Friday, December 23, 2005

ビッグニュース!カベラズがボイジーに来る!

フィッシングやハンティング用品を中心としたアメリカの大型アオウトドア用品の小売チェーン店、カベラズがボイジーに来ることになった(記事のリンク)!
記事によるとオープンは来年の夏ごろ。店の場所はもう決まっていて職場からも近いので昼休みには入り浸りになりそうである。またひとつボイジーに遊びに来る理由ができたよ!

Wednesday, December 21, 2005

村上里佳子

最近グーグルニュースのアメリカ版と日本版を見ることが多いのだが、昨日の日本版に村上里佳子の離婚の話が載っていいた。日本の情報とはかなりご無沙汰で浦島太郎なのだ。しかしこの名前を見て、はいはいそういう女の子がいましたねという感じでリンクをたどってみると、当然スポーツ新聞のウエブ記事には写真が載ってます。オウずいぶんおばさんになっちゃったのねという感じ。でも自分もおじさんになっているのでこれが時の流れというものなのだと納得せざるを得ない。しかし彼女の(元)旦那の俳優は全く見たことも聞いたこともない人。どうも最近豪邸を建てて引っ越したのだが、離婚することになったのでこれは彼女のものになるらしい。
全く話は変わるが、ボイジーにはあまり黒人がいない。というか一般的にいってあまり外国人がいないのだ。アメリカの大都市は普通人種も国籍も混ぜこぜなのだが、ボイジーはまだ染まっていない田舎の中都市なので割と白人•クリスチャン•マッシュポテトという感じなのだ。インターネットのラジオでブルースの曲を最近よく聞いているのだが、この辺りには黒人のミュージシャンがでるブルースバーは無いなー。
やっと今週はこのボイジーも零下の気温から脱出。今週末はまた釣りに行こうかなと思っているが、、、

Sunday, December 11, 2005

今年は寒い

今年のボイジーは寒くなるのが早かった。ミシガンから引っ越してきたのでこちらの冬はたいしたこと無いという感じだったが、今年は11月の終わりころから本当に寒くなってきた。先週末には市内のボイジーリバーにてスティールヘッドを狙ったが釣れなかった。マエストロはさすがで、27.5インチのメスのスティールヘッドをあげた。で、これのお腹には筋子がいっぱいだったのでこれをもらい、ぬるま湯でばらしてイクラ状にし、これを塩、醤油、酒にて冷蔵庫で数日漬け込んだあとイクラ丼にして食した。超美味であった。しかし市内の川で釣った魚から取ったイクラでイクラ丼とはわれながら超贅沢をしているなと思った。市内のボイジーリバーはスネイクリバーに流れ込むのだが、この河口はもうスティールヘッドが海から遡上できない部分だ。で、このスティールヘッドはほかの川から持ってきて放流したやつなのだ。川によっては河口がスネイクリバーのもっと下流にあってスティールヘッドが昇って来れるところもあり、そういう川の多くには鮭やスティールヘッドの卵の孵化場がある。こういうところでは昇ってくる魚を罠で捕らえ、卵と白子を取ってそれを使って孵化場で魚を孵化させる。でも一定以上の卵と白子が取れたらそれ以上取れた魚はある数だけボイジーリバーに放流してくれる。で、この放流が始まるとにわかにスティールヘッド狙いの釣り人がボイジーリバーに群がるという訳。
これだけ寒くなると、O川もかなり氷が張っているだろう。先週末に市内で釣りしたときも、竿のガイドが凍り付いてしまって大変だった。
で、今週の土曜日は山の方に行ってクロスカントリースキーをした。ボイジーから1時間半ぐらい山の方に走ると、最後の30分ぐらいでまわりが雪だらけになってくる。その辺りにクロスカントリースキー用にトレイルを整備した場所があり、なかなか快適であった。これから毎週クロスカントリースキーやりそうな感じ。今度写真載せなきゃね。

Sunday, November 13, 2005

こんな魚もいた!?

今度の日曜もボイジーはまた雨。いつもの川にまたやってきた。でもここまで来ると曇りだったが雨もなく、風もほとんどない絶好のコンディション。まだブラウンは浅瀬で産卵中のものが見受けられるので、この邪魔はしないようにしてプールのライズが多く見られるところに入る。流れは非常に緩く、水も澄んでいる。ライズもあまりコンスタントでないので浅いところにライズしたところをめがけて小さいニンフ等をだ漂わせたりストリップしてみたがなかなか食ってくれない。時々水面上にマホガニーダンが見られたが、非常に数が少ない。マエストロがこのダンパターンも試してみたが、反応なし。で、、、となるとこの時期の常套手段、ウーリーバガー登場!私は自分で巻いたタングステンのビードヘッドのものを使う。針のサイズは8から10番ぐらい。
でこれが当たり、このプールで計4尾揚げた。この写真は2尾目の18インチ。長さはこんなもんだけどまるまる太っていて婚姻色鮮やかな今日の私のベストルッキングフィッシュ。あとは16、18、17•5インチとみんな結構良い型。マエストロもここでやはりバガーで3尾揚げた。冬はこういう流れの緩いところではバガーが効くようですな。
このあと移動してライズしている魚を3尾ほどドライで揚げたが皆小さい魚(10インチほど)。でもそのうち二尾はここには珍しくレインボー。使ったフライはまた自作のミッジエマージャー(サイズ20)。この川には多分大きく分けて2種類のミッジがいる。夏から冬の前半にかけては、胴体の色が割と白っぽいサイズ20ぐらいのやつがハッチしている。で胴体の前3分の1ぐらいが明るい色でお尻の方を黒くし、シャックが後ろに垂れ下がったパターンをシャンクが曲ったフックに巻いたものを持っている。ウイングは白いCDCでほとんどパラシュートのポストのように短く切ってある。
その後マエストロもドライでランディングを目指すが反応なしなのでまたバガーに戻り、何尾か揚げたが、最後はこれ!背中にスレでバガーが引っかかってあがってきたのだが、27インチの鯉だ!この川でこんなの初めて見ました。持ってみたけどかなり重かったね。でも日本の鯉とはちょっと違う感じだね。
やっと今日は手術後初の魚を捕らえることができ、ほっと一息というところ。また丹田に気が充実してきた感じであった。

Sunday, November 6, 2005

11月の雨

この日は10月中好調との噂の、サウスフォークのボイジーリバーへ。朝からザーザー降りの雨、でこれが一日中続く。手術後初の釣りであったが結局一尾フッキングしたあとにすぐ上の針が根がかりしたのを除き、全くアタリなしの一日であった。 しかし夏はほとんど雨の降らない高地沙漠のこの辺りも冬から春にかけてはこんなに雨が降ることもある。ここはテールウオーターなのでこれでも水は濁っていなかった。この日はLLBeanのゴアテックスウエーディングジャケットのフィールドテストをしに行ったようなものだ。しかしマエストロはさすがで、この悪条件下でも18インチのレインボーを筆頭に3尾ランディング。その他ばらし多数の模様であった。どうもこの日は気力の充実にかけた。手術後丹田に気が溜まらない感じである。

Tuesday, November 1, 2005

うちの娘

これはうちの娘で、ディーディーと申します。グレイハウンド犬です。九歳で出身はカンサスです。元レーサーで走るのはとっても速いけど最近は歳なのであまりスプリントしたりしません。2001年の3月から家族の仲間入りをしました。ミシガンから引っ越してきたときも、飛行機に乗ってアイダホまでやって参りました。
 アメリカではまだ各地にグレイハウンドのレーストラックがありますが、これに使われる犬たちは非常にひどい扱いを受けています。そしてレースで勝てなくなるとすぐ殺されてしまうんです。これに反対してレースの廃止を主張し、殺される寸前のグレイハウンドをもらってきてペットとして一般家庭に斡旋する非営利のグループが全国各地にあります。このブログのリンクにあるGreyhound Rescue of Idahoもその一つ。ディーディーはとってもおとなしい犬で、滅多に吠えたりしませんし、普段は全くのカウチポテトです。ディーディーは日本語が少しわかります。特に「おさんぽ」という言葉を聞くと急にそわそわし始めます。

Thursday, October 27, 2005

手術体験記

手術、無事終了!という訳で生まれて初めての手術らしい手術のことちょっと書いてみます。子供のときに唇切って2針ぐらい縫うような手術をしたりお尻のおできを切られたりした手術を日本でしたけど、これらはみんな麻酔なしでやったから痛かった記憶がある。でも今度の手術はホント知らないうちに終わっていたという感じ。前日のブログにも書いたけど、今日の朝9時に予定されている手術に向け、昨日の夜11時半以降何も食べず、何も飲まずで朝6時前起床。朝7時に来いと言われていたのでその頃に受付にケリーと一緒に出向きました。今日の朝は雨が降っていた。病院というところはホントよく待たされるけど、この待ち時間が実際の手術よりずっと長く感じられた。朝7時に行ってまず待合室で約1時間待ち、手術前後の控え室(個室、テレビ付き)に案内されてあのお尻のでる割烹着の長いようなやつに着替えるように言われ、そこでまた1時間待つ。その間に看護婦さんが血圧やら体温を測る。そう、こちらの看護婦って日本みたいに頭に白い冠みたいなやつはつけてないね。それから今回新しいタイプの体温計が使われていた。あの耳の穴から赤外線でというやつとはまた違って、おでことかこめかみを金属の円盤でさっさと撫でるとすく体温が表示されるというもの。そうそう、今回初めて点滴というものにもつながれたが、これも多分始めは針を突き刺すのだろうが、そのあとは細いプラスティックの管を差し込んで点滴していた。ナノで差し込まれている部分も柔軟性があり、多分血管を内側から痛めたりしにくいという利点があるのだろう。で手術室にベッドごと運ばれたと思ったらあとは記憶にございません。で、気がつくとIt's all doneといわれ、えっ、もう終わったの?と言う感じ。気がついた時も痛みは全くなく、全く狐につままれた気分。でも始まる前にほとんど一杯だった点滴液の袋が、もうほとんど空になっていたのでこれが失われた時間を物語っていた。実際の手術は45分ぐらいで終わったらしい。でそのあとまたベッドごと手術前後の個室控え室に移された。ですぐ小用に行きたくなる。あれだけ点滴液が体内に入れられたのだから無理もない。個室に備え付けのトイレに行くため立ち上がると痛いかなと思いおそるおそる立ち上がってみたけど全然平気だった。そこで約1時間ぐらい様子を見て昼前までには家に帰ってきていた。一応家で安静にしているけど特に痛みも全くなく嘘みたい。明日の朝はまず一番上の厚いドレッシングを取ってシャワーを浴びてもいいと言われている。でその下に多分ステッカーのような薄いドレッシングがあり、これは1週間してから取るように言われている。で縫い目は体に吸収されるような糸を使っているので抜糸は必要ないそうだ。以前大学院生のときにルームメートのアメリカ人が誤って手を切ったので一緒に病院のエマージェンシールームに行ったことがあったが手当をされているときに子供みたいにぎゃーぎゃー泣きわめくのを見てびっくりした。アメリカ人が全部こういう感じとは思わないが、多分普通の人の痛みに対する許容度は日本人よりずーっと低い感じがする。こういう文化的背景もあるからか、痛みのマネージメントはすごいと思った。こんなに全く痛くないなんて、ホントうそみたい。

Wednesday, October 26, 2005

手術じゃ

明日は生まれて初めて手術というもの受けます。軽いヘルニアがあるので今のうちになおしとこうと思いまして、はい。アメリカの病院というのはあまり入院させないもんで、これもアウトペイシェントサージェリーだそうです。その日のうちに家に帰って来れるやつ。最近の手術というのは、ミニマムインベイシブというのがはやりなようで、あまり大々的に切り開かずに小さい穴をあけてそこからスコープとともに小さい手術道具を入れ、スコープでのぞきながらやるというのが多いみたいですな。でもこのヘルニアの手術はそんな手の込んだものではなくて、どうも盲腸の手術に毛が生えたぐらいのものらしい。自分の働いている病院で手術を受けるので、なんか気楽にいってきまーすという感じ。今はその前夜という訳です。今晩の夜中を過ぎると何も食べたり飲んだりしてはいけないとの指示を受けている。水もだめなんだって。一応「手術」ナノでしばらく仕事にいかなくていいらしいがこの機会にこの夏から取りためたビデオテープを編集してDVDを焼かなくてはと思っています。それでは明日いってきまーす。今週末は手術後なので釣りには行けそーもないなー、、、

Sunday, October 23, 2005

産卵期のブラウン

今日はこのブログで知り合ったH氏、それにトラウトアンリミテッドのミーティングで知り合ったジムと私の3人で秋の日曜日をO川で過ごすことになりました。O川は今ブラウンの産卵真っ盛り!今年から冬の最低流量を30cfsにしてくれているので、去年の産卵期よりずっと水が多い感じ。でも浅瀬ででかいブラウンがばしゃばしゃやっているのはなかなか迫力満点ですな。両氏とも初心者でO川初めてということで、私の自信作シギースペシャルを渡してこれを小刻みにストリップするように指示をする。また、産卵をしている浅瀬を邪魔してはいけないのでそこも避けるように言いました。で昼頃ついたので私はお湯を沸かしてのんびりとカップラーメンとお茶というランチを楽しむところから始め、両氏は早々と川に入る。で、H氏は割りとすぐにこの婚姻色豊かなビューティフルブラウンを釣り上げた。Hさん、初めて来ていきなりこんなの釣っちゃうなんてすごく飲み込み早いですよ!
でワシも昼食をすませて余裕でしばらく遅れて川に入り、やはり実績のあるシギースペシャルから始めると、なんと1投目から同じように婚姻色のビューティフルフィシュでやんす(写真左)!タマラン、、、





しばらくフライフィッシングから遠ざかっていたジムはバックアップでスピンロッドも持ってきていたが、そんなのいらないと言い聞かせてしばらくフライで粘ってもらったらやはり彼にもこのナイスブラウン!この日はみんなこのペースで皆さん釣れ続けて楽しい一日でした。またいきましょうね。

Friday, October 7, 2005

O川ハイフロー今年最後の釣り

結果的にこの日がO川でハイフロー(200cfs)で釣りした今年最後の日となった。今日もまたシギースペシャルにて一投めにてこれを捕える。最近このパターンが多いんでこのフライ、やはり始めに使ってしまう。もう少しバリエーション増やさねば。


この日のライズは最近オワヒによくある水面のすぐ近くでひれだしながらなんか食べてる感じのやつ。で、いつも持ち歩きながら使ったことのなかったストマックポンプなどをはじめの一尾目に使ってみた。こんな感じのフェザントテイル形のニンフがいっぱいでてきた。水面上ではベタスのダンをいっぱい見たので、多分これらはベタスのイマージャーであろう。サイズは20番ぐらいかな。この日はこのような水面直下のフライを何種類か使って確か7尾ぐらい釣ったかな。夕方だけにしては結構釣れたヨ。

で最後のやつが一番でかくて19インチぐらいあったかな。もう薄暗かったのでフラッシュでまた色潰れの写真となってしまったがこんなのが最後に釣れました。しかし最近はサウスフォークのボイジーリバーも調子が良いようなので、あっちも行きたいなと思いつつ、10月の半ばは忙しくて釣りにはあまり行けませんでした。

Sunday, September 25, 2005

グランデロンデ川

去年10月の中頃にこの川で生まれて初めてのスティールヘッドを釣った。この川はオレゴン州北東部から北東の方向に流れ、ワシントン州に入ってからスネーク川に流れ込む。去年はワシントン州側で釣ったが、今年はオレゴン側で釣ることとなった。写真は釣り友達のダグ(現在BVFFのプレジデント)。







生まれて初めて釣ったブルトラウト。スティールヘッドがなかなかつれなかったので、フライを普通のストリーマー(オリーブのゾンカー)に付け替えてスウィングさせていたらこいつが釣れてくれた。




釣り友達のヒッピー。仲間内では彼がこの28インチのメスのスティールヘッドを二日間で一匹釣っただけ。

Wednesday, September 14, 2005

モンタナのマディソン川

ヘンリーズフォークで敗退を喫し次の日はどうしようかということになったのだが、やはりこの近辺でいっておかねばという川はモンタナのマディソン川!出発前に大森氏のリバージャーナルDVDを見てしまったために私も弟もここに行けばでかい魚がバカスカ釣れるという錯覚をもっていた。で、ヘンリーズフォークでのがっかり感がその期待をさらに内部増幅させていたようだ。ウエストイエローストーンで泊まっていたリゾートランチからはマディソンの方がずっと近かった(約25分)。で途中でフライショップによってモンタナのライセンスとフライを仕入れた。おすすめフライの一つはこのホッパーです。これの小さいやつを使ってサウスフォークのボイジーでも大きいやつをフッキングしたものの岩に回り込まれて逃げられた。このホッパーパターンははボイジーやケッチャムのフライショップでも売っていたがここではひとまわり大きいのをすすめられた(多分サイズ10ぐらい)。
まず始めに入ったポイントは$3ブリッジ付近。この時点ではまだ期待に胸を膨らませていた弟(私もです)。フライショップの兄ちゃんに岸にすごく近いところに魚がついていることがあるから必ず入る前にキャストしてからいくようにといわれた。で岸を歩き始めるとすぐに岸の近くからでかいやつが流芯へと逃げて行くではないか!ホントだ!マディソンはこの付近はずーっとリッフルが続くといった感じの川。多分魚はいつも流れの中にいると疲れてしまうのでたまに岸について休んでいるのではないか。でも全部の魚が岸についている訳ではなく、流れの中の巻き返しとかについているのもいるようである。でもヘンリーズフォークに比べて釣り人の数が断然多かったのでこれは期待できるかなと思っていた。最初はホッパードロッパーで行ってみたがさっぱりヒットなし!皆無でございました。でいろいろトライしてみた。まずはやはりニンフィング。これで二回ほどフッキングをしたが、すぐ外れてしまった。魚は見えたが多分これらも8インチぐらいの小さい魚。でもそれ以来何事もおこらなかったので少し上流の昨日トラさんに勧められたレイノルズパスに移動。ここではすごい散発的はライズを見たし少しメイフライやカディスも空中に舞っていた。で、ドライやニンフをいろいろやったり、いろんなポジションに移動してみたがここもさっぱりヒットなし。移動しながら橋の方に戻ってきて川の岸から5mぐらいのところに立ち、岸に向かってキャスティングをしていたとき、地元の人らしきフライフィッシャーマンが通りかかったので釣れたかどうか聞いてみると5尾釣れたという。彼が使っていたのはエルクへアーカディス。で、彼がいうにはお前が立っているとこら辺に魚がいるんだから岸から投げればいいという。しかしもう帰らなければいけない時間。あがって弟に聞いてみると彼もさっぱりだったそうだ。結局この日も超低調で終わったのであった。
夜は女性軍とウエストイエローストーンで合流し、ボブ•ジャクリン氏に勧められたレストランへ再び行くことにする。朝に有名人の大森さんにメールを打っておいたので電話がかかってくるかなと思いつつみんなで晩ご飯。結局電話がかかってこなかったので帰路につくとそこで携帯電話が鳴った。大森さんだ!でそこでUターンしてまた街へ。めでたく有名人とご対面の図。いつもブログ読んだりウエブサイトを読んで参考にしていたり、たまにメールを出したりしていたので本人にライブで会うのはこれが初めて。奥さんの良子さんと犬の禅にもお会いできてうれしかったです。お忙しいところ大勢で押しかけてすいませんでした。そのうち一緒に釣りしたいですね。

Tuesday, September 13, 2005

ヘンリーズフォーク

行ってきましたヘンリーズフォーク。さて、日本から来た弟夫婦とおふくろさんを連れてイエローストーン近辺に行くことになっていたのでやはりあの辺に行くならここを釣らにゃあかんでしょうとことで。おまけにいつになくガイドまで付けてしまいました。日本から来た弟も大分気分的に盛り上がっておったのはいうまでもない。という訳で8時半頃トラウトハンター集合ということだったがちょっと遅れてしまった、で、店についてみるとガイドがまだ来てない!なんか気合い入ってないなという感じでちょっとやな予感。9時を過ぎてようやくガイド氏トラさん登場。フライを選んだりで結局釣り場についてウエイダーをはいたのが10時。なんか気抜けしてる感じでございます。彼によるとランチセクションは今ものすごくタフだそうです。でも噂ではシルバークリークは今年好調らしい。オズボーンブリッジの南側にわたってハリマン州立公園の中に入り、割とすぐ右に入るとアクセスポイントに。そこで着替えて準備完了。そこから二回川をわたって反対側に行ってから岸を上流に歩きながらライズを探す。しかしあまりほかに釣っている人もいないし、それにライズもなかなか見つからない。一カ所ライズを見つけたが、しばらく観察した後やり過ごしてさらに上流に行こうとガイドがいう。こういう時私なら普通すかさずキャストしちゃうんだがまあこれがヘンリーズフォークの流儀なのかなと思い、黙ってついて行った。だってライズいつ止まっちゃうかわからないもんね。で、億万長者のプールを上流に見つつそろそろと上流に向かって歩いた。岸から10メーターぐらいのところに藻がわさわさ生えている。藻の感じはちょっとO川みたいだが、水がもっとクリアで流れがもっと複雑である。こんなところはシギースペシャルにストライクインディケーターで藻の際を浅めに流してみたいなーと思ったが、どうもガイド氏はドライオンリーで大きい魚しかキャストさせてくれない方針のようだ。
という訳でやっとある程度大きい魚を見つけたのでまず弟がキャストすることになった。で、数投めで小さいが一尾フッキング、ですぐバレてしもうた。またしばらく歩くもライズなかなかなし。ほんとにあんまりない。で次に見つけたのを今度は私の番でやってみた。ハッチはマホガニーダン(サイズ16ぐらい)が主で、極小PMD(多分サイズ24以下)が混ざり、後はサイズ14番ぐらいの羽アリもたまに見た。という訳でCDCのマホガニーダンで勝負。しかしこの時までまだ一投もしていなかったのだ。風の中をしつこくキャスティングを続け、やっとフッキング。しかしこの間はっきりフライをヒットしたのが何回もあったが、全く乗ってなかった。どうしてでしょう??でもついに小さかったがとりあえずランディング。
そのあとガイドのトラさんは弟の方について大きい魚を狙って2人でかなり粘っていたが、私の方はライズを探してちょっと彼らと距離を取る。この頃晴れていた空も雲が急にでてきてマホガニーダンのライズ真っ盛りとなる。しかし思ったほどライズは増えなかった。でもそのうち割と渋めのライズを繰り返す魚を見つけ、そこにまたしつこくキャスティング。このときはティペットは6Xになっていた。この時使ったフライは普通のハックルのマホガニーダンを模したソラックスダン、サイズ18番。曇っていたことも手伝ってかこんな安っちいフライでも食ってくれた。さっきよりちょっと大きかったけど手も多分10インチぐらい。こんな小さな魚でも結構引っ張ってくれた。さすがヘンリーズフォークの魚は元気だ。

その間弟の方は粘りに粘ったが結局その後フッキングに至らず。で最後に帰り際にラストチャンスをチェックしたがライズ全くなし。これで終了してしまったので彼はボウズと相成ってしまった。最後の写真はラストチャンスで夕暮れをバックにしたもの。
しかしヘンリーズフォークはやはり難しい!そのうち是非また来て今度はでかいやつをものにしたいものである。

Saturday, September 3, 2005

サウスフォークのボイジーリバー

オレゴンのO川と並んで、ボイジーのフライフィッシャーマンのホームグラウンドとして親しまれているのはアイダホのサウスフォークのボイジー川。これはボイジーの町中を流れる川のずっと上流で、ノースフォーク、ミドルフォーク、そしてサウスフォークと三つの主な支流がある。先週末にダムの放水量が1600cfsから600cfsに落とされ、やっとウエイディングやりやすいようになり、近所のフライショップの情報によると午後から夕方にかけてかなりいいアクションが期待できるというので、久しぶりに行ってみることにした。ここはブラウンはいなくてほとんどレインボー。ブルトラウトもいるらしいが顔を見たことはない。今日はいつもと違って土曜日の釣行。今日は最近ボイジーに来た釣りキチ日本人、Y氏と同行。この川はやはりボイジーから車で1時間半ぐらい。ついたのは午後4時ぐらいだったかな。この写真のように水草の花など咲いていて和んでしまう。
私はこれまで何回かこの川で釣ったことがあるが、一度もいい思いをしたことがなかった。が、この日は違った!はじめホッパードロッパーで行ってみた。でかい魚が跳ねていた岩の後ろにキャストすると、渋いライズでベージュ色のホッパーを割とあっさりくわえてくれた。で即フックをセット!けっこうでかそう!だがあっという間に岩の下に回り込まれてしまった。ラインにテンションをかけながら岩のすぐ隣まで行って引っ張りだそうとしたが、フッとテンションが抜ける、、あーバレちゃった。逃がした魚は大きいよ。でしつこくその辺りにキャストしてみたが、何回かでかいやつが追っかけて来たが見切られたようで最後に回れ右をされてしまう。で少し下流にキャストしてみると今度はドロッパーのビードヘッドプリンスニンフに来た。浮き代わりのホッパーが突然沈んだのであわせると結構でかいやつがかかったようで、ジャンプして魚体を見せてくれた。45cm以上はあったな。でもこれも痛恨のバレ!アーアまたかよという感じ。でそのあと釣り上がってまた激しいライズをホッパーに見るもフッキングしなかった。
で少し作戦変更。この川はカディスがたくさんいるので、オリーブ色のビードヘッドカディスラーバとストライクインディケーターでニンフィングしてみた。すぐ一尾かけたが多分これはホワイトフィシュでこれもバレ。そのあとこの38cmのレインボーをやっとランディング。サウスフォークの魚は強いのでかなりこのサイズでもかなりラインを引っ張りだされた。そのあと同じポイントで粘り、もう一尾28cmぐらいのをあげた。
写真の上流側(左)の早瀬の終わり、流芯のちょっと左側でこの二尾をゲットしました。そのあとまたさっきのホッパーであたったポイントに戻り、ドライのレネゲードを付けて誘ってみた。一発ライズしたが全くフッキングなし。でそのあと何回目かにちょっとストリップしてみたらばしゃっと食らいついたやつがいる。こいつもジャンプしたので魚体が見れた。45cmクラス。これもまたバレ!どうも大森さんのDVDを見て以来バラしグセがついたようだ(大森さん、影響力大きいですよ!)。ここで大分暗くなってきたのでサングラスから普通の眼鏡に交換するために車に戻った。するとY氏橋の近くで好調の様子。その辺りでライズが始まり、フラブのダンで40cmのやつを含むレインボー二尾あげたという。彼があげたのはレッドバンドトラウトらしい。でもすぐ暗くなってきて何も見えなくなったのであきらめて2人ともそこであがり。今日のサウスフォークは今までで最高。またこなきゃあかんな。再来週はヘンリーズフォーク周辺に行くのでまた違った釣りとなる。それもまた佳し。

Sunday, August 14, 2005

八月中旬のO川

はじめの写真はマエストロとチェックポイントで川の様子をうかがうワシ。写真を撮ってくれたのはこの日フライフィッシング初挑戦のアニシュ君。昼に入って、結論から言うとこの日は5尾ランディング。1尾目(46cmブラウン)をカディスラーバで、2尾目(46cmブラウン)をトラスティラスティパラスピナーで(ハウスオブハロップのフライ)、3と4尾目(46cmと40cmブラウン)をミッジクリップル(#20のドライ)であげた。そのあとバンクにあがって一休みしていると、かねてからボイジーに新しく日本から来た釣り気違いと噂の高いYさんに初めてお会いした。そして場所を二回移動した後最後の最後でボイリングライズの集団を発見し、表面近くに漂わせたフラッシュバックフェザントテイルを51cmのブラウンが食ってくれました(最後の花道でこれをランディング)。最後にでかいのがあがったので気を良くしてあがる踏ん切りがついたのだが、Yさんは目の前ででかいのをあげられたので踏ん切りがつかない様子(その気持ち、わかります)。そのあとも粘るというのでそこで別れました。この日はその他フッキングして外れたりティペットをきられたりすっぽ抜けたりが多数あり

この写真が1尾目だす。上にも書いたようにこれはプールの流れ込みの瀬ででかめのビーズヘッド(サイズ14ぐらい、オリーブ色)カディスラーバをストライクインディケーター(多分8フィートぐらい針の上)をつけて流したら2投目できました。この日はいつも行くポイントに昼頃はいり、散発的なライズがある中をとりあえず釣っていたが割と渋かったのでプールで釣っていたほかの面々を残して上流の瀬で釣り始めたらすぐきた。

そのあと同じところですぐあたりがあるも、ぐぐっときたが外れてしまった。ここはこのあとしばらく粘ったけどそのあとあたりなし。で少し下流の対岸で淀みになっているところで集団のライズを始めたのでそこに移動。よどみで割と渋く何かをすすっている様子なので、何を食っているかわからないがとりあえずハロップのトラスティラスティパラスピナーを6Xに付け替えて結び、ライズを目がけて投げてみた。するとこれがあったって2尾目。

これでしばらくやっていてもう一尾あげた後、何尾かフライを食うも外れたりティペット切れが何回か発生。しばらくするとこのフライも効かなくなってきた。水面をじっと観察するもいろいろ小さいのが流れてきていて何を食っているのやら。でもハッチがあるわけではない。そこで過去の経験からサイズ20のミッジクリップルをつけてみた。これがあたって今まで渋かった魚が何のためらいもなくこのフライをくわえてくれた。でこの4尾目をゲット。こいつはかなり元気なやつで、上がってきたらフライのフックが少し伸ばされていて、ハックルもはずれて使い物にならず。

もうひとつしかなかったこのフライを付け替え、反しをラジオペンチでつぶそうとしたら針先がポッキリ折れてしもうた!仕方がないのでバンクに上がって休憩。みんなも上がってきたのでちょっと他行ってみようと言う事になった。でそこでYさん登場。やあ始めましてという感じでそこから合流してもらった。その後上流のポイントに移動するも魚の活性低し。しばらくやってあきらめ、ずっと下流に移動することに。この下流のポイント、去年は夕暮れ時に非常によかったが、今年はいまいち。とりあえずそこらで入ってライズを発見するも非常にキャストが難しいところでライズしていた。しばらくトライしたがほとんど不可能と見てあきらめ、川の中を下流に歩きながらライズを探す。ずっと下流の瀬+カーブの辺りまで来てそこでしばらく観察。このとき太陽はもうすぐ山の頂に沈むころ。そのカーブの内側でボイリングライズの集団が現れた。どうも表面上ではなく表面下5cmぐらいのところで何かを食べている様子(背びれや尾びれが見えるが口は見えない)。で、フェザントテイルを結びリーダーにフロータントを針の上5cmぐらいからライン側につけ、フライを表面のすぐ下を漂わせるように何回かドリフトさせると案の定ぐぐっと来たのであわせると、この日最大のの20インチ(50cm強)!もう少し暗くなりかけたのでフラッシュを使い、色が少しつぶれた写真になってしまった。というわけで今日も大満足で家路についたのであった。

Thursday, August 11, 2005

ミドルフォークのボイジーリバー

いやもう木曜日になってしまった。先週末の釣行記を書かねば。この前の日曜日は朝6時に起きてマエストロとミドルフォークのボイジーリバーに行ってきました。去年は土砂崩れで道が閉鎖されたりで行かなかったけど、一昨年の夏は一度一人で訪れたことがある。とにかくやたら長い間砂利道を走って行った記憶があったが、今年は車が変わってアウトバックだから大分楽。ここは夏にきてウェットウエイディングするとこ。水はそんなに冷たくないし、気温は暑いので濡れてちょうど気持ちいい感じ。下流から川沿いの道を走り、貯水池が川になって少ししたところで試し釣り。こんなバッタがそこら中を飛び回っていた。

バッタのパターンを投げれば来るのはわかっていたが、あえてこれを使わずアトラクターやローヤルウルフを早瀬に流すと割と簡単に魚が出た。


Friday, August 5, 2005

グレイシャー国立公園

初めてのモンタナで、友達の結婚式、バックパッキング、それにもちろんフライフィッシングと割と忙しい六日間(先週の木曜日から今週の火曜日まで)となった。写真は公園の東側のメニーレイクキャンプ場の近くのスウィフトカレントクリークの滝の写真。スフィフトカレントレイクのすぐ下で急な岩盤を流れ落ち、このような滝となっていた。この公園はカナダとの国境に接しており、カナダ側にはアメリカ側の公園の5分の一ほどの面積のウオータートンレイク国立公園がくっついている。これらの公園はやたら広い。アメリカ側にあるメインとなる車の通れる舗装路は真ん中を東西に走るGoing to the Sun Roadのみと言ってよいくらい。あとはハイキングやバックパッキン用のトレイルがそこら中にいっぱいある。野生動物も豊富で、オオカミ、熊(ブラックベアー、グリズリー)マウンテンゴート、バッファローその他多数。この舗装路のハイライトはLogan Passという公園のど真ん中にある、日本風に言えばローガン峠というところ。鋭く切り立った頂上や、珍しい高山植物が多く見られる地域でここは絶対におすすめ。この公園は氷河時代に一面氷河に覆われていた山で、切り立った山の頂やU字型の谷と言った典型的な氷河による地形の形成の特徴が見られる。ちなみに私は日本で学部生時代に北海道大学で氷河の氷を研究する講座に所属していたこともある。この公園には今もまだ小さいながら多数の氷河のパッチがあちらこちらにある。今度行ったときにはそれらのうちの一つにぜひ近づきたいと考えている。

さてこの国立公園の西のボーダーは、ノースフォークとミドルフォークのフラットヘッドリバーだがこの両方ともフライフィッシングストリームだと聞き、当然両方を釣る機会を作った。で初めはミドルフォークから行ってみた。この川は河川敷がとても広く、サイドチャンネルに分かれているところが多々あった。水は超クリアー。でもウエイディングするとなると、幅が広いのでポイントからポイントまでの移動距離が結構あり、割と疲れた。で魚のいそうなところでちゃんと魚が出るのだが、小さい魚が多い。多分こういう川はオーモリさんが言ってたようにドリフトボートで下ると大分楽なんだろうね。で釣果はと言えばドライでウエストスロープカットスロートと、写真の魚(これブルトラウトだよね??ブルックかな?)ともに小さいやつ。それと、25センチぐらいのホワイトフィッシュをニンフで何匹もあげた。

その後バックパッキングへ行って帰ってきた日の午後、今度はノースフォークへ。今回はウエストスロープカットスロートを3尾あげたがやはり皆小さかった。写真の魚はこの日一番大きかったやつ(でも小さいね)。川の感じはミドルフォークと一緒。

と初めてのモンタナでのフライフィッシングをすることができたが、大きいのは今回は出なかった。

Tuesday, July 26, 2005

モンタナに行くぜ

先週金曜日の朝から今週月曜日の早朝まで、シアトルと友達夫婦のところにいつものようにお世話になり、仕事関係のシンボジウムを交えてあとはいつものようにレストラン巡りをした。どういう訳か、いつもシアトルに行くとチャイニーズレストランに行く比重が非常に大きくなってしまう。もちろんジャパニーズにもいくけど(「まねき」に行くことが多い)、圧倒的にチャイナタウンのチャイニーズというパターンが多い。どうしてでしょう?という訳で先週末は釣りに行けなかったのです。たまにはこういう週末もあるわな。

で、今週末はというと、モンタナです!でも友達の結婚式にいくので、それ以外のことがどうなるか今のところ不明。それにかみさんも一緒なのであまり釣り一筋という訳にもいかない。モンタナ州の北西部にあるグレイシャー国立公園にて式を挙げる釣り友達マイクと新婦タミー。多分前半はこれがらみで時間が過ぎて、間を見て釣りする感じになるであろう。でもモンタナにいくのは初めてなので、ちょっと期待してます。でも今回は6日間の日程で多分丸2日は車の運転になるだろうし、その他三日は結婚式自体とそこに集まったのグループとの付き合いで終わると見ているので、正味一日釣りができれば上々であろう。

初めてのモンタナ行きに胸ときめく!?今日この頃。

Wednesday, July 20, 2005

最近思うこと

昨日の晩にボーダーズ(大きい本屋)をぶらぶらしていて(こういうの好きです)、アイダホのフライフィッシングに関する本があったけど、あまり読みたいという気ににならなかった。なんでかというと、本を読むより実際にいって釣りした方がいいもんね!アイダホにはフライフィッシングにいい川が腐るほどあるしいつでもいけるから本を読んで想像の世界に浸るより現実がすぐ実現してしまうのでそうしまった方がいいわけだ。

で、アイダホに引っ越す前、ミシガン州のアナーバーに住んでいたときのことを思い出してみると、確かもっと本を読んで想像に浸っていた時間の方が、実際釣りしている時間よりずっと長かったように覚えている。こういうのも楽しいけど、やっぱり現実に経験するのが一番だよね。アナーバーからまともなフライフィッシングができる川まで車で片道3時間ぐらいかかったので、そんなに頻繁にはいけなかった。で、今のような感じにアイダホに引っ越してすぐなったかと言うとそうではなくて、やはり二年ちょっと前に引っ越してすぐのときは雑誌やローカルのポイント案内等を読んでわくわくしていた記憶がある。それが引っ越し以来ほとんど毎週のようにフライフィッシングを続けてきて、徐々に本を読んで想像する方から、実際にどんどんやってしまえる状況と環境を利用してそういう方に頭がいくようになってきたということだろうと自己分析してみた。

Monday, July 18, 2005

書き込み

ところで読者の皆さんコメントをご自由に書き込んでください。今のところ書き込みたった一つと少し寂しい感じ(オーモリさん、カキコありがとう)。トピックごとの終わりにある緑色の"comments"をクリックすると書き込みの画面になります。書き込みされたものは他の人も読めます。よろしくね。

Sunday, July 17, 2005

17日(日)のオワヒ


今日は新車のMaiden Voyage。向こうに見えるゴールドのやつが今まで釣りに使っていたくるま。今度はワゴンで4駆だし、グラウンドクリアランスも8インチ(20センチ強)以上あるのでオワヒのえぐれたダートロードも平気なはず。今日は釣り+新車のオワヒテストドライブとなった。今日は昼過ぎにお客さんが来る予定なので、朝早く起きて昼頃にあがるという予定でマエストロとおちあい、オワヒに向かう。着いたのは午前8時半ぐらいだったか。昨日までの暑さが嘘のよう。今日は割とすがすがしい。それに日曜日だというのにあまり釣り人がいない!これは珍しいじゃありませんか。という訳で、いつも行くポイントに難なく入ることができた。
道路から魚がライズしているのが見える。この日はピーカンだったので普通あまり魚はライズしてこないはずだが、どういう訳か今日は平気でライズしている。しかしポイントに着いて用を足したくなり、マエストロと彼の釣り道具を車からおろして私, 回り道、彼、釣り開始。で帰ってくるとさすがマエストロ、ちょうど1尾目をかけたところ。でこちらが用意をしているうちに計3尾ランディング。全て16から19インチクラス。用意をしながらどのフライを使っているかとかどういうテクニックを使っているかことごとく聞き出し、こちらははじめからその手で行く。

写真右、私の一尾目。16インチ(40cm強、オワヒの平均サイズ)ブラウン。フライはシギースペシャル。ストライクインディケータをフライの上40cmに付けて藻のすぐ脇をドリフトさせたらきた。このポイントは流れが緩くなっている幅広いプールで、プールの長さは約2〜300mある。この真ん中辺にもが生えたところがあり、ここでライズしているグループあり。それとは別に、もっとこちらの岸よりの浅いところで別のグループがライズしている。という訳で今度は岸よりのグループを狙う。

ここはドライで狙い、フライはアダムスっぽい蚊のイミテーションを使った。フライのサイズは多分20。でしばらくしつこくアップストリームのキャストを続けた後、写真右の19インチ(48cm強)のブラウンをゲット。なかなか渋いライズではっきりテイクがわからなかったが、あげてみたら乗ってたってやつでした。

この間マエストロは順調に数を伸ばし、多分トータルで十数尾釣ったに違いない。しかしその多くは、私のオリジナルフライ、シギースペシャルにてとっている。で、もうそろそろ帰る時間だが、後1尾釣ったら帰るぞと宣言してマエストロのいる対岸側にディープウエイディングでわたる。そして最期はまた私もシギースペシャルにフライを付け替え、下流に歩きながら対岸側に向けてキャストを続けること数回、その都度ドリフトさせていたが、あるとき最期が少しスイング気味になったときにテイク、即軽い合わせでフィシュオン!
この3尾目が最期の写真。15インチ(約38cm)のきれいなブラウンでした。

という訳で今日の釣りは午前中だけだったけど十分満足。新車(スバルアウトバック2005年2.5iモデル)はオワヒで本領発揮!こういうところにいくにはまさに理想的な車。燃費も4駆の割にかなりいい(27〜28mile/gallon)!これからもアイダホでの釣りや温泉巡り、またキャンプ等へ行くのに活躍することが期待される。7月終わりのモンタナへのバケーションに向けて、いい買い物をしたという感じ。

Sunday, July 10, 2005

サンバレー


インローズ(嫁さんの両親)はもうすぐミシガンに帰るらしいので、それではということでこの週末はサンバレーに行くこととなった。以前Warm Springs Creekのとってもきれいな景色の写真を見たことがあったので、そこかBig Wood Riverで釣りするプラン。土曜日に早速ケッチャムにあるSilver Creek Outfittersへ行って情報とフライを仕入れる。そこで去年弟とシルバークリークにいった際にガイドを頼んだピートと偶然再会。彼によるとBig Wood Riverは最近グリーンドレイクのハッチが朝10時半ぐらいから午後2時ぐらいの間にあるという。この虫は見たことないが、フライはかなりでかい。サイ ズ12から10ぐらい。ピートはBig Woodを強く進めるのでそっちにいくことにする。日曜日はリゾートをチェックアウトしてからケリーとシンディーをハイキングトレールの入り口でドロップ してジェリーと私はBig Woodへ。

写真はグリーンドレイクのイミテーション。はじめはパラシュートアダムスのサイズ12から始め て、食いが渋かったらこういうのにスイッチしろとピートは言っていたのでそういう作戦で行ってみた。巻き返し等のスラックウオーターを狙うとよいとのこ と。入ってすぐの橋の下にいい巻き返しがあるじゃございませんか。そこへパラシュートアダムスをドリフトさせてみる。割とすぐヒットするがフライがセット しない。最期に沈ませて少しストリップもしてみたが、何回かコツコツ程度でばっちり食ってくれません。でも10回ぐらい投げた後に表面にがばっと出てくる ヒットあり!フィシュオン!手応えは中くらいのサイズ。そこでちょうどジェリーも川におりてきた。

あがってきたのは12インチ半(約 32cm)のきれいなワイルドレッドバンドトラウト(ニジマスの一種で赤い色が濃い)!レッドバンドを釣ったのは始めてだったが、残念ながらケリーがカメ ラ持ってっちゃった。ナノで写真なし。ザンネン。ますますペンタクスの防水デジカメ欲しくなってきた。その後3時間ぐらい釣り、いろいろ移動してヒットも あるが何回かフックし損ねた。その後あと2尾(11インチと6インチ、普通のニジマス)とってそれで終了。途中川に沈んだ大木のすぐ後ろや、岸から張り出 した枝のすぐしたに潜むいい型の魚を4〜5尾確認するも、キャスティングできるところでなく、何回かトライした後あきらめざるを得ず。

ジェリーは小さい魚ながら4尾釣ったらしい。ジェリーのフライでの初キャッチはアイダホBig Woodでのレインボーとなった。サンバレーは涼しくて気持ちよかった。ボイジーは今一年で一番暑い時期なのでみんなマコールやサンバレーに避暑にいくのもわかるね。

Saturday, July 9, 2005

ジェリーとまたオワヒに行く

ジェリーの水曜日の雪辱を晴らすべく、金曜日はさらに早く出て午後5時半にオワヒの同じポイントに到着。この前より2時間早く来たがライズ皆無。しばらく少し上流でニンフするもあたりなし。その間10分に一回ぐらいランダムなライズ。これが全然駄目なので、水曜日によかったポイントに入る。しばらくしてまたもこもこライズが始まる。ここでスピーナーとかハロップのCDCシナモンアントとか試すが全く見向きもせず。フェザントテールやキャリベタスニンフを表面近くに流すがこれも全く反応なし!?参ったな、坊主かよと思って焦り始める。流れてくる水の中には真っ黒なメイフライニンフのようなもの(多分サイズ14か16ぐらい)がいっぱい流れてます。ほんと黒い色。多分魚はこれを水面下2〜3cmのところで食べてるんだなーと思いつつ、そこにニンフ系をいろいろ流すが食べてくれマシェーン!近くにいたドライフライのプロ3人組もかなり苦戦している模様。少し暗くなりつつあるのでもうここは見切りを付けて下流へ。しかし目の前でこのように魚がもこもこライズしているとなかなか釣れなくても踏ん切りが着かないが状況を打開するため下流へ。ジェリーの方も全くあたりなし。

いつも(去年の話)夏の夕方ライズがある下流のポイントに入るもまたライズ皆無!今日は全くついてない。ライズを探しながら川の中を下流に歩く。かなり暗くなってきてからいつもはライズのない浅い瀬でライズが始まりました!!これはどうもかディスピューパを追っかけているようなスプラッシーライズだったのでスパールクカディスピューパを結んでライズの中を流しつつストリップすると1発目でぐぐっときた、がバレた?んん、フライとられてしまった。ここで同じフライをつければ多分釣れたが、もう暗くてティペットが見えないのでギブアップ。ジェリーもこの間全くあたりなしで、ますますフラストレーションがたまってしもうたのであった。まあこういうひもたまにはある。でもオワヒでこうなる確率はかなり低い。

Wednesday, July 6, 2005

夏の夜のオワヒ


前日ミシガンから訪れている義理の父、ジェリーがフライフィッシング用品を一式買いそろえたので、今日は仕事を早めに終えてまた夏の夜のオワヒ参りとなった。しかしうちから川にいく方向は夕方でラッシュアワー。おまけに反対方向の高速道路で事故があったためこちらの車線ものろのろ見物の影響で川に着くまで長時間がかかってしまった。とは言っても釣り始めたのは午後7時半ぐらい。いつも一番よくいくトンネル上のポイントに入る。ここは流れが緩く、ウエイディングしやすいのでジェリーのような初心者にぴったり。

道路から川を見る。所々でライズあれどあまり連続的に同じところでおこるという訳ではない。同じところでライズする魚を見つけ、ジェリーのティペット(5X)にラスティーパラスピナーを結び、やや上流にキャストするように言うが後ろのブッシュに引っ掛けるやら水面をラインでたたくやらでトラブル続き。でジェリーはほっぽいてとりあえずワシが1尾あげたるでという訳で自分のことにしばし専念。で上流に20メーターぐらい歩いてライズ発見。これを写真左のドライでとった(15インチ、38cmブラウン)。でプールの下流側のコーナーでもこもこライズの集団を発見し、そこに移動。ふたたび同じフライを数回流すもヒットせず。でこれが沈んでピックアップする前に少しストリプしたらあたり!これがなんと21インチ(53cm強)のブラウンでこれが珍しく何回もジャンプした。

次は写真真ん中のラーバっぽいビードヘッドを試してみる。はじめストライクインディケーターを針の上1フィート(30cm)ぐらいにつけて流すもだめだったので、蛍光オレンジ色のインディケーター(オービスのストライクパティを愛用。ルーンのはすぐ取れちゃうのでだめ)を外してスイングから最期ゆっくりストリップする戦法にスイッチ。これでまた16インチ(40cm強)のブラウンをあげる。これでしばらくやるも何も無しだったので、ハウスオブハロップのキャリベタスニンフ(写真右)をためした。これがまたあたり、14インチ(36cm弱)のブラウンをランディング。

そこでジェリーのお世話を開始。彼はセージの新シリーズ、ローンチの6番9フィート4本継を今日使い初め。でもキャスティングがまだめちゃめちゃで振るたびにラインがぱちぱちスナップしている。ジェリーはテニスコーチも副業でやっているのでサーブのようにスナップを利かせる癖がついているようである。それじゃティペット切れちゃうよと警告するもなかなか直らず。自分が最後魚をあげた写真右のニンフをつけたままの私の竿を手渡し、こっちはジェリーの買った新製品のテスト。このセージのローンチシリーズ、一番安いモデルだが値段の割りになかなかいい感じである。もっと高いXPシリーズに感じが似てました。でジェリーもやっと1尾かけるがキャスティングのスナップがたたって、ティペット切れで逃してしまった。5Xだからそんなに簡単に切れるわけではないのだが、ぱちぱちキャスティングがたたってしまいました。残念。また金曜の晩に再挑戦です。今度は魚の写真も撮らなくては。

Sunday, July 3, 2005

マスター•ウィル

見よこの32インチ、メスのシヌックサーモンを!ウィルはさすがである。サーモンやスティールヘッド系の釣りにはめっぽう強いやつ。今年初めて見たアイダホのシヌック。普通のトラウトフライフィッシングならウィルに対抗できるが、この手の釣りではマスターにはかなわない。マスターというよりマエストロと呼んだ方がいいかもしれない!

Friday, July 1, 2005

夏になってきました

ああ夏だななんて思っているとすぐ秋になっちゃうんだよね。今のうちにうんと夏のことやっとかないとね。もう7月4日も目前だから本当に夏本番だ。バーベキューもやりたいし。今年から鮭釣りも夏にやらなくてはいけないことのひとつになってきた。水曜日の夕方に仕事が終わってからケリー、スーザンと三匹の犬を連れてオワヒ参りしました。去年夕方にライズが激しいポイントに入ったが、この日つり始めたのが夜8時ぐらいでライズ皆無。

ケリーは犬とお散歩。スーザンは石拾いに精を出しているようなので放っといてこちらはさあ釣りです。もう夏なのでオワヒは夕方が気持ちいい。

でニンフのスイング等をしてみると一回ぐぐっと来たがハリ取られました。このフライは私のオリジナルでゼブラミッジの変形。友達はこれシギースペシャルと呼んでます。これは釣れないときにほとんど必ずといっていいほど最低1尾は確保してくれます。んでこれやりながら川の中を下流に歩きながらライズを探す。そうするうちに日も沈み薄暗くなりつつあるがここで以前ライズのあったところに到着して案の定ライズを発見!サイズ18のハイビズPMDパラダンを流すがティペット短すぎでドラッグしまくってます。これじゃ食わないよな。で6Xのティペットを1メートルぐらい継ぎ足して再トライ。何投か目にうまくキャストが決まり、10センチぐらいドリフトした後にパクリ、でゲット!きれいな16インチ(40.6センチ)のブラウンでした(これオワヒの平均サイズ)。

そこでライズも激しくなってきたのでもう1尾と欲を出したが、暗くなってきてフライも見えなくなり、ティペットも絡んできてまあ今日はこれでいいやという感じであがりました。このあたり、夏は日没が9時半ぐらいなので、あがってうちに向かって走り出したのが夜10時過ぎだったけどまだ結構明るかった。夏のつりは帰りがすぐ遅くなっちゃうんだよね。で家に着いたのがもう夜11時40分ぐらい。

今度の週末は3連休で日曜日は鮭に再挑戦。アイダホフィシュアンドゲームのウェブレポートによると、だいぶ魚の数も増えてきているみたい(とはいっても1尾のキャッチあたり釣り人は平均40時間釣りしているのでそう簡単ではない)。アイダホでの初サーモンキャッチなるか!?乞うご期待。

Monday, June 27, 2005

アイダホの鮭

海沿いのオレゴン州やワシントン州は東西にだいぶ長いので、アイダホの山の中までの海からの距離は相当なもの。このアイダホの山の中の川まで鮭が昇ってくると聞き、これは一度見に行かなくてはと先週末サーモンパーミット(鮭釣りの許可証)を買ってサウスフォークのサーモンリバーに鮭釣りに行ってきた。うち(ボイジー)から車で片道二時間強の北上の道のり。鮭といってもいろいろな種類がいるので遡上の時期はそれぞれ違うらしい。それに同じ種類の鮭でも川の長さによってそこまで到着する時期もまた変わってくる。現在アイダホ州で釣っていいのはシヌックサーモン(キングサーモンの別名)だけ。それが今サウスフォークのサーモンリバーに昇ってこようとしている訳だ。
今アイダホで鮭釣りが許可されている川は限られている。オープン期間も1か月以下ぐらいのことが多いらしい。この川は先週オープンしてまだ鮭の遡上が本格化していないようなのであまり期待できないなと思いつつ、釣り友達のダグとヒッピーに誘われるままに行ってみることにした。入ったポイントで川幅は10〜15mぐらい、そんなに深くもなくウェイディングするのもそんなに大変ではない。アイダホフィシュアンドゲイムの速報ウエブサイトによると先週の釣果はほとんどゼロ。案の定土日の二日間で目撃した鮭はたったの1尾でグループ全員が坊主を食った。
でもはるばる海からこんな山の中まで昇ってくるとは。日本の川の長さとは比べ物にならないぐらい長い距離を昇ってきて、やっとたどり着いたふるさとの川。一尾見れただけでもなかなか感動ものだった。来週末はもっと魚がいるだろうが、ケリーの両親がはるばるミシガンから車を運転して来るので釣りには行けなさそう。でも鮭を見に行こうとかなんとかいって連れ出せば魚を見に行けるかも。なんか鮭の遡上を見るだけでもいいかななんて思い始めている。