいだ。

Monday, September 4, 2006

レイバーデイの週末

あれっと思ったら今年ももうレイバーデイかー。前の月曜日を休んだので3連休のところをすり替えで土曜日はちょっと仕事。日曜日は家族(ケリーと2匹の犬)サービスでサウザンドスプリングスエリアにドライブ。スネイクリバーの河川敷まで崖になっているところから泉が吹き出すところ。このあたりには温泉もあるがお目当てのミラクルホットスプリングスは日曜日が休みなので残念ながら入れず。

この温泉があるブールという街は、「アメリカ鱒の都」という看板が目抜き通りにずらっと出ていた。このへんはニジマスの養殖が盛んなようだ。












次の日の日曜日はフライフィッシング初挑戦の寿司シェフ、Yさん、それにひょんなことから友達になったアメリカ人牧師のロンと連れ立って、お昼頃にO川詣で。この日は最近には珍しく摂氏34度ぐらいまで上がった暑い日に当たってしまった。上流から下流まで一通り見て回ったがライズは皆無。まず上流のダム近くに入ったが気温とは裏腹に水温は摂氏10度ぐらいとかなり低い。BWOのハッチがちらほら見られたが控えめにライズする魚が数尾いるだけ。BWOパターンを使ってみたがリフューズされまくり。働きアリも試したがだめ。で、去年まではよく効いたシギースペシャルでストリップというのをやってみたらトラウトでなくてこれが釣れました。これはクラッピーという魚で本当はダムの上に一杯いる魚なのだが、やはり春の洪水のときに流されて来てしまったのだろう。日本には「釣りはフナに始まりフナに終わる」という言葉があるが、アメリカではこれにあたる魚はクラッピーとかブルーギルらしい。で私もやっと始まったわけかな??

フライ初めてのY氏にはストライクインジケーターをつけたニンフ釣りを試してもらう。やはりフライキャスティングを全然やったこと無い人にはいきなりドライフライでフォールスキャストをしてうまくプレゼンテーションをすることを期待しても無理だと思ったのでロールキャストと、下流まで流れてラインがまっすぐになった時点でヨイショっとアップクロスにキャストすることを繰り返してもらう。写真はY氏の勇姿。
ロンは以前モンタナに住んでいいてフライの経験がかなりあり、ボイジーに10年以上住んでいると言っていたが、なぜかこの川に一度も釣りに来たことが無いと聞いてびっくり。何度かポイントを移動したがその時点で3人併せて釣果は私のクラッピーのみ。そして、6時半をすぎて前回私がいい思いをしたところにまた入る。で、以前と同じようなニンフ釣りで始めるが、この日はこのテクニックは不発に終わる。本当フライフィッシングというのは以前と全く同じ状況にあたるというのはほとんど皆無に近いですな。そこがまた面白いところなんだけれど。また向こう岸の方からだんだん日陰になって来て、そこにライズが始まる。これは前回と同じ展開。空中にはカディスも飛んでいるので、やはり前回あたったアイリスカディス登場。割とライズが散発的ながら、しつこくキャストするうちこれで19インチぐらいのブラウンをやっとゲット!ランディングしてからストマックポンプをしようとしているところでするりとネットから逃げられ、残念ながらこいつの写真は無し。でもとっても綺麗なでかいメスのブラウンちゃんでした。

Monday, August 28, 2006

エレンズバーグの小川

ケリーと私、それにディーディーとギフト(グレイハウンド)は昨晩エレンズバーグの街から16キロ西にあるゲストキャビン、4Wランチに宿泊。台所もついた快適なキャビンだった。今日は月曜日、休みを取ってすこしゆっくりし、お昼をエレンズバーグで食べて街をぶらぶらした後ボイジーまでの長距離運転を始める予定だ。シアトルからだと8時間だが、ここからなら6時間ぐらいだから大分楽。ここはとても静かで清潔。朝寝坊してすっかりリラックスできてしまった。昨日チェックインしたときに、オーナーが裏に小川が流れているからフライフィッシングできるヨと言っていたのを思い出し、自分でセージのVPSブランクから作った7フィート半の4番の竿を用意してケリーに1時間で帰ってくるからと言って朝10時ごろに裏庭に歩き出す。キャビンから川の流れの音は聞こえていた。


約200mほど歩くと小川に出た。かなり浅そうなのでプールを探して小さい魚をドライで狙うことにする。ここでティペットに結んだのは14番のローヤルウルフ。最近こういう渓流ではドライならこれかエルクヘアカディスを使うことが多い。



少しだけ上流に歩くと、ちょうどいい感じのプール発見。二股に分かれた流れがまた合流し、そこで速かった流れが急に淀んでいる。典型的な鱒のつき場といった感じ。まわりに茂みの多いこの小川も、ここはちょうどバックキャストできるようにオープンである。1投目から小さい魚がフライをヒット。ほとんど投げるたびに魚が釣れた。みんな小さかったけど、ここで連続6尾あげました。ここでは全部レインボー。


キャビンのオーナーの犬、ジェリーがずっとついて来て、興味深そうにまわりをうろうろ。釣れるとこんな感じで魚を見に来た。そのあとまた少し上流に歩き、小さな小さなプールをみつけた。




そこでこの綺麗なブルッキーを揚げる。このときは沈んだフライを少しトウィッチしたらとたんにヒットしてくれた。これが今回唯一のブルッキーだった。この後もう1尾レインボーを揚げて、結局30分ぐらいの間に8尾捕れて、魚は小さいながらドライフライアクションを楽しめた。

Sunday, August 27, 2006

マークとフロートトリップ

今回のシアトル行きのメインイベント、ワシントン州ヤキマ川のフロートトリップである。このガイドつきフロートトリップ、eBayのオークションで落としたのだが、普通のガイドつきトリップよりずいぶん安く手に入れてしまった。で、オークションを落とした後で気づいたのだが、ガイドはあのセージの2003年のカタログにフィーチャーされていたシアトルベースの日系アメリカ人ガイド、マーク•シマヅ氏なのだ(写真左)。会ってみると本人はとっても陽気なおじさんという感じ。カタログに出てた写真より若く見えたが、多分自分と同じ年ぐらいじゃないかな。待ち合わせが、シアトルから山を越えて1時間半ほど東に走った、エレンズバーグという街の高速の出口にあるレストランの駐車場に9時45分とのこと。クリスの家を8時に出て待ち合わせ場所に10分前ぐらいに着いた。しばらく待ったがそこにシマヅ氏らしきピックアップトラック+ドリフトボート登場。歩み寄って聞いてみるとやっぱりマークだった。
このトリップは1日で昼食つきの2人までのトリップ。マエストロが行けなくなったので急遽クリスが参加することに。クリスは全くのど素人でフライはまったくやったことがないが、そこはガイドつきトリップの強み、キャスティングのコーチはマークに任せ、こちらはとにかくボートから釣りまくるという作戦。しかし、初めての川でフロートトリップをやるのも初めてなので、興味津々で出発したのはいうまでもない。シアトルには何回も車で行っているが(片道8時間)、高速道路沿いにこのヤキマ川が流れており、いつも車から見て「ん〜、釣りたい!」とかねがね思っていた。しかし車からちらちら遠目に見たのと、実際に川に出てボートで下ってみるのとは印象が大違い。まず、流量がかなり多い。なんか夏のサウスフォークのボイジー川みたいな感じ。でも、川岸の感じがちょっと違うかな。この日はエレンズバーグから30分ぐらい上流に走ったところからボートで下り始めた。上流ならドライ、下流ならニンフ釣りになると言われたし、下流だと終わりが遅くなるいうことなのでワイナリー巡りをしているサラとケリーに後で落ち合わなくてはならない関係上あまり遅くまでは釣りできないので上流に行くことに決定。この上流のセクションも、後1週間もすれば貯水池の放水量が減らされて、ボートで下るのはきつくなるそうだ。

さて、川をドリフトボートで下り始めたがやはりウエーディングの釣りとかなり違う。キャスティングにあまり距離はいらない。ほんと、竿の長さの2倍から3倍ぐらいキャストすれば十分。それに一度ボートの進行方向(下流方向)にキャストすれば、ボートもフライと一緒に流されているので、かなりのドリフト時間が稼げる。はじめのうちは、写真のフォームホッパーと、ドロッパーにエルクヘアカディスのダブルドライで釣っていた。しばらくしてからはドロッパーは無しで釣った。この川には、10センチぐらいの鮭の稚魚、ニジマス、ウエストスロープカットスロートトラウトがいる。とにかく川を下りながら、マークはブッシュがきれたところでバンクぎりぎりにキャストするように指示する。しかし本当ボートで下るドライフライの釣りはフライから目が離せない。この日はずっとフライを見ていたので、ほとんども全くまわりの景色を見る暇がなかった。鮭の稚魚もたまにフライをくわえ、フッキングしたりもした。はじめのうちは合わせのタイミングがちょっと違うので、ヒットはあるがフッキングできないというのが続いた。O川やSFOBではあまり早アワセするとすっぽ抜けてしまうのだが、ここではヒット即合わせをしないとだめみたいだ。マークがしきりに早くアワセろとせき立てる。こちらは他の川の癖でちょっと待ってしまうものだから、大分マークもフラストレーションがたまったに違いない。でもしばらくしてこの早アワセができるようになって来て、それからは30センチくらいのニジマスやカットスロート(多分6対4ぐらいでニジマスが多い)が数えきれないほど釣れた(本当マジで何匹釣れたかわかんなくなった)。

クリスもフライで初の魚をゲット!キャスティングに苦労していたようだが、それでもボートからだと結構釣れていた。








これくらいのやつが数えきれないほど釣れた。ボートからだとフライが近いので魚がフライを見て来て一瞬じっと見てそのあとパクッとヒットしたり、ただ周りをぐるぐる回って行ってしまったり等のアクションが、全部見えた。1度だけ、深いリッフルのすぐ後の淵に達したところで、50センチぐらいの魚がフライを見に上がって来たが、ストライクには至らなかった。






マシンガンのように一日中連続でキャストし続けた感じ。右手の薬指の付け根にマメができ、それがむけていたのに気づいたのはボートのテイクアウト地点に着いて道具を片付け始めた時だった。





とにかく初めての体験だらけで面白かった。ありがとう、マーク!